元『NEWS』の手越祐也(32)。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言中、日本中が外出自粛をする中で、女性を伴って飲食していたことが週刊誌に報じられた。
「所属タレントのために、自宅に食事や日常用品などを届ける“ジャニーズウーバー”制度を設けてタレントを支援していた事務所としては、手越の身勝手さに顔に泥を塗られた形。それ以前の勝手な行動や、手越の人脈の危うさなどは所属事務所の耳にも入っていましたからね」
とテレビ局スタッフ。
ジャニーズ事務所は所属のグループが参加した、期間限定のチャリティーユニット『Twenty★Twenty(通称トニトニ)』から手越を外すとホームページで異例の対応を見せた。さらに立て続けに女性との飲食が報じられ、今度は容赦なく「芸能活動を自粛させる」と発表。
ジャニーズ退所後の仕事
あれからひと月も経たないうちに発表された、今回の退所。
急展開に、『KAT-TUN』の中丸雄一(36)も、21日放送の日本テレビ系『シューイチ』で、退所のタイミングが悪いこと、事務所と手越がもめたことが推察できること、唐突感が否めないこと、を指摘した。
「中丸の指摘からも明らかですが、事務所と手越は、弁護士を立てなければ話せないほど険悪な状態になっていた。実は手越には、緊急事態宣言が終わったら自分の自粛も終わると思っていたフシがある。事務所サイドはそんな甘く見ていなかった。運よく、手越と飲食していた人が新型コロナウイルスには感染してはいませんが、感染させる可能性があることをやったことがいけない。それが本人には、どうしてもわからなかったようですね」(スポーツ紙芸能担当記者)
元SMAPの中居正広(47)が今春、ジャニーズを退所した際には、それまでレギュラー出演していたテレビ番組は、すべて継続のまま、だった。
「円満退所による蜜でした。円満じゃなければ、そうはならない。それは一般社会でも同じでしょう。会社ともめて辞めた社員に、それまでその社員が開発したり企画した仕事を持ち去らせることはしない。ジャニーズに手越は何も与えない。そればかりか今後、手越がテレビやラジオに戻ってこられる可能性はほとんどない、と考えたほうがいい。手越は、退所に関して緩まっていたジャニーズの時間を撒き戻してしまったのです」(前出・スポーツ紙芸能担当記者)
一部スポーツ紙は、手越がユーチューバーとして生きる、実業家としてビジネスを展開すると報じている。
「テレビ・ラジオを失えば、それしかないのが今です。元SMAPやタレントのようにイメージがよければCM出演が続きますが、手越にはそれがない。これまではジャニーズの傘に守られて割とやんちゃにやってくることができましたが、それもない。手越にとっては、自粛以上の試練がこれから始まるということです」(ワイドショーデスク)
今夜(23日)、手越はメディアを集め会見を開くといわれている。そこでどんなことが明かされるのか。世間の耳目が集まる。
〈取材・文/薮入うらら〉