(左から)佐藤健、Kis-My-Ft2・玉森裕太

 11月も半ばとなり、2021年1月クール放送の連続ドラマのラインナップもそろいつつある。

TBS系火曜22時のイケメンブレイク枠

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 日本テレビの水曜22時枠では菅野美穂(43)が4年ぶりに主演を務める連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』、日曜22時30分からは竹内涼真(27)主演の『君と世界が終わる日に』などがスタートする。

 また、フジテレビでは藤原竜也(38)主演の『青のSP—学校内警察・嶋田隆平—』や関ジャニ∞の大倉忠義(35)が主演を務める『知ってるワイフ』などが控えている。

 その中でも、注目はなんといっても2020年のドラマ界を席巻したTBSのラインナップだろう。

 来年1月からの布陣も強力で、「日曜劇場」枠では綾瀬はるか(35)主演の『天国と地獄~サイコな2人~』のほか、来年3月をもってジャニーズ事務所を退所するTOKIOの長瀬智也(42)と宮藤官九郎(50)がタッグを組む『俺の家の話』がスタートする。

「'20年のTBSドラマといえば、堺雅人さん(47)主演の『半沢直樹』や多部未華子さん(31)主演の『私の家政夫ナギサさん』など、社会現象になった作品が数々生まれましたが、今年上半期に特に話題を呼んだドラマといえば、上白石萌音さん(22)と佐藤健さん(31)による『恋はつづくよどこまでも』ですよね」(ドラマ制作会社関係者)

 今年1月クールに火曜22時枠で放送された『恋はつづくよどこまでも』(以下、恋つづ)。

相手役はキスマイ玉森

 上白石演じる新米ナースの佐倉七瀬と、佐藤演じるイケメンだが毒舌ばかり吐く超ドSなドクターで通称「魔王」こと天堂浬(てんどう・かいり)の恋愛模様に多くの視聴率が惹きつけられた。

 初回の視聴率は10%を割ったものの、回を重ねるごとに視聴率を伸ばし、最終回の視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ツイッターでも『恋つづ』関連のワードがトレンドになり、ドラマ終了後から「恋つづロス」に陥る人も少なくなかった。

「実は、来年1月からの火曜22時枠でも上白石さんが主演を務めるドラマが放送されることが決まっています。脚本を手掛けるのは『恋つづ』のスピンオフドラマ『まだまだ恋はつづくよどこまでも』を担当した人物とのこと。

 演出も『恋つづ』本編とスピンオフドラマを手掛けた方で、1月クールの作品も『恋つづ』と同じように“胸キュン”要素満載のドラマになると言われています。ただ上白石さんの相手役は佐藤さんではなく、Kis-My-Ft2(キスマイ)の玉森裕太さん(30)が務めることになるそうです」(前出のドラマ制作会社関係者)

 玉森といえば、元SMAPの木村拓哉(48)が主演を務めた『グランメゾン東京』(TBS系)では、木村演じる尾花夏樹の元で働く、ストーリーの要にもなる平古祥平を演じ、視聴者から絶賛されたことも記憶に新しい。

佐藤健のボディタッチ

「キスマイの中でもイケメン・王子様キャラとしてファンが多い玉森さんですが、佐藤さんの後を引き継ぐというのは、ある意味プレッシャーでもありますよね。『恋つづ』は佐藤さんのドSな態度やセリフ、その後の上白石さんとの胸キュンな絡みが魅力でしたからね」(ワイドショー関係者)

『恋つづ』では、上白石演じる七瀬を天堂が翻弄するシーンが目白押しだった。

 天堂が突然七瀬にキスをして「これは治療だ」と言って立ち去ったり、「相変わらず俺のことが好きでたまらないって顔してるな」、「なぜ俺に告白している。正気か? 脳波は正常か? 身の程を知れ、岩石」というドSなセリフがたびたび飛び出した。

 また、七瀬の部屋に招待された天堂が「俺がどんだけ我慢してると思ってるんだ」と“魔王”ぶりを発揮し、七瀬をベッドに押し倒し「今夜は眠れると思うなよ」と超濃厚なキスを交わすシーンなどが話題を呼んだ。

 さらにドラマの最終回後には、佐藤の公式YouTubeチャンネルの生配信に上白石をはじめとする『恋つづ』キャストが登場。リラックスした雰囲気でドラマについて振り返る場面では、時折、佐藤が上白石にボディタッチする瞬間も見られた。

 YouTube動画を見た人からは「萌音ちゃんを見る健さんの目が恋でしかなかった」「もうカップルじゃん」「健くんと萌音ちゃんがお互い見つめ合ってるの愛おしくて仕方ない」といった声が相次いで寄せられた。

 前出のワイドショー関係は、

「ドラマの終了前から佐藤さんと上白石さんには“つき合ってほしい”、“お似合いすぎる”といった声が上がっていましたからね。ただ、次の1月クールのドラマで共演する玉森さんはジャニーズ事務所のアイドル。

 ドラマではともかく、YouTubeの動画内などで玉森さんが上白石にボディタッチなんてしたら、過激なファンから双方に対してバッシングの声が上がってしまうかもしれませんね。それだけに佐藤さんに代わって、上白石さんと共演することになる玉森さん自身も注意が必要になってくるのかもですね」

 と話し、こう続ける。

「上白石さんといえば『恋つづ』が始まる前、そして始まってすぐは“芋っぽい”、“演技が微妙”といった評価もありました。ところが、ドラマ中盤からは多くの視聴者が上白石さんと佐藤さんの関係に魅了されてしまった。

 上白石さんはたしかにめちゃくちゃ美人とは言えないのかもしれませんが、普通ぽくて、女性視聴者も共感しやすく、彼女の恋を応援したい雰囲気を持っていますよね。また、お相手の俳優を引き立てる才能を持っているともいえそうです。上白石さんと共演することで、玉森さんも佐藤さんのように俳優として一気に大ブレイクするなんてこともありそうですよね」(前同)

 強力なドラマが目白押しの2021年1月クール。そんな中、上白石と玉森は『恋つづ』に次ぐヒット作を生み出すことができるのだろうか!?