8月6日、石田純一が週1でレギュラー出演しているラジオ番組『ニュースワイドSAKIDORI!』で、こう吠えた。
「このインタビューでは答えていない」
「反対のことを書いている」
「正確に書いてほしい」
「こうした“絵”を描いた人がいる」
石田が指摘したのは、8月4日に発売された『週刊女性』の記事(8月18・25日合併号)。
《石田純一4泊5日福岡出張で「ゴルフ」「合コン」「お持ち帰り」を満喫! 連夜の濃密宴会》のタイトルで、全国的にコロナ感染者数が再び増加傾向にある中、7月19日から石田が九州・福岡へ行き、現地の人たちと“濃密な接触”を繰り返していたことを報じた。
この記事の “当事者”である石田は、読んだ感想として「まったく言っていないことを書いている」と断言。しかし、まさか「言っていないこと」を書くことなどありえない。そこで週刊女性が入手していた石田の福岡出張について、前述の記事よりさらに詳しく紹介する。
* * *
「石田さんが福岡に入ったのは7月18日の土曜日。翌日の19日、夜10時ごろから、福岡市内にあるバーを貸切にして飲み会がありました。参加していたのは石田さんと、石田さんが東京で一緒に仕事をしているという仕事仲間のA氏と、福岡で仕事をしている男性陣。そして同じく福岡に住んでいる20代から30代の女の子たち。
建物の2階にある店の入り口に消毒液などはなく、マスクをしている人もいなかったそう。男性は石田さんを含めて7人、女性も7人、計14人の“合コン”でした」(福岡の飲食店店主)
一行が滞在したのは1時間ほど。しばらくして、石田が以前から懇意にしているという福岡のパワーストーン販売会社の社長宅に移動する。
「社長宅は大豪邸で、カラオケも完備した宴会ルームがあり、到着するや否やみんなでシャンパン3杯を一気飲み。女の子たちは、すぐに酔っぱらっていました」(石田の知人)
そんな“宴会”で石田が目をつけたというのが、地元・福岡の化粧品販売店に勤務するという25歳のB子さん。彼女の隣りをキープした石田は、手をつないだ密着状態となり、ふたりの世界に浸って小声で話し込んでいたという。
「日付が変わって深夜3時ごろ、石田さんが宿泊しているホテルに戻るというので、白の高級ミニバンが用意されました。車は6人乗りで、男性の運転手がハンドルを握り、助手席には1次会から参加していた地元の男性、2列目には石田さんが翌日お仕事をするという佐賀にある整骨院のスタッフ男性、その隣には1次会から参加していた女性、最後列の3列目には石田さんと、石田さんとずっと一緒だったB子さんが座りました」(前出・知人)
「家や子どもたちを守るため」の飲み会
週刊女性は後日、この整骨院スタッフ男性に、石田と一緒にミニバンに乗ってホテルに向かったかを聞いたところ「あー、はい」と認めたうえで、「石田さんは翌日、ウチの整骨院にご来院してもらう予定だったんですが、急きょ中止にしたんですよ。というのも、こうしたご時世じゃないですか」と、明かしている。
福岡市にある高級ホテルにミニバンが到着すると、まずは石田のみが下車。宴会でずっと一緒だったB子さんは同乗者たちに促されると、石田の後を追ってホテルの中に消えて行ったという。
「翌日、B子さんは仕事があるとかで、朝早くにホテルから1人で出て行ったそうです」(前出・知人)
石田は7月21日の昼間はゴルフ。夜は同様の宴会を繰り返し、22日には福岡を発っている。
問題が生じたのは、その後日。19日の飲み会に参加し、その後も石田と宴会をともにしていた地元の男性が39度の高熱を発症。血液検査の結果、コロナは陰性だったというが、ちょうど時を同じくして福岡市でクラスターが発生。飲み会に参加していた女性たちの間では大騒ぎになっていた。
そこで7月29日、夜10時すぎ、東京の自宅に帰宅してきた石田を直撃取材。以下が一問一答である。
◆
――7月18日の土曜日から4泊5日で福岡へ行った?
「金曜は北海道にいたので、土曜から福岡に入りました。日曜はイベントの仕事をしています」
――仕事は中止になったと聞いたが?
