「'18年8月、小室圭さんがアメリカ留学に旅立ってからというもの、母親の佳代さんは姿をほとんど見せず、自宅に引きこもっていました。
その間に、以前勤めていた都内にある洋菓子店『マッターホーン』を退職したそうですが、実は今年4月ごろ、こっそりと“再就職した”と聞いています。眞子さまと圭さんの結婚問題の鍵を握る“金銭トラブル”解決のため、ついに動き始めたと囁(ささや)かれているんです」(宮内庁関係者)
'18年2月に宮内庁から発表された、眞子さまと小室圭さんの婚約延期。
前代未聞の出来事からすでに2年半が経過しているものの、今後の見通しは不透明なまま。そんな中“結婚問題のキーマン”がついに動き出したウラには、いったいどんな思惑があるのだろうか──。
「秋篠宮家は、悠仁さまを除いた4人が毎週、新型コロナに関しての専門家や医療関係者、その他団体からのご説明をオンラインで受ける日々を送られています。
眞子さまも先日、総裁職を務められている『日本工芸会』と『日本テニス協会』の関係者から、コロナによる影響について、単独でご説明を受けられました。
客員研究員という非正規雇用でお勤めになっている博物館『インターメディアテク』は、しばらく在宅ワークでしたが近々職場での仕事に切り替わる予定とのことです」(秋篠宮家関係者)
一方の小室さんは、留学中のニューヨーク州にあるフォーダム大学ロースクールが夏休みに突入している。
「コロナが蔓延しているニューヨーク州ですが、小室さんが在学中のロースクールでも感染者が出たこともあり、すべての授業がオンラインに。学生寮も封鎖されたので、おそらく現地に住む知人などを頼っているのでしょう。
5月いっぱいで、留学2年目の授業が修了し、9月ごろに始まる3年目のシーズンまで夏休みに入っています」(皇室ジャーナリスト)
変わらず勉強にいそしんでいます
現在の小室さんの様子や、最近話題になった“起業家の資金調達”をテーマとして執筆した論文などについて、代理人である上芝直史弁護士に聞いてみると、
「大学が休みということは関係なく、授業があったときから変わらず勉強にいそしんでいます。当初から、幅広い分野に興味を持って勉強しているのですが、たまたま(起業家の資金調達をテーマにした分野を)論文にしただけであって、現在もいろいろな分野に目配りしながら勉強していますよ。
もし、その分野が論文を書いたことでひと区切りしたのであれば、今は別のことを学んでいることでしょう。勉強のテーマをしぼっているわけでも、各分野に次々と目移りしているわけでも決してありません」
とのことだった。
今後、アメリカから帰国する予定は当分ないというが、いち学生である小室さんがここまで注目されてしまったのは、眞子さまとの婚約延期に至った“きっかけ”も一因にあるだろう。
'17年12月に週刊女性がスクープした、小室佳代さんが元婚約者男性・竹田さん(仮名)に400万円超の借金を抱えていたトラブルが発覚したことにより、おふたりの結婚にストップがかかったといわれている。
おふたりが“ゴール”するには、秋篠宮さまが求める“金銭トラブルの解決”と“国民から祝福を受ける”ことが条件という見方が強い。
一昨年の2月に婚約延期が発表された際には“お代替わりに関する一連の行事が終わった'20年に改めて、結婚行事のスケジュールを公表する”と、宮内庁は発表したのだが、今年に入ってから、誰もが予想できなかった事態に……。
コロナ影響で“結婚回答”も後ろ倒しに
「新型コロナが流行し、日本も感染者が増加したことで、4月中旬から5月初旬にかけて予定されていた、秋篠宮さまが『皇嗣』になられたことを国内外に宣言する『立皇嗣の礼』に関する行事がすべて延期になりました。
この儀式がお代替わりに関する最後の儀式だったため、『立皇嗣の礼』が終了する5月をめどに、眞子さまのご結婚について“何らかの発表”があると思われていたのですが、儀式の延期とともに“結婚回答”も後ろ倒しになったのです」(前出・皇室ジャーナリスト)
しかも、年内開催で調整されていると報じられた『立皇嗣の礼』だが、実は“再延期”が濃厚だと前出の秋篠宮家関係者が続ける。
「『立皇嗣』はお代替わりの一連の儀式であるので、昨年10月の『即位礼正殿の儀』から1年以内に行いたいという思いはあるのです。
ただ、最近のコロナ感染者数の増加傾向を見ると、今秋までに事態が収束しているとは思えませんし、公務のめどもいまだに見えていません。秋篠宮家の方々は毎週、多くの専門家からコロナ禍の影響について熱心にご説明を受けたり、不足している医療用のガウンを手作りされるなど、国民を案じられています。この状況での開催には正直、賛成しかねると思われます。
