『こまどりの詩 ~ビューティーレジェンド四代記〜』の連載第107回! 「朝倉椿美容室」の美容師ひとみが突然、退職を願い出て──
〜前回までのあらすじ〜
日本中がバブル景気で沸いていた'80年代後半。ブライダルの仕事が軌道に乗ってきた朝倉椿は、東京・日本橋で母・キク乃が開業し営んでいた「こまどり美容室」を売却。'89年、青山に「朝倉椿美容室」をオープンさせ、美容師になった娘の藤子らと忙しい日々を送っていた。'90年、藤子は仕事に励み、翔吾とも結婚。一方の椿は、事業拡大を計画し、'91年、代官山に2号店「カメリア」をオープン。 しかし、店長の黒崎は立花とひそかに交際し、サブチーフの藤子は切迫流産で入院。「朝倉椿美容室」のひとみも、退職を願い出て──。
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