《金銭問題とお二人のご結婚は別問題と考えており、コメントする立場ではないと考えています。しかしながら、そのことがお二人の結婚の障害になっているのであれば心苦しく思っています》
そうコメントしたのは、小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者である竹田さん(仮名)。11月13日、眞子さまが延期中である自身の結婚問題について、文書でお気持ちを発表されたことを受けたものだ。“金銭問題”とは『週刊女性』が'17年12月にスクープした、佳代さんと竹田さんの間で勃発したトラブルを指す。
小室佳代さんと竹田さんの関係はいかに……
その2か月後、'18年2月に宮内庁は結婚に関連する一連の行事の延期を発表。同年、秋篠宮さまはお誕生日に際しての記者会見で「問題をクリアしなければ、一般の婚約にあたる『納采(のうさい)の儀(ぎ)』を行うことはできない」といったおことばを述べられた。
「秋篠宮さまは今も“金銭トラブルが解決しなければ婚約させられない”とのお考えです」(皇嗣職関係者)
ご婚約に向けて、いちばんの障壁だと言われる金銭トラブル。第1報を出した『週刊女性』だからこそわかる全貌を改めて振り返ってみる──。
佳代さんと竹田さんが婚約したのは10年前。それからというもの佳代さんは、竹田さんに対してたびたび“お金の無心”を続けた。圭さんが通っていた大学の入学金や授業料、大学3年時の海外留学費用200万円、一時期通っていたアナウンススクールの授業料、小室家の生活費──。
竹田さんのお金は小室家に次々と注ぎこまれた。竹田さんが1年2か月の期間で佳代さんに貸した金額は合計400万円をゆうに超えた。当時、竹田さんは『週刊女性』に対して、こう語っている。
「佳代さんからは当初“息子の留学のため、銀行口座に200万円以上あることを大学に証明しなくてはならない。一時的に送金してほしい”と頼まれていました。すぐに返してくれると思っていたのに結局“生活が苦しいから、お金を使わせてほしい”と、意見を翻されたのです。
しかも、圭くんがアメリカのカリフォルニアでの留学中にスペインへ突然旅行することになった際、私に断りもなく、貸した200万円からその費用を捻出していました」
当時、佳代さんから竹田さんに送られたメールの文面には、彼女が“はっきりと借金だと認識している”とわかる記述も。
《申し訳ありませんが、当分の生活費をお借りしても良いでしょうか》
そんな佳代さんに対し“私はただの財布じゃない”と、竹田さんは'12年9月に婚約解消と借金の返済を要求。佳代さんは最初のうちは返金の意思がある様子だったが、数日後には竹田さんに対して《お金は贈与されたもので、返す理由がない》といった内容の文書を渡して返金を拒否。
'18年2月に眞子さまの結婚が延期された後も、小室さん一家から竹田さんへ連絡はなく、同年8月、圭さんはニューヨーク州の弁護士資格の取得を目指して渡米。今も続く3年間の留学生活をスタートさせた。
解決済みかと思いきや……
圭さんが初めて動きを見せたのは'19年1月。代理人弁護士を通じて《母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました》と、金銭トラブルに対する小室家の見解を文書で公表。この日、竹田さんの自宅にも代理人弁護士から《直接お会いしたい》との書留が届いていた。
'19年3月、竹田さんも代理人を立て、昨夏に圭さんの代理人弁護士と初めて面会。その際に竹田さんは“貸したお金を全額返してほしい”“佳代さんと会って話したい”という2つの希望を相手側に伝えたが、その後トラブル解決への進展は現在までまったく見られていない。
その年、紀子さまがお誕生日に公表された文書では《現状や今後についてお伝えすることは、控えたいと思います》と、結婚問題の詳細に触れず。膠(こう)着状態が続くにつれ、竹田さんは気力を失い、金銭トラブルの話題を出すこともなくなっていった。
宮内庁が眞子さまの結婚延期を発表した際、“お代替わりの一連の儀式を終える'20年に改めて結婚に関する諸行事を行う”という期限が設けられていた。そのタイムリミットが近づいていた今年9月、紀子さまはお誕生日に眞子さまの結婚について《長女の意志を尊重したい》と文書で述べられた。
そして今回、11月13日に結婚が再び延期されるといった主旨が記された、眞子さまの“お気持ち文書”が発表されたというわけだ。
《私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》
眞子さまの文書を踏まえた竹田さんのコメントについて、代理人は次のような感想をもらす。
「眞子さまの文書の内容は金銭トラブルに関する具体的な内容には触れられていません。竹田さんとしては、文書を読んでも“何をコメントすればいいんでしょう”といった感覚かと。そのため、コメントを出すかどうかは本人に任せていました。
私としては、まさかコメントするとは思っていなかったので“まだ、トラブルに対応する気持ちがあるんだ”と驚きました。今後の予定についてはまったく目途が立っていません。一部では、相手の代理人弁護士と連絡を取っていると報じられましたが、そんなことはいっさいありません」
金銭トラブルを『週刊女性』が報じてからもうすぐ3年。“正式な婚約”へと突き進みたいおふたりは果たして、どのように“壁”を乗り越えるつもりなのか──。