綾瀬はるかが交際を報じられていた韓流俳優ノ・ミヌとの関係をあらためて否定した。というか、報道以後、初めて本人の口から否定する言葉が出たのだった──。
飲料水の発売記念イベントに登壇した綾瀬は、退場する際に記者から「結婚報道は事実?」と質問されると、「まったくありません」と笑顔で否定。
7月に『女性セブン』(7月16日号)で熱愛が報じられ、多くのマスコミは騒然となった。綾瀬の相手があまり知られていない韓流タレントで、2年間にわたって極秘交際を続け、結婚目前とまでされていたからだ。ただ、ツーショット写真など、交際を裏付けるような具体的なエピソードは書かれておらず、この報道に半信半疑だった人が多かったのも事実。
“イベントで否定”は定番パターン
同年代の女優のなかでは熱愛報道が少ない綾瀬だが、これまで2人の俳優との熱愛が報じられてきた。'10年に報じられた大沢たかおと'15年の松坂桃李だ。
「大沢さんが住むマンションに出入りする綾瀬さんの所属事務所の車を撮られていたのですが、ご本人の姿はキャッチされていません。ただ綾瀬さんが来る日は、大沢さんが毎回マンションの外に出てきて、張り込んでいる記者がいないかを偵察していました。近隣住民の目撃証言が複数ありましたので、交際は間違いないと思われていましたね。
松坂さんとは、写真はもちろん、具体的な目撃談もありませんでした。ですが逆にそれが真実っぽく感じられたんです。綾瀬さんは非常に警戒心が強いため、プライベート姿を撮影するのが難しいと週刊誌記者のあいだで有名です」(写真週刊誌記者)
大沢のときも松坂のときも綾瀬の事務所はすぐに交際を否定しているが、後日イベントに出席した綾瀬は記者の問いかけに対し、今回と同じように、スルーせずきっぱりと否定している。今回のノ・ミヌとの熱愛報道も同じく“イベントで否定”というかたちだった──。
「イベント会見の場合、主催者はイベントに関連する質問以外をしないよう、記者たちに事前に申し入れをします。これに加え、今回の綾瀬さんのケースは、そもそもすでに双方の事務所が否定コメントを出して報道も沈静化した感がありましたから、質問するにしても今更感がありました。しかし、その沈黙を破ってひとりの記者が綾瀬さんに質問をぶつけたんです。周囲は息を飲みましたよ。当日いた記者たちの間では“あの質問した記者は事前に仕込まれていたものではないか”ともっぱらの噂です」(ワイドショースタッフ)
そして芸能プロダクション関係者の中からはこんな意見も。
「彼女本人からきっぱりと否定させることで、後追い取材を防ぎたかったのではないでしょうか。それと逃げないで自ら“熱愛について触れる”発言することで彼女のイメージも良くなりますしね。とりあえず、本人が発言したということからわかるのは“今はミヌさんとの関係は解消された”ということでしょう。実際に交際していたら無視するのがセオリーです。なぜなら、否定した後に写真を撮られたらそれこそ大問題に発展するのでね」
“天然”と言われている綾瀬だが、押さえるところはしっかり押さえているようだ。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。