「公開初日から3日間の興行収入が約4億6000万円と、このまま順調に動員できれば大ヒット作の基準とされる30億円超えも視野に入ります。ジャニーズとホラーはあまり縁がありませんでしたが、これを機に増えていくかも。心配された未成年飲酒騒動も影響はなさそうですね」(スポーツ紙記者)
8月29日に公開された亀梨和也主演映画『事故物件 恐い間取り』が上々のスタートを切った。しかし、“8月17日”以降、すっかり“禊(みそぎ)”を済ませたかのように各局で宣伝活動に精を出す亀梨の姿に違和感を覚えるのも事実。
さらに11月には主演舞台『「迷子の時間」-「語る室」2020-』の公演を控えるなど、騒動以降、自粛処分を受けた山下智久とは対照的すぎる活躍ぶりだ。
『文春オンライン』が、山下と亀梨が参加した未成年女性との酒席について報じたのが8月7日。それから10日後にようやく前者に「活動自粛」、後者には「厳重注意」と処分が言い渡されたのだが、2人の間には大きな“差”があった。
なぜ、亀梨だけ活動できるのか
「ジャニーズはいっさい触れませんでしたが、山下の処分には“未成年とホテルに泊まった”ことが含まれていたのは明らか。一方で“何もせずに帰った”という亀梨ですが、それでも未成年と飲酒したことは事実なのです。
“差”の理由が明確にされないうちは、亀梨だけが活動できることを“不公平”と言われてもおかしくない……のですが、実際はノーダメージ。映画の成功を見る限り、一般的にもイメージダウンしたとは言い難い。これが、もとより“素行”の悪さが目についていた山Pと、ジャニーズの“優等生”とされる亀梨の差なのかもしれませんね」(芸能リポーター)
かつては“赤西軍団”として、赤西仁や錦戸亮らとの夜遊びについてまわっていた山下とは違い、熱愛報道こそあれど不祥事やスキャンダルとは無縁の亀梨。一見、“チャラい”印象を抱かれがちだが、共演者やスタッフからの評判はすこぶるいい。
「体育会系気質で礼節をわきまえていて、それでいて自然と懐に入り込むのがうまく、スポーツキャスターとしても勉強熱心でプロ野球選手にも一目置かれる存在です。相手の言ってほしいこと、聞いてほしいことを察知できるというか、観察力に長けているのだと思います。彼のことを悪く言う業界人はほとんどいませんし、次々とオファーが舞い込む要因になっているのでしょう。
また、年上から特に好かれるタイプで、滝沢秀明副社長からの覚えがめでたく、信頼を寄せられています。おそらく今回の騒動では、亀梨は“山下に付き合わされた”と判断されたのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
歴代“彼女”は年上ばかり
「年上に好かれる」気質はプライベートにも通じるところがある。これまで亀梨が“熱愛現場”を押さえられたのは小泉今日子、米倉涼子、深田恭子ら年上女優ばかり。特に小泉とは当時、20歳という年の差カップルに驚かされた。
「実は数年前にも、一回り以上も年上の女優さんとの関係が浮上し、現場を押さえようと張り込みました。ですが、彼の用心深さは相当なもの。
彼の行動パターンとして、デートの際は必ず店に時間差で入ります。絶対にツーショットを撮らせないのです。米倉とは店先でも堂々と一緒にいたことから、本当にただの友人なのでしょう。
そして亀梨は自費で送迎車を用意して、女性宅から自分の家まで送り迎えさせているというのです。最近では、居住フロアから地下駐車場に直結している高級マンションに住むことが多いので、誰にも見られずに逢瀬を重ねることができるのです。先の年上女優も結局はスクープにまで至らず、やがて関係を終えたとのことでした」(写真誌カメラマン)
ジャニーズアイドルとして、熱愛現場を押さえられるのは“御法度”だけにプロ意識の高さがさせるのだろう。本能のままに行動しがちな山下との差がここでも現れている。
「亀梨はよく“自信がない”“ビビリ”と自分のことを形容するのですが、言い変えれば“用心深い”ということ。おそらく彼は、持ち前の観察力で女性が未成年だと見抜いていたのではないかと思いますよ。それでも、ノリノリの山Pを白けさせまいと酒席までは付き合い、まさか解散後にホテルにしけ込んでいるとは思わなかったのでは(苦笑)。もしくは“年上専門”だけに全く興味が湧かなかった、か」(前出・カメラマン)
君子危うきに近寄らず、だ。