「ああ、中止になったものあります。でも、ちゃんと仕事で行っています」
――地元の女の子たちを呼んで合コンしていた?
「合コンって、全然そんなことは……。俺は女の子なんて、いらないから」
――飲み会で一緒だったこの女性に見覚えは?(B子さんの写真を見せる)
「今は全然作ってる(顔写真を加工できる)から、ほとんどわからないよね」
――深夜3時まで一緒に飲んで、ミニバンに乗ってホテルへお持ち帰りした?
「絶対にありえないよ、そんなことは。3時なんて、そこまでいない。 それはもう(深夜)1時でいいですよ。そんな車は乗っていないし、僕は1人でホテルに帰っていますから」
――ミニバンに同乗した人からも聞いているが?
「そんなバカなことしないです。だって、次の日は仕事やゴルフで、深夜3時までシャンパンをガバガバ飲んだらアンパンマンみたいに顔を腫らして、冗談みたいになっちゃうでしょ。どっちを信じるかだけど」
――九州でのゴルフは接待?
「違いますよ! 今CMやらせていただいている社長とゴルフをやっただけ。俺は今、東京のテレビは番組を降りて、単発はともかくレギュラーはないので、主な収入源はスポンサーじゃないですか。だから、みなさんになんと言われようとスポンサーに挨拶回りをするのは、自分の仕事だと思っています。この家や子どもたちを守るためにも」
直撃の夜も泥酔の石田は……
――1度コロナになってゴルフをしていたのに、またゴルフ?
「沖縄でのゴルフでコロナは出ていないじゃないですか。なってるのにって、なっちゃってるからこそ、本当にならないらしいですよ。(2回罹るのは)1パーセントぐらい。僕は3か月たっているので、それはないと思いますけど。僕がまき散らしている的にされやすいんだけど、それはちょっと違います」
――このタイミングでのゴルフは断れなかったのか?
「それはウチの奥さんも言ってます。だけど、じゃあ誰がメシを食わしてくれるんですか? 僕は今いるスポンサーにはちゃんと向き合って、仮にゴルフであっても、食事であっても、3密がダメと言われても、呼ばれたら行くでしょ! これが今の僕の結論です。それを叩かれても大いにけっこう。ゴルフで北海道や九州に行ってるんじゃなく、スポンサーに挨拶に行っているんだから。僕をね、待っているんですよ。だから挨拶に行きました」
――福岡の社長宅で毎晩、飲み会していた?
「毎晩っていうか、2回です」
――飲み会も嫌ならば1人で帰ればいい。
「それがなかなかできないじゃないですか。俺はもう帰りたいんだって言ったら、ちょっと、どうのこうの言われたり。“石田さん、仕事ですから来てください!”って。そもそも“女の子を呼んでくれ”って、俺の辞書にはないですからね。俺は女の子とか、やめようよって言ってたんですけど、スポンサーの社長とゴハン食べて、ええっと、火曜日に行ったのはなんて言ったっけな? 俺が苦手な中洲のほうへ……」
――その席にも女性たちがいた?
「そういうお姉さんたちは、僕は無理なんです。相手にせずというか、相手にされないというか。僕は全然、濃厚接触もしていないし。でも、男の子たちがいっぱい来ていましたよ。彼らのほうが楽しくやっていたというか。いずれにしても、俺は先に帰っているから」
――結局、社長宅で飲み会をしたのは何回?
「土日と火曜で3回。それだけです。ゴルフも(5月に)退院してから今までやったのは2回です。両方とも、スポンサーとやっただけで、やりたいからやったわけではなく、やりたくてもウチにいて、子どもの面倒をみています。俺が何をしたんだっていうのは、ありますけどもね」
結局、約90分にわたり、週刊女性の直撃取材に答えていた石田。冒頭のラジオ番組では、彼は“言っていない”という弁解を繰り返していたが、それは直撃取材をした夜も、外でお酒を飲んで帰宅したせいであり、石田が“覚えていない”というのが正確だと言えよう。ラジオでもパーソナリティーに問われていたが、石田には今やるべきことを改めて考えてほしい。