「10月17日、眞子さまは宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)のひとつである『神嘗祭(かんなめさい)』に出席されました。
半蔵門から皇居に入られる際、奉迎に笑顔で応じられるお姿を拝見しましたが、以前よりも顔色がよく、だいぶお元気なご様子でしたよ」
そう話すのは、皇室担当記者のひとり。10月23日に29歳のお誕生日を迎える眞子さまが笑みを浮かべられたのは、直前に控える“運命の11月”が迫っているからなのかもしれない──。
「政府は、秋篠宮さまが皇太子と同格である『皇嗣(こうし)』となられたことを国内外に宣言する儀式『立皇嗣(りっこうし)の礼』を、11月8日に行うと決定しました。
儀式が終了した11月中旬ごろに、眞子さまの結婚問題に関して、宮内庁から“何らかの発表がある”というのが大方の予想です。内容はいわゆる“結婚発表”で、来年秋ごろに入籍されるのではと言われています」(同・前)
12月には愛子さまや皇后・雅子さまのお誕生日、年末や新年行事の準備などもあり、時期としては好ましくないということも理由で、11月中の発表が有力視されている。
「11月30日には、秋篠宮さまのお誕生日が控えており、今年も当日の1週間ほど前の日程で、事前に記者会見が行われる予定です。現在、テレビ局と新聞社と通信社が所属する宮内記者会が殿下に対する質問案を作成中。
“眞子さまのご結婚について”という質問が盛り込まれるのは間違いなく、会見前に眞子さまの発表をして、それを受けて殿下が見解を述べるという形になる可能性が高いと思います」(宮内庁関係者)
近々“世間を騒がせる”発表か
11月に向けて、新たな動きを見せた人物がいる。結婚延期の大きな要因だと言われる“金銭トラブル”の当事者、小室圭さんの母・佳代さんだ。
自宅マンションを訪れてみると、佳代さんが住むフロアの外廊下部分だけが垂れ幕のようなもので“目隠し”がされていた。
「佳代さんも当然、11月の発表について、小室さん本人からその内容を聞いているはず。“何らかの発表”があった直後、報道陣が佳代さんのもとに集うことが予想されるので、周囲に迷惑がかからないように事前に自宅を目隠しするという対策を講じたのでしょう。
この動きからして、眞子さまの発表は、世間を騒がせる内容なのだと推測できます」(皇室ジャーナリスト)
ただ、ご結婚のハードルとなっている400万円超の“借金”については、未解決。この借金がそろそろ時効を迎えることも、たびたび報じられている。
親子共に迎える“大きな節目”
「個人間の金銭貸借は法律上、10年間で時効を迎えます。佳代さんが何回かにわたって元婚約者の男性からお金を借りた初日が'10年の11月1日であれば、今年の11月1日に初回の借金を返済する義務はなくなります。
しかし、10年が経過したら自動的に時効が成立するのではなく、小室さん側が“時効です”と元婚約者側に主張しない限り成立はしません」
そう解説するのは『弁護士法人 天音総合法律事務所』代表弁護士の正木絢生さん。
そうであれば、お金を借りた日が来るたびに、小室さんサイドが時効を主張すればいいと思えるが……。
「もし、私が元婚約者の代理人だとしたら、小室さん側に11月1日に時効を言い渡された後、残りの金銭貸借に関する裁判を起こします。
時効を主張するということは“小室さんが借金だと認めた”ことになるので、裁判で勝てる可能性が出てきます。
借金した日から10年経過した日ごとに時効を成立させるのではなく、最後のお金の貸借の時効が成立する'22年1月にまとめて時効を成立させたほうが、あらゆるリスクは少ないと思います」(正木弁護士)
佳代さんが抱える“借金”のすべてを時効にできる再来年の1月、実は圭さんも“大きな節目”を迎える。
「小室さんは来年5月、留学中のフォーダム大学ロースクールにおける全カリキュラムを修了し、7月に行われるニューヨーク州の司法試験を受験すると言われています。試験の合否が出る来秋ごろに弁護士資格を取得できると思われがちですが、実は違う。
その後、いろいろな手続きがあり、正式に資格を取得できるのは再来年以降になるのです」(法曹界関係者)
30歳という節目を迎える'22年
この件について、NY州弁護士で、現地の法律事務所での勤務経験があるリッキー徳永さんにも話を聞いた。
「小室さんが来年7月にニューヨーク州の司法試験を受験した場合、10月末ごろに合否が決まると思われます。
ただ、試験に合格するだけでは弁護士資格を正式に取得することができません。弁護士規範をテストする倫理試験に合格することや、50時間のボランティア活動を終了することも必要です。
実際は法律関係のボランティアをする人が多いですが、非営利団体で活動する人もいます。司法試験に合格した後は、弁護士登録のための申請書の作成や、インタビューという面接試験も2~3か月後に設定されます。
これらすべての試験やボランティア活動を行い、宣誓式に出席して初めて、弁護士登録が完了するので、小室さんが正式に弁護士資格を取得できるのは'22年1月ごろになるでしょう」
つまり、佳代さんが抱えるすべての借金が時効になるのと、圭さんがNY州の弁護士資格を取得する時期がぴったり一致するのだ。こういった状況から、ある秋篠宮家関係者は「マル秘プランが浮上している」と声を潜める。
「宮内庁や秋篠宮さまは、これ以上、結婚問題を引き延ばしたくないという意向が強い。
ただ、世界中の人々がコロナで苦しんでいる中、国民のお手本となるべき皇族が“結婚します”と個人的な発表はしづらく、そもそも、この結婚を反対する声も少なくないため、国民からの祝福は得られないでしょう……。
'22年1月に佳代さんの金銭トラブルがすべて時効成立となり、圭さんも弁護士資格を正式に取得するのであれば、今年11月の発表では“再延期”という選択肢を取られることも考えられます。
その後、コロナがある程度落ち着き、おふたりが30歳という節目を迎える来秋ごろに改めて“'22年中に結婚する”といった発表があってもおかしくありません」
母親の借金が時効を迎え、NY弁護士になる約400日後、小室さんは本当に“潔白”な花婿となれるのだろうか。