活動再開を発表してからわずか5日で芸能界引退を決めた木下優樹菜。一体何が起こったのか。引退発表を受けてマスコミは騒然となった。
事務所の出したコメントに、
《今後の活動に向け慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し》
とあることから、新たな不祥事の発覚が推測できる。そして8日、『文春オンライン』が《【木下優樹菜引退全内幕】》として、彼女の引退について報じた。記事によると、活動再開を強く望んでいた木下がタピオカ騒動の決着もまだつかないうちに復帰することに対して事務所はなかなかGOサインを出す気になれなかったという。そこに新たな不倫疑惑も浮上し、これ以上かばいきれなくなったとなったということらしい。
子どもを利用したカモフラージュ
かねてから噴出していたサッカー日本代表の乾貴士選手との不倫疑惑についても、今回改めて確認したようだが、信頼できる回答が得られなかったようで、事務所関係者の疑念は確信に変わってきたという。
そもそも、乾との関係といえば、今年の1月に木下のインスタグラムに投稿されたメッセージを縦読みすると《たかしあいしてる》と読めるような投稿が話題となり、疑惑が生まれたのがきっかけだった。
当時、木下のインスタグラムには子どもたちと一緒の写真も数多く投稿されていた。500万人を超すフォロワーは彼女が子どもたちを本当に大切にしていると思ったことだろう。
だが、乾選手との不倫が疑われた“縦読み”投稿についても、「海外での娘との2ショット」にくだんのコメントを付け足したかたちなのだ。見方によっては子どもを利用して不倫をカモフラージュしていたと取ることができる。もしそうだとしたら “見上げた倫理観”だが、いったいどんな気持ちで写真を投稿していたのだろうか。
ほかにも不倫していたのか……
「子煩悩な母親を演じることで、ママタレのポジションを得ようとしていたのかと思われてもしかたないでしょうね。復帰に関してもあれだけの反発を受けても強行しようとしていました。
シングルマザーとなって2人の子どもの為にも仕事しなければならないというのはよくわかりますが、タピオカ騒動が決着していない状況では再びマスコミの取材が過熱する可能性もあり、お子さんにも影響が出てくると思います。“早く復帰をしたい”“私ならきっと大丈夫”といった慢心があったのでしょう」(元所属事務所関係者)
そんな中、木下の引退が発表されたのと同日に元夫であるフジモンこと藤本敏史が、吉本興業のニュースサイト『ラフ&ピースニュースマガジン』に下記のようなコメントを発表した。
《 木下優樹菜さんが引退を発表されました。 私、藤本敏史は、今後も子供たちを含めて支えてまいります。 マスコミのみなさまにお願いです。 彼女は、本日を以て、芸能人ではなく一般の方になります。 子供や家族、近隣の方々の日常生活の為にも、報道にご配慮いただけますようお願いいたします》
タピオカ騒動から垣間見ることができた木下の性格だが、万事あの調子で、フジモンはこれ以上一緒に生活することに耐えられなくなっていたという。おそらく復縁はないのだろうが、藤本を知る吉本芸人はこう語る。
「優樹菜さんは完全引退となり、今後、表舞台に顔を出すことはないでしょう。フジモンさんは子どもたちのことを考え、収入源が断たれた木下を支えるのは自分しかないと考えているようです。
テレビでも次第に “タピオカイジり”などを解禁していた手前、この引退のタイミングで新事実を知り、 “ほかにも不倫していたのか……”と大きなショックを受けていますよ。それでも娘のために、と吉本を通じて“コメントを出したい”と自ら申し出たそうです」
裏切った家族に助けられ続ける木下の胸中やいかに──。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。