石田純一の“外出”が止まらない。新型コロナウイルスに感染して一時は生死の境をさまよったというのに、何も懲りていないのか……。
「7月19日に福岡で石田さんを見ましたよ。深夜11時半ごろに男女の集団にまじって、バーから出てきて騒いでいました」(目撃した飲食店店主)
石田は緊急事態宣言が出ていた4月に沖縄でゴルフ。コロナ感染が発覚して入院した。
「仕事のために沖縄に行ったと言っていましたが、体調が悪いのにゴルフを楽しんでいたのは事実。自覚のない行動には批判が殺到しましたね。退院した後にも快気祝いと称して飲み歩いていたことも報じられました。テレビのレギュラー番組を降板することになり、仕事は激減しているようです」(スポーツ紙記者)
それでも石田は行動パターンを変えていない。またしても“仕事”を理由に長距離移動し、ゴルフと宴会に明け暮れていたという。
手を繋いで密着──
「バーを出た後は、パワーストーン販売会社の社長宅に向かったそうです。石田さんが以前から懇意にしている方ですね。大豪邸で、カラオケを装備した宴会ルームもあります。到着するとみんなでシャンパンを3杯一気飲み。すぐにベロベロになったみたいです」(石田の知人)
一気飲みを仕切っていたのは、代理店業をしているという男性のA氏だった。
「Aさんは石田さんに仕事を斡旋している方。テレビやイベントの仕事がなくなった石田さんは、彼に頼るしかないのでしょう」(広告関係者)
地元の若い女性が何人も参加していた中から、石田は1人にロックオン。
「福岡で化粧品の販売をしている25歳だというB子さんの隣をキープ。河北麻友子さん似のスレンダー系美女です。ずっと手をつないだ密着状態で、小声で話し込んでいたそうです。社長宅を出て、高級ミニバンで一緒に石田さんが泊まっているホテルへ。深夜3時になっていましたが、バレないように時間差で入ったみたいですよ」(前出・知人)
石田が福岡を訪れたのは、A氏が仲介した仕事の打ち合わせのため。佐賀県にある整骨院の宣伝広告物を作るのが目的だったという。宴会にも参加していた整骨院スタッフのC氏に話を聞いた。
─石田さんとの関係は?
「私はもともとAさんと知り合いで、石田さんを紹介してもらいました。石田さんには、ウチの整骨院に来院してもらう予定だったんですが、急きょ中止にしたんですよ。こうしたご時世なので、キャンセルしたという感じですね」
結果的に、石田は仕事をしなかったことになる。宴会後のことも聞いてみた。
─石田さんとB子さんがホテルに行ったときの車に同乗していた?
「あー、はい……」
あわてた様子だったが、石田が女性をホテルに“お持ち帰り”したことを否定しなかった。
整骨院の仕事がキャンセルされたものの、石田は7月22日まで福岡に滞在。夜は飲み会続きで、21日の昼にはゴルフをプレーしていたという。
「石田さんが東京に戻ってから、飲み会に参加していた人たちがパニックに。連日参加していた“女の子集め役”の男性が、39度の高熱を出したんです。一時は参加者8人が感染したという話も。幸い男性は翌日に熱は下がったそうですが、コロナでなければいいですね」(前出・知人)
「俺の辞書に“女の子を呼んでくれ”なんて言葉はない」
自らの行動をどう考えているのか。7月下旬の夜10時半すぎ、タクシーで自宅へ帰ってきた石田を直撃した。酒を飲んでいたのか、顔はほんのりと赤い。
─7月18日から福岡へ行って、夜は宴会に参加していましたね? 今回の出張は、本当に仕事だったんですか?
「イベントがあり、福岡に行ったんです。ほかの仕事もあって、北海道から入りました」
─そのイベントは中止になったのでは?
「中止になったものも、ありました」
─宴会に参加した男性の1人が、高熱を出して騒ぎになっているようですが?
「それ誰だか、わかんない」
とキッパリ。しかし、次の質問には様子が変わった。
─7月19日は、B子さんとホテルに泊まってますよね?
「いや……なんだっけ。ちょっと、待ってくださいね、ええっと……」
─(顔写真を見せる)この女性に見覚えありませんか?
「えー、最近の女の子は、自分で写真を作っていますから、わかんないですけれども……」
─でも、女性たちを呼んで宴会をしていたのでは?
「そもそも俺の辞書に“女の子を呼んでくれ”なんて言葉はないから。社長さんの家から早く帰りたかったんだよ」
─なぜ先に帰らなかった?
「それはなかなかできないじゃないですか」
─なぜハッキリ嫌だと言えなかった?
「言ってますよ! でもみんな遊んではいますが、仕事は一生懸命やってますから!」
ゴルフをプレーしたことは素直に認めた。
「CMをやらせていただいている社長とゴルフをやっただけなんで。僕は今、テレビを干されているので、ビジネスパートナーには気を遣っているわけ。レギュラー番組はないので、主な収入源はスポンサーなんです。何を言われようが、スポンサーに挨拶回りをするのは自分の仕事だと思っていますよ。子どもたちのためにも家を守るためにも」
毎日飲み会をしていたのではなく、5日間の滞在中3回だけだと話すが、コロナ感染疑いのことは知っていた。
「ゴルフの後、スポンサーとゴハンを食べていたら、そこにA氏が中洲のクラブのお姉さんたちを連れてきた。自分のいちばん苦手な人たちを。彼女たちが“クラスターの元”だったらしいです。僕も後になって知ったんですが、僕は全然、濃厚接触していないし」
コロナで入院したのに、なぜ行動が変わらないのか。
「1度(コロナに)なっているからこそ、自分はならないらしいですよ。2回も罹るのは1%くらいです。僕がまき散らしている的な見方をされやすいけど、もう3か月たっているので、それはちょっと違います」
石田自身はコロナ感染の確率が低くなったかもしれない。しかし、感染拡大防止のために新しい生活様式が必要とされている。
「ウチの奥さんにも言われています。今でもゴルフをやってるのが知られて、広まるとマズイんじゃないかって。でも、誰がメシを食わせてくれるんですか。スポンサーさんに誘われたら、ゴルフでも、“3密”と言われている食事会でも、そりゃ行くでしょ。北海道でも、福岡でも。それが僕の結論です。それを叩かれたって大いにけっこう」
石田にとっては、ゴルフも飲み会も生活するための仕事だというのだ。一方で、感染経験者としてコメントする機会も増えている。
7月30日には、週1でレギュラー出演しているラジオ番組『ニュースワイドSAKIDORI!』で、東京都が飲食店などに時短営業を求めたことについて「ここはどう考えてもブレーキを踏むところじゃないかなと、ずっと思ってる」と語っていた。31日のフジテレビ系『グッディ!』では「イベント、講演会とかひとつもないんですよ。新しい仕事がない。日々、入ってくるお金がまったくないので、困っています」とも明かした。
ただ、今ブレーキを踏むべきなのは、石田自身だとも思うのだが……。