『誰かが、見ている』で主演を務めた香取慎吾のソロインタビュー。実は最近、あることにハマっているそうで、気になる近況についても聞いちゃいました!
「吾郎さんのおうちに行ったことがない」
「三谷さんの作品では、周りに振り回される役がとても多かった。でも、今回はみんなを振り回すトラブルメーカーという役柄。これまで三谷さんにそういう演出をされたことがなかったので、“台本の裏に何か意図があるのかな?”と最初は余計なことを考えてしまうことも。演じていて、そこがいちばん難しかったですね」
何と三谷作品14回目となる『誰かが、見ている』で久々の連ドラ出演を果たす香取慎吾。
今回、演じるのは予想もしない失敗を繰り返すも、どこか憎めない主人公の舎人真一。物語は、書斎の壁に偶然“穴”を発見したマンションの隣人が、真一の生活をひそかな楽しみとして覗き見していくシチュエーションコメディーだ。
「人の生活を覗き見るという、ストーリー自体も面白いですよね。もし僕が覗き見るとしたら……稲垣(吾郎)さんじゃないですか。それこそ、おうちにも行ったことないですし、生活ぶりもあまりにイメージが強すぎて。
本当にバスローブを着てワインを回してそうな、みなさんと同じイメージしかないですから。どんなことでも“えっ!?”って思いそうですよね。缶ビールをプシュッて開けるだけでも、“ワインじゃないんだ”みたいな(笑)」
そんな稲垣とは本作で共演。日本を代表する演歌歌手・レッツ大納言役で登場する。
「コントではありましたが、お芝居でがっつり絡むことはあまりなかったんですよ。なので、ほかの俳優さんとお芝居させてもらうときみたいに稽古の段階で、ちょっと空気を探るというか。最初は、“稲垣さんってこんな感じなんだ”みたいに探りながらやっていました。
三谷さんも演出するのは初めてだったみたいで。だから、始まる前に“稲垣さんにこういうふうにやってもらいたいんだけど、大丈夫かな?”ってよく相談されて。“いや、心配しないで大丈夫ですって(笑)”みたいなやりとりをしてましたね」
毎日“アレ”をやっていました
おうち時間が定着した昨今。香取の自宅でのある行動に友人が驚いたそう。
「本当に365日掃除していると思います。だから、友達が何人か遊びに来ても、みんなが映画を見ているのをちょいちょい覗きながら、自分は引き出しの掃除をしたり。友達としては“いつもどこか片づけてて、何なの?”って感じみたいですが(笑)。
この間はついに掃除機を掃除しました。やり方をネットで調べて分解して、洗える部分はお風呂場で洗おうと思って、2時間半こもりきり。なので、掃除術もいっぱい持っていますね」
ちなみに、この夏はこんなことにもハマっていた。
「ラジオ体操をずっとやってました。ラジオ体操第1と第2両方とも。YouTubeにも自分のラジオ体操を作ってアップしたんです、カット割りから全部、自分で決めて撮影も3〜4時間かけて。第1を11回、第2を11回やったので、22回フルパワーでラジオ体操を踊りまくりました(笑)。僕のYouTubeは絵だったりコーナー分けしてるんですが、今度はエクササイズやヨガのコーナーを作りたいなって思います」
思い出のシットコム作品は?
対談でも出ましたが、三谷さんとご一緒したドラマ『HR』は今でも覚えていますね。時間帯も遅かったけど、当時2クールもあるドラマなんてなかなか珍しかった。出演者も戸田恵子さん、中村獅童さん、國村隼さんとすごく豪華でしたし。もう18年も前なのに“『HR』好きでした!”って今でも言われますし、シットコムの面白さを知った思い出の作品です。
Amazon Originalドラマシリーズ
『誰かが、見ている』
9月18日(金) Amazon Prime Videoにて独占配信