元SMAPの木村拓哉(47)が、5月2日発売の生活情報誌『ESSE』(扶桑社)に登場し、自身の趣味であるサーフィンについて語っている。
サーファーから反発の声
「木村は、天狗になりかけていときに、友人から海に誘ってもらい、サーフィンと出会ったそうです。“海では肩書きなんてまったく関係なくて、うつくしい海しぶきをあげて波に乗っている人がいちばんカッコイイんです”とサーフィンの魅力を語っています。よほど、大きな出会いだったのか、“それまでの価値観を、ひっくり返されたような気がしましたね”とのコメントしています」(女性誌記者)
妻の工藤静香(50)も、木村とともにサーフィンを楽しむという。
「木村のサーフィン好きも一般にかなり浸透していますが、工藤もなかなかのサーフィン好きです。2人が仲良くなったのもサーフィンを通じて、という話もあります。何度も週刊誌などで夫婦そろってサーフィンを楽しむ姿が撮影されていますよね」(ワイドショー関係者)
木村は4月22日、中国のSNS・Weibo(微博)に「Even if there’s good waves right now,let’s stay home!!(今は良い波があったとしても、家にいましょう)」と投稿した。
「コロナ禍で“ステイホーム”が強く言われる中、神奈川県の湘南の海には多くのサーファーが訪れ、問題視されていました。だから、SNSなどではサーフィン好きで知名度の高い木村にサーフィン自粛の注意喚起をしてほしいという声もありました。木村も、こうした声を見て、SNSで自粛を呼びかけたのでしょう。
しかし、蓋を開けてみると、“木村は誰に向けてメッセージ発信してるの?”とツッコミや“キムタクの呼びかけがサーファーに効果あるのか?”といったコメントが寄せられてしまいました」(WEB編集者)
過去の行いで説得力なし?
工藤も4月26日、インスタグラムのストーリーズ機能で「海に向かうのはやめて下さい。現地の方々迷惑しています」と動画で呼びかけたのだが……。
「工藤の投稿にも“サーフィン自粛しろとかほんまにどこまで女王様きどり”など批判的なコメントが寄せられてしまいました。湘南だけでなく海岸沿いの行楽地で、サーファーや潮干狩り客などの来訪が続き、問題視されていましたし、木村と工藤のメッセージそのものはまったくの正論。
ただ、工藤は24時間で投稿が消えるストーリーズ機能、木村も日本向けのメッセージなのに、中国のSNSで呼びかけるなど、発信方法が中途半端だったと言えるのかもしれません。その辺のツッコミもありましたね」(前出のWEB編集者)
また、木村と工藤は、今回の呼びかけで過去の話も掘り返されてしまったという。
「ネットには“サーフィンといえば、キムタクの立ちションを思いだす!”とのコメントもありましたね。2000年5月の『FRIDAY』(講談社)が、木村と工藤が種子島を訪れたときの写真をスクープ。2人がウミガメの産卵のため車両乗り入れ禁止となっている砂浜に車を入れ、さらにそこで木村が立ちションするという衝撃的な写真が掲載されました。
マリンスポーツをする人にとっては言語道断の行為ですから、覚えている人も少なくないようです。さらに木村は、湘南で地元のサーファーたちに、あいさつなしで偉そうに振る舞っていたため、嫌われて出禁になった、との話も以前からあります。
工藤は、久しぶりにサーフィンをしたとの投稿で、“もうサーファーとは言えないな。チョイファーな私”とコメントしています。2人には過去の“悪行”があり、工藤は自分で言うようにサーファーとも言い切れない立場。それなのに、サーファーを代表しているかのような顔をして呼びかけていると見えてしまったことが、反発をくらった理由でしょうね」(前同)
伝え方も大事ということか。ただ、キムタク工藤夫婦の言葉は間違ってはいない。