「昨夏に小室圭さん側の弁護士と3人でお会いして以来、いまだに小室さんサイドとは連絡すらとっていません。
竹田さん(仮名)は高齢で、経済面はもちろんのこと、体力的にも精神的にもつらそうな状態が続いています。
眞子さまと小室さんの結婚が決まり、仮にお祝いムードになった場合は、彼の性格を考えると、返金をあきらめる方向に傾く可能性もあるかもしれません……」
困惑しながらそう話すのは、小室佳代さんの元婚約者・竹田さんの代理人男性。
小室圭さんの母親・佳代さんとの間に、400万円超の金銭トラブルが生じているのは周知の事実だが、いまだに進展せず……。
眞子さまのご結婚を延期させた原因といわれるトラブルが一向に解決しない中、ここ最近、秋篠宮家が新たな動きを見せている。
「10月1日、秋篠宮ご夫妻は都内施設で行われた『令和2年度文化庁芸術祭』のオープニングに臨席されました。おふたりが外出を伴う公務に臨まれたのは、実に7か月ぶりです」(皇室担当記者)
眞子さまは9月16日、ご夫妻に先立って都内のデパートで開かれた『日本伝統工芸展』を鑑賞され、8か月ぶりに公務をこなされた。
「9月27日には佳子さまが手話を取り入れた演劇やダンスで出来栄えを競う高校生の全国大会『手話パフォーマンス甲子園』を、お住まいからインターネットのライブ配信でご覧になりました」(同・前)
両陛下が8月にあった『戦没者追悼式』以外の公務にお出ましになっていない中、秋篠宮家が先陣を切って“お仕事”を再開されたのだ。
“結婚はできるだけ早いほうがいい”
その理由を「今秋に控える“重要行事”が関係しているのでは」と、ある皇室ジャーナリストが次のように話す。
「秋篠宮さまが皇嗣(こうし)となられたことを国内外に宣言される儀式である『立皇嗣(りっこうし)の礼』が、11月上旬から中旬にかけて実施される方向で調整が進んでいます。秋篠宮家としては、国民から祝福されるムードで儀式が実施されることを望まれているはず。
外出を伴う公務を積極的に行われることで、国民が儀式の開催を受け入れやすい状況にしたいというご一家の思いが見え隠れしています」
ただ、この“セレモニー”が終了すれば、国民の関心事である眞子さまの結婚問題に“再び火がつく”ことが濃厚だと、このジャーナリストが続ける。
「儀式終了後、そう間をあけずに'18年から延期されていた眞子さまの結婚問題について、ご自身から“何らかの発表”がなされるはずです。
眞子さまは依然、小室さんと結婚する意思は固いそうですが、このご縁談に反対の声を上げる国民も少なくないですから」
秋篠宮家が日本で苦悩される中、アメリカ留学中の小室さんは変わらず猛勉強中。
「彼はニューヨークにいますが、帰国の予定はまだありません。“いろいろな勉強をしている”と申し上げたことはありますが、具体的な内容についてはお話ししたことがありません」
そう話すのは、小室さんの代理人である上芝直史弁護士。
「小室さんは“(結婚は)できるだけ早いほうがいい”という考えを以前から持っています。そのためには、いろいろな環境を整えなくてはならないという認識があります。
ただ“環境が整うとは、どういうことなのか”については、申し上げておりません。彼の今後については、いろいろな選択肢がありますが“ニューヨーク州の弁護士になる”と言ったこともありません」(上芝弁護士)
小室さんが考える“できるだけ早く”眞子さまと結婚するためには、冒頭の竹田さんとの金銭トラブルを解決することも必要になるだろう。
精神的にも負担の大きい11月が訪れる
実は、今年の11月1日に金銭トラブルがひとつの節目を迎える。竹田さんから佳代さんに初めてお金が渡ったのが、ちょうど10年前のこの日であり、“時効”が成立するというのだ。
この件について『弁護士法人 天音総合法律事務所』代表弁護士の正木絢生さんが、次のように解説する。
「個人間の金銭の貸し借りは法律上、10年で時効を迎えます。ただ、時効というのは“時間がたてば消える”というわけではなく、小室さんサイドが“時効です”と相手に伝えなければ成立しません。
つまり、10年以上経過しても、小室さんが時効を主張しない限り、元婚約者の方はお金を請求することができます。時効を伝える方法は、口頭でも電話でもかまいませんが、もめないために録音や文書に残すことが望ましいでしょう」
国際弁護士の資格取得を目指し、なおかつ日本では、パラリーガルとして法律事務所に勤務していた小室さんは、法律の知識が豊富なはず。はたして11月以降に時効を成立させようと動くのだろうか。
小室さんが金銭トラブルをはじめ“国民からの祝福”を受けるための行動を示さない中、秋篠宮ご夫妻は“怒濤のスケジュール”を控えている。宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、次のように話す。
「『立皇嗣の礼』が11月初旬、または中旬に行われた場合、秋篠宮同妃両殿下はあまり日をあけずに、三重県の『伊勢神宮』、奈良県の『神武天皇陵』、都内の『昭和天皇陵』を訪れ拝礼されるでしょう。
『昭和天皇陵』での拝礼をもって御代替わりの行事がすべて終了することになりますので、その後、眞子内親王殿下のご結婚に関して宮内庁から発表があると思います。11月30日が秋篠宮殿下のお誕生日で、事前に記者会見もありますので、11月はお忙しい月になるでしょう」
コロナ禍で11月を迎えることも、紀子さまにとっては耐え難い苦難なのだという。
「秋篠宮家を支える紀子さまは、眞子さまの結婚問題に端を発するご一家への批判に心を痛めておられます。しかも、慶事であるはずの『立皇嗣の礼』も、コロナ禍で開催することへの批判が国民から噴出する可能性があります。
さらに、眞子さまの結婚発表の後、月末に控える秋篠宮さまのお誕生日にあたる会見内容によっては“なぜご両親は娘の結婚を止めないのか”という声も飛び交うかもしれません。過密スケジュールで体力面はもちろん、精神的にも負担の大きい11月が訪れることに不安を抱えていらっしゃることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
10月5日に小室さんは29歳のバースデーを迎えた。“運命の11月”が迫る中で眞子さまは、どんな言葉をお伝えになったのだろうか──。