10月23日、秋篠宮家の長女・眞子さまは29歳の誕生日を迎えられた。新型コロナウイルスの状況を踏まえながら、お仕事をこなされていると、皇室担当記者が次のように話す。
「勤務されている博物館『インターメディアテク』は閉館中。それ以前から在宅ワークを続けていた眞子さまですが、最近は職場に出勤される日もあるそうです。
国際基督教大学(ICU)の大学院でも研究を続けながら、公務や宮中祭祀にもご出席。『日本テニス協会』の名誉総裁を務めていることから先日、大坂なおみ選手の試合を宮邸でご覧になりました」
11月8日には、秋篠宮さまが『皇嗣』となられたことを世界に宣言される『立皇嗣の礼』が行われる予定。
「儀式終了後、そう時間をあけずに、小室圭さんとの結婚問題に関する“何らかの発表”がある可能性が高いとみられています。
『立皇嗣の礼』に伴う地方へのご参拝も、コロナの影響で延期となりました。11月30日に秋篠宮さまのお誕生日会見が控えていることから、11月中旬ごろにご結婚、もしくは再延期の発表があると思いますよ」(同・前)
秋篠宮家にとって正念場となる11月を前にして迎えた、眞子さまのお誕生日。ただ、報道媒体向けに公表された“6枚”の近影写真が「とても意外な構図だった」と、ある皇室ジャーナリストが語る。
“ご両親と眞子さまの間には亀裂が入っている”
「昨年が眞子さまおひとりの写真だったことに対して、今年は6枚中4枚が佳子さまと写られているお写真でした。
赤坂御用地に咲く『サルスベリ』や敷地内の風景などを、眞子さまが所有しているインスタントカメラを使って、佳子さまと一緒に撮影されるご様子を収めたものでした。
9月にお誕生日を迎えられた悠仁さまは、お父さまである秋篠宮さまとのツーショットでしたし、初めての構図に違和感を覚えましたね」
とはいえ、とても仲のいい姉妹として知られているおふたり。実に自然で、仲睦まじいお写真だと思えるのだが、6枚の写真をめぐって「気になるやりとり」があったと皇嗣職関係者が声をひそめる。
「今回のお写真を撮影するにあたり、関係者による打ち合わせが行われました。
その際“誰とどんな構図で撮影するのか”という話し合いに、眞子さまご本人も参加されていたのです。
ご両親も同席していたのかは定かではないですが、あえて佳子さまとのツーショットを希望された背景には“佳子さまが自分のいちばんの理解者である”ことを示されたかったのではないかと思います。
今回のお写真の表情はおふたりとも柔らかく、心を許されている印象でしたから」
秋篠宮さまや紀子さまとご一緒の写真でも問題はなかったはず……。むしろ、そのほうが現状の秋篠宮家にとってプラスに働いたともいえる。
「小室さん問題が明るみに出てから“ご両親と眞子さまの間には亀裂が入っている”と、たびたび報じられています。小室さんとの結婚を反対する国民からの声もあって“親子仲が悪いから結婚を止められない”といった、ご両親への風当たりも強い。
そんな中、今年9月に紀子さまが公表されたお誕生日文書では、眞子さまと“対話を重ねている”と、ご関係が修復されていると思わせる一文が盛り込まれていたのです。
ご両親としては今回のお写真に1枚でも加わることで、秋篠宮家にとって“親子仲はいい”とアピールできるチャンスでもあった。しかし、打ち合わせの段階で眞子さまが“拒否”されたのかもしれません」(宮内庁関係者)
“結婚容認”の方向に傾いている
秋篠宮さまは一昨年のお誕生日会見で、眞子さまと小室さんが行うはずだった、一般の結納にあたる『納采の儀』を行えないと発言され、昨年のお誕生日も、そのお気持ちは変わっておられなかった。紀子さまも同じく、小室さんとの結婚に反対だと長らく言われてきた。
ただ、佳子さまだけはご家族の中で唯一、お姉さまのお気持ちを尊重されており、
《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》
と昨年、大学卒業時の文書に綴られている。今回のお誕生日写真には、こういった“姉妹の結束”が感じられる一方で、結婚への“障壁”なのが、小室さんの母・佳代さんが元婚約者男性との間に抱えている“金銭トラブル”。
この一件を週刊女性がスクープしてから、もうすぐ3年がたとうとしているものの、解決への動きは見せないまま。
しかし、最近の佳代さんは人が変わったように、堂々とした姿を見せるようになったそうで──。
「佳代さんは今年4月ごろ、長らく休職していた洋菓子店に復職したのですが、最近になって“退職した”という話が関係者の間で駆け巡っていました。しかし実際は、シフトを減らして出勤しています。
これまでは、自宅から最寄りではない駅までタクシーに乗り、電車通勤し、勤務が終わるとタクシーを使って帰宅していました。しかし、近ごろは自宅から徒歩で最寄り駅まで向かい、帰りも勤務先の最寄り駅から電車で帰宅。
外出する際に必ずかぶっていた帽子も持たずに堂々と、自宅と職場を往復しているのです」(洋菓子店関係者)
'18年8月に圭さんが留学してから勤務先を休職し、“引きこもり生活”を続けていた佳代さんの“異変”。この動きに呼応するように、秋篠宮さまの心境にも変化が表れているそうで──。
「マスコミにそうとう警戒されていた佳代さんが“ガードを緩くした”のは驚きとともに、納得感もあります。
というのも、延期から2年半以上たっても、眞子さまの意思が揺るがないご様子に、秋篠宮さまが根負けして“結婚容認”の方向に傾いているそうなのです。
そもそも殿下と眞子さまは、おふたりで何度も、海外旅行に行かれる仲よし親子。小室さんに対する不信感はあっても“娘の意思を尊重したい”と思われているのでしょう。
11月に正式に結婚発表があると決まったならば、佳代さんが胸を張って外出するようになったのもうなずけます」(秋篠宮さまに近い人物)
実質上の“白旗宣言”
結婚問題が内々で決着がついたのか、吹っ切れたご様子の秋篠宮さまを週刊女性は目撃。
10月17日に『神嘗祭』に出席されるため、秋篠宮ご夫妻が車で皇居・半蔵門を通過しようとした際、奉迎していた数人に気づいた殿下は、数十メートル離れた位置から大きく手を振られたのだ。
「殿下がそこまで“サービス”されたことは、ほとんど聞いたことがありません。何か決心めいたものを感じますね。
一方の紀子さまは“小室さん以外の男性も見てほしい”という思いをお持ちでしょうが、秋篠宮家の当主である殿下が決めたことならば、そのご意思に従わざるをえません。
今年9月のお誕生日文書でも“長女の気持ちをできる限り尊重したい”というのは、実質上の“白旗宣言”だったのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
お誕生日写真で眞子さまが見つめられていた『サルスベリ』の花言葉には“あなたを信じる”という意味もある。
小室さんを信じ続けるプリンセスは、もうすぐ“運命の11月”を迎える──。