それらの事情から、水面下で“年内の開催は厳しい”という判断に至ったそうです」“結婚回答”も、来年に“再延期”されることが濃厚のようだ。
一方で、解決が必須である金銭トラブルの現状を、竹田さんの代理人に聞いた。
「昨年8月に先方の代理人弁護士と竹田さんと私の3人でお会いして以来、連絡すら1度もとっていないし、何の進展もありません。
竹田さんとは4月ごろにお会いしましたが元気はなく、普段のメールでのやりとりでも金銭トラブルの話題は出ていません。
今も借金の全額返済を求めている竹田さんですが、おそらく、これまでいっさい進展がないことで、諦めの気持ちが生まれているのかもしれませんね……」
竹田さんの心が折れかけるのもしかたのない状況の中、佳代さんが“再就職”したのはなぜなのだろうか。
「『マッターホーン』は、スイーツ好きなら知らない人はいない都内の有名洋菓子店です。雑誌の手土産特集の常連で、全国からファンがわざわざ来店するほど。松任谷由実さんや三谷幸喜さんなど、多くの著名人もお気に入り。しかも、佳代さんは一時期、お菓子店の開業も考えていて、自宅近くに土地を探していたという話もあります。
これまで姿を隠していた佳代さんが、わざわざ同じ職場に戻ってきたのは、お菓子へのこだわりと、ブランドイメージの高い『マッターホーン』に、よほど強い思いがあるからだと思います」(前出・宮内庁関係者)
トラブルを解決する思いはあるのか
“こだわりの店”で働き始めたもうひとつの理由は、トラブル解決へ動き出したという声も上がっている。
「佳代さんは、4月から月に数回程度『マッターホーン』で裏方の仕事を始めています。なんでも、彼女の代理人でもある上芝弁護士からお店に連絡があり、“経済的な理由で、佳代さんを再び雇ってほしい”ということで、お店も受け入れたんです。
『マッターホーン』での収入がない中でも、すでに他界している夫の敏勝さんの遺族年金などで生活できていたことから、“借金を返すための資金作りなのでは”と言われているのです」(同前)
佳代さんが再就職した経緯について上芝弁護士に問い合わせると、
「その質問に対して、お答えする立場にはございません」
とのことだった。
そこで、真実を確かめるために6月下旬、佳代さんの動向を追ってみると──。
自宅からタクシーに乗った佳代さんは、最寄りではない遠くの駅に到着すると、そこから電車に乗り、なぜかまた『マッターホーン』の最寄りではない駅で下車。さらにそこから、再びタクシーに乗って勤務先へ出勤した。
夕方に勤務が終わると、商店街で用事をすませた佳代さんは、再びタクシーを近くに呼び寄せたので、記者が「竹田さんとのトラブルを解決する思いはあるのか」といった質問をぶつけると、
「ご苦労さまです……。すみません」
と答えるだけで、タクシーでどこかに消えていった。その1時間後に帰宅した際も別のタクシーだったことから、この日だけで少なくともタクシーに“4回”乗っていることになるのだが……。
すでに借金を返済している?
「佳代さんはこだわりがあるのか、人気コーヒーチェーン『スターバックス』の4000円以上するステンレスボトルに飲み物を入れて、職場に持って来ているそうです。
なるべく人目を避けているのか、自宅近くではなく、勤務先のある商店街の100円ショップで買い物をしたり、そのほかの用事をすませ、病院にも通っているんだとか。
先日は郵便局に立ち寄っているところを見かけたのですが、郵便物などは持っていなかったので、どこかに送金をしていたのかなと思いました」(洋菓子店関係者)
送金が事実だとすれば、留学費用を奨学金などでまかなっている圭さんではなく、竹田さんに“借金を返済している”ことも考えられるのだが、代理人は「送金はないと聞いている」と話す。
ただ、代理人は以前に「今後、進展があった場合、内容を黙秘する可能性も当然あります」と週刊女性に語っており、お金のやりとりがあるという事実を隠していることも否定できない。
「これまでずっと、自宅に引きこもっていた佳代さんが、再就職していたのは驚きです。秋篠宮さまが求める“金銭トラブル解決”のために、少しでも収入を増やすことで、返済に回したいという思惑があるのかもしれません。
来年にズレ込むという“結婚回答”までに、トラブル解決の道筋がある程度見えていれば、眞子さまのご結婚が成就される可能性も高まると思いますよ」(ベテラン皇室ジャーナリスト)
来年は、小室さんの留学が終了する'21年。おふたりの幸せな発表はあるのだろうか──。