《Welcome tо Toronto》(トロントへようこそ)─11月23日にハリウッド俳優のケヴィン・ハートが、インスタグラムに1枚の写真を投稿した。すると、それを見た日本人から驚きの声があがった!
「ケヴィンさんと俳優のウディ・ハレルソンさんに挟まれて、山Pが写っていたんです。彼らは、来年9月に公開予定のアクションコメディー映画『マン・フロム・トロント/Man From Tоrоnto』の撮影をしているんです。山Pにとって、独立して初めての海外での仕事になります」(山下ファンの女性)
山下智久がジャニーズ事務所を退所したことが発表されたのは、11月10日のことだった。
「8月に『文春オンライン』で報じられた“スキャンダル”の影響で、無期限で芸能活動を休止していました。その最中、この映画のオファーを受けました。芸能活動を休止したままでは撮影に参加できないため、事務所に退所の意思を伝え10月31日で契約終了に。11月1日から撮影地であるカナダに滞在していますよ」(スポーツ紙記者)
山下をサポートする“Jさん”
ジャニーズを辞めて1か月足らずでハリウッド俳優と肩を並べて映画に出るのは異例のこと。ただ、彼にはこんな声も。
「10月27日にオファーを受け、4日後に現地に行くというのはかなりの弾丸スケジュール。事前の準備をたった4日ですませるのは無理があると思います。謹慎期間中、いつでも海外で仕事ができるよう用意していたのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
山下の“セカンドキャリア”は順調な滑り出しをしたように見えるが、懸念事項もある。
「11月23日から、カナダのトロントがロックダウン(都市封鎖)されました。期間は少なくとも28日間で、美容室やジムなどは閉鎖されています。屋外に出ることが制限されるので映画の撮影は難しくなるのではないでしょうか」(同・テレビ局関係者)
ロックダウンによって、撮影はできなくなってしまうのだろうか。国際ジャーナリストの大川原明氏に話を聞いた。
「屋外で撮影する際は、事前にカナダ政府や地方自治体などの行政機関に許可を取る必要があります。そこで認められれば、行政機関によっては時間制限があるかもしれませんが、ロックダウンしていても撮影は可能です。製作スタッフやタレントは、外で撮影することも仕事に含まれるので、許容されているようです」
単身で異国の地に乗り込んだ山下。現地では彼をかいがいしくサポートする男性がいるようだ。
「以前から交流のあった、Jさんという外国人プロデューサーが同行しているようです。山下さんの近くで周りのスタッフと熱心に話し込んでいたといいます。なかなかのイケメンなので、現地でも話題になっているみたい。彼の専属マネージャーとして働いているのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
この“新マネージャー”は、いったい何者なのだろうか。
赤西軍団の一員
「もともと、音楽制作やDJ活動をしていました。一時は、元KAT‐TUNの赤西仁さんのマネージャーとして働いていたんですよ。赤西さんのイベントのMCを務めたり、彼のライブのリハーサルに参加したことも。仕事だけでなく、“赤西軍団”の一員として、プライベートでも行動をともにしていましたよ」(同・芸能プロ関係者)
“赤西軍団”といえば、山下や元関ジャニ8の錦戸亮、城田優なども名を連ねていた豪華なグループだ。
「六本木や麻布十番のクラブなどを股にかけ、毎日のように朝まで派手に遊び倒すことで有名でした。山下さんとJさんはそのころからの付き合いなので、もう10年以上になるのではないでしょうか」(同・芸能プロ関係者)
'12年には、週刊女性でJ氏が山下や赤西らとともに、赤西の弟・礼保のバースデーパーティーに参加したことを報じており、関係の深さを物語っている。
J氏は山下の“マネージャー”になる以前から、彼をひそかに支えてきた。
「'18年11月に山下さんがリリースしたソロアルバム『UNLEASHED』にも、Jさんの名前があったんです。歌詞カードの“スペシャルサンクス”に名前が記載されていたのですが、彼が代表を務める会社が、このアルバム収録曲のうち、半分近い楽曲の作詞に携わっていました」(レコード会社関係者)
山下の転機となった時期にも、“背中越し”にはやはり彼の存在があって……。
「昨年、親交の深いハリウッドスターのウィル・スミスさんの家族が経営する事務所『Westbrook Entertainment(ウエストブルック・エンターテインメント)』と契約しました。Jさんはウィルさんとも親交があり、この契約にも関わっていたといいます。今後は山下さんの俳優と音楽活動の両方をサポートしていくのでは」(同・レコード会社関係者)
昨年9月にジャニーズを辞めた錦戸は、赤西とともにハワイ公演を計画するなど、交流が盛んになっている。山下も、J氏と行動をともにするようになったのであれば、2人のもとに合流する可能性もあるのだろうか。
「それはないと思いますよ。ここ数年、Jさんと赤西さんが一緒に仕事をすることはなかったそうですし、山下さんもその気はないようです。何より、ここ数年、山下さんと赤西さんには距離ができていましたからね」(山下の知人)
彼らの関係の変化は、ある“事件”がきっかけとなっていた。
「'14年に、山下さんと赤西さん、錦戸さんの3人で遊んでいた際に、六本木で居合わせた一般人と口論になり、山下さんが携帯電話を奪い取った容疑で書類送検されました。この件以来、山下さんもさすがに懲りたようで、周囲に“もう仁とは会ってないし、会う気もない”と強調していました」(同・山下の知人)
J氏と“2人で1つ”なら世界でも負け知らず!?