「撮影はとにかく緊張しました。ジュノンボーイのときと比べてですか? 言いにくいのですが、断然、朝ドラです(笑)。
コンテストのときは、わりと緊張よりも楽しさのほうが勝っていたんです。でも、『エール』は決まったときからずっと緊張とプレッシャーがあって。撮影前日にセットを見学したり、みなさんの演技を拝見したのですが、“大丈夫か、自分”って一瞬、思考が停止しました(笑)」
そう語るのは、’18年に『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でフォトジェニック賞&明色美顔ボーイ賞をW受賞した坪根悠仁。甘いマスクでこれからの活躍が期待される彼が、連続テレビ小説『エール』で俳優デビューする。
窪田正孝と“ジュノンボーイ”トーク
演じるのは、今週登場する『帝都ラジオ』の会長を父に持つ青年・寅田熊次郎。主人公の裕一(窪田正孝)が所属する『コロンブスレコード』の新人歌手オーディションに参加する。同じく応募してきた久志(山崎育三郎)らとひとつの合格枠をめぐり火花を散らすライバルだ。
「歌うのは昔から好きで、中学時代はバンドをやったり、高校では軽音部でギターを弾いて歌っていました。ただ今回、『東京ラプソディ』という曲を歌わせていただいたんですが、すごく難しかったです。
昔の曲自体、あまり聴いたことなかったですし、リズムや歌い方とかがいまの曲とは違うんです。なので、楽譜をいただいてから1か月くらい、ほかの音楽は一切聴かずひたすら練習しました。まだ完成した映像は見ていないので、オンエアが今からドキドキです(笑)」
現場ではこんなエピソードも。
「初めての現場で緊張していたら、窪田さんが“役、合ってるね”って声をかけてくださって。そのひと言で緊張がほぐれました。あと、窪田さんもジュノンボーイを受けられたことがあるそうで、その話題で盛り上がりました。ただ、あまりみなさんとお話しできていないのが後悔というか。次は、頑張って話しかけたいと思います」
「幅広い役に挑戦したい」
初めての撮影を終え、「演技の楽しさとともに、難しさも痛感しました」と語る坪根。今後は、どんな役に挑戦したいのか?
「身体の線が細いので、体調管理も兼ねて最近、筋トレをするようになったんです。なので、アクション系もやってみたいですし、恋愛ものや時代劇も挑戦してみたいです。
とにかく、いまは映画や本を読んだりといろいろなものを吸収して、勉強している段階なので、ジャンルは問わず幅広い役を演じてみたいんです。
せっかく『エール』でデビューさせていただけたので、“坪根悠仁”をみなさんに知ってもらう年にしたいなと思います!」
坪根悠仁のホンネに迫る!
■質問(1)好きな女性のタイプは?
「家庭的な女性は素敵だなって感じます。家事や料理がしっかりできる人。結婚したらですか? まだ考えたことはないですけど、相手にはずっと家にいるというより、働いたりして人とのつながりを持っていてもらいたいです。そのほうが、2人の関係がうまくいくんじゃないかなって思います」
■質問(2)実は“料理男子”なんです!
「小さいころから、親が遅く帰ってくるときは、自分で料理を作って食べていたんです。なので、いまでもよく自炊しています。
いつも目分量なんですが、おうち時間中に初めてレシピどおりにガパオライスを作りました。これがすごく美味しくできて。いつかは番組で料理男子枠も狙えたらと思います(笑)」