「どうやら『バイキング』の終了が決まったみたいですよ。9月末までだそうです。坂上忍さんのパワハラがどんどんひどくなっていますから、しかたがないかもしれませんね……」(フジテレビ関係者)
『笑っていいとも!』の後継番組として'14年からフジテレビの昼を飾る『バイキング』。数年前から坂上のワンマンぶりが週刊誌などで記事にされてきたが、このところ傍若無人な態度に拍車がかかっているというのだ。
「リハーサルでやったことが、坂上さんのひと言で引っくり返される。せっかく用意した映像を“いらない”と×をつけて使わないことも。共演している榎並大二郎アナもいつもビクビクしていますよ。ADのカンペのタイミングが遅いだけで不機嫌になり、チーフディレクターを説教。現場は常にピリピリしています」(同・フジテレビ関係者)
番組に出演経験のある芸能人も、坂上の行為を指摘する。
「小籔千豊さんはインターネット番組で“(自分の発言に)坂上さんが明らかに嫌な顔をしているときがある。心が折れるときがある”と番組卒業後に話していました。ブラックマヨネーズの吉田敬さんは“この番組でも、パワハラみたいな感じで進んでいくことがあるじゃないですか”と生放送中に発言し、坂上さんを慌てさせていましたね」
ストレスが原因で2名が休職
悪影響は、制作チームにも及んでいる。
「2名のスタッフが体調不良で休職しており、パワハラによるストレスが原因ともいわれています。このことを会社もかなり重く見たようです」(前出・フジテレビ関係者)
フジテレビに問い合わせたところ、
「ご指摘のような事実はございません」
という返答。パワハラの真相を確かめるため、6月初旬の早朝、自宅近くで愛犬と散歩中の坂上を直撃した。
坂上に“パワハラ”を直撃
─『バイキング』が9月で終了するそうですね。
「聞いてないなぁ。普通なら半年とか1年前に話があるものでしょ。もうそんなに時間ないのに、まだ(自分に)話がないってことは違うんじゃないですか」
パワハラが理由で終了するのではないかと聞くと、
「そういうふうにつなげる?」
と納得がいかない様子。制作スタッフへの強い叱責についても聞いてみた。
「生放送ですから、そりゃ間違えたりすれば注意くらいはします。でも叱責なんてことはしませんよ。意見がぶつかることもあるけど、そういうふうに(強く)言ったことはないですね。制作サイドの上と下でやりあってたことはあった、と聞いたことがあるけど」
自分が原因ではなく、もともとスタッフ間に衝突があったという主張だ。
─上層部もパワハラの事実を知っているようですが?
「何にせよ、数年前の記事と今回あなたが聞いてきたこと(坂上のパワハラが理由で番組が終了)を結びつけるのは、無理筋だと思いますよ」
強気に反論し、“まだ犬の散歩が残っているので”と去っていった。飼い犬に接する態度を見る限りでは、パワハラとは無縁なジェントルマンに見えたのだが……。