7月18日に約9時間半の生放送を控えている、中居正広司会の音楽特番『音楽の日』(TBS系)の出演者「第1弾」が発表された。が、今年で10年目を迎える記念放送の割には少々物足りなさを感じる人もいたかもしれない。というのも、
「ジャニーズグループの名前が1組もありませんでしたね。昨年は“第1弾”で早々と、初参加の嵐をはじめ、Kinki KidsからKing & Princeらの参加が決定し、『滝沢秀明プロデュース企画』に抜擢されたJr.も含めて13組70名の大所帯での出演に。それだけに今回の発表に、ネット上では《中居さんがジャニーズ辞めたから?》《ジャニーズ1人も出てなくて闇》などと、訝(いぶか)しがる声も聞こえています」(スポーツ紙記者)
3月末をもってジャニーズ事務所を退社して、新会社『のんびりなかい』を立ち上げた中居。独立してもなおレギュラー番組は据え置きで、マネージャーを出向させるという異例の措置に“円満”どころか“VIP”退社とされた。それだけに彼が司会する番組には当然、後輩が駆けつけるものと思っていたが……。
出演“拒否”なら批判される
「心配しなくていいと思いますよ」とは、音楽系の芸能プロダクションのマネージャーだ。
「仮にジャニーズ事務所さんが、番組への“派遣”を渋ったとしたら、それこそ“中居さんへの当て付け”と批判されることは目に見えています。そんなリスクを犯すことはしないでしょうし、数は減るとしても1組も出ないことはありえないと思います。
それに、もともと『音楽の日』はタイムスケジュールと照らし合わせて、各事務所と“誰に出てほしい、誰を出したい”と出演交渉をするので、難航すれば発表が“第4弾”までズレ込むこともザラです。昨年はジャニー(喜多川)さんがくも膜下出血で倒れたこともあって、エールを送る意味でも早々とジャニーズ勢が参加表明したといいます」
たとえば2018年の場合、ジャニーズグループの出演は本番4日前の“第3弾”でようやく6組が発表されている。
「今年は7月13日にも“第2弾”の発表があるそうですから、よほど交渉がこじれていなければ発表されるのでは?」(前出・芸能プロマネージャー)
では、2020年の『音楽の日』にジャニーズが送り込むグループとは?
「中居さんとの関係が良好な“タッキー組”から、売り出し中の“スノスト”ことSnow ManとSixTonesは当確ではないでしょうか。また6月に『KANZAI BOYA』をリリースしたKinki Kids、事務所が推したいジャニーズWESTも濃厚だと思います。また、ジャニーさんの1周忌追悼企画もタッキー主導で行われるとも」(レコード会社関係者)
お祭りにふさわしい“目玉”企画
そして番組の“目玉”として水面下で検討されているというのが、ジャニーズ“長男”の投入だ。老舗芸能プロの幹部が興奮気味に話す。
「デビュー40周年を迎えている“マッチ”こと近藤真彦さんです。本来なら記念ツアー真っ最中でしたが、コロナの影響で来年に持ち越されました。それでも功労者の記念イヤーに何もしないわけにはいきませんからね。注目が集まる中居クン独立後初の『音楽の日』で、後輩をバックに従えた派手なマッチ40thライブ・オン・ステージもあり得るんじゃないでしょうか」
先日、TBSのCS放送・TBSチャンネル2でスタートした『ザ・ベストテン』再放送の初回にデビュー曲を歌う姿が流れ、さらに黒柳徹子との特別対談企画も組まれたマッチ。この流れを汲むと、あながち“ない話”ではなさそうに思える。
「しかも今回の『音楽の日』放送日の翌日、7月19日はマッチの56回目のバースデー。本番で仲の良い中居クンが苦笑いしながら花束を渡す絵が浮かびますね。40周年と生誕祭で、まさに史上最大級の“マッチ祭り”が期待されますよ!」(前出・芸能プロ幹部)
2011年、中居とマッチがテレビCMで初共演した大手旅行代理店『H.I.S.』の商品発表会で夢を聞かれて、「どこかでマッチさんと歌いたい」と答えた中居。そして「2人で発声練習からやります。新曲やります」と応えたマッチ。実現の機会到来か⁉︎