「何をしゃべったらいいか……。まだ緊張しています」
10月22日深夜に出演したラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の放送直後、岡村隆史は集まった報道陣に笑みを浮かべた。
「ラジオで30代の一般女性と結婚したことを報告したんです。ふたりは10年ほど前に知り合い、友達として親しくしていたようですが、この1年で急接近。10月10日に婚姻届を出したそうです」(スポーツ紙記者)
岡村といえば、「21歳から彼女はいない」と公言する“モテない芸人”として有名だ。
「今田耕司さんとチュートリアルの徳井義実さん、ピースの又吉直樹さんら独身芸人と“アローン会”を結成。明石家さんまさんが名誉会長で、今田さんは会長、岡村さんは部長を務めていました」(同・スポーツ紙記者)
50歳にしてようやく幸せをつかんだ岡村だが、今年、彼は窮地に立たされた。
「4月23日に放送された『オールナイトニッポン』で、“コロナが明けたら、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります”と、新型コロナウイルスの感染拡大で収入が減った女性が増えることを歓迎するような発言をし、厳しい批判にさらされました」(テレビ局関係者)
この失言は、仕事にも影響を及ぼした。
「テレビ局内では、一時期“岡村さんは不適切な発言が怖いから使えない”という雰囲気になっていました。本人も世間からのバッシングがこたえたのかショックを受けていましたよ。テレビに映る彼は以前と変わらないように見えたかもしれませんが、カメラの回っていないところではかなり落ち込んでいましたからね」(同・テレビ局関係者)
半年間、優しく励まし続けた
失意のどん底にいた彼を救ったのが、今回のパートナーだった。彼女はこんな“エール”を送り続けていたという。
「4月からの半年間、“元気出して”と優しく励ましていたそうです。彼は報道陣から奥さんについて聞かれた際に、“すごく厳しくて優しい、素敵な方”とうれしそうに答えていました。彼女の存在が支えになっていたのでしょう」(同・テレビ局関係者)
結婚したことで、今後、岡村の仕事に何か変化はあるのだろうか。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏に話を聞いた。
「家庭ができたことで、結婚生活が垣間見えるようなトーク番組や情報番組のコメンテーターなど、仕事の幅が広がるかもしれません。結婚することで、自分の意見を言える分野が増えますからね。ただ、奥さんや彼女の親族も彼の番組を視聴することがあるでしょうから、彼の持ち味でもある男性目線のキワどい発言などはしにくくなるかもしれませんね」
これからはチコちゃんではなく、妻に“叱られる”!?