クリスマスが近づき、いよいよ今年もあとわずか。テレビに舞台、SNSなど、いろんな挑戦を続けてきた新しい地図の3人。そんな多忙な1年を思い出話とともにプレーバック。ここだけのウラ話も飛び出しました!
先を見るより一歩ずつ進んでいきたい
――先日、初のオンラインでファンミーティングが開催されました。
香取「僕も初めての感覚でいたんだけど、『ななにー』のライブで、お客さんがいない中、3人だけで何回か歌わせてもらってたから、それがすごく勉強になってたんだって終わってから気づいた」
稲垣「僕らは、ずっと画面の向こうのお客さんを感じながらやってきたし、ファンの方とのつながりもあるから、今回もみなさんを近くに感じられたよね」
草なぎ「僕は“つよっちゃま”から“つよちゃまお”に改名しましたけど、後で映像を見たらスベってたね(笑)。でも全体は大成功だったし、改めてステージに立つことが自分たちの原点というか、こういう場所で生きてきたんだなって実感。ただ、久しぶりのステージですごく緊張して。そんな自分が初々しくて愛おしかった(笑)」
――同じく11月には、森且行選手がオートレースのSG日本選手権で初優勝しました。
草なぎ「あのレースに出れること自体すごいんだけど、最年長で日本一って本当にすごい! 神様っているんだね。後でレースの様子も見たけど、あれは競走車の調整も含めての勝負で、森くんはこけなかった。堂々たる1位だよ!」
香取「僕はSNSを巡ってたら、森くんの試合後の映像に行き着いて。仲間に伝えたいって目を潤ませながら言ってるのを見たときに、ついに僕らと約束した日本一になったんだなぁと思った」
稲垣「何年たっても諦めないっていうのは本当に大切だなって思ったし、このコロナ禍を吹き飛ばしてくれるような朗報で、僕ら含めみんなに勇気を与えてくれたよね。
あと、ありがたいのは、森くんがSMAPとして僕らと活動した期間は何年かだけど、それでもみんな森且行という人間のことは、知ってくれてるじゃないですか。そんな子いたね、じゃなくて、元SMAPの森くんっていうことを」
香取「僕は逆に、元アイドルの森且行が優勝みたいな記事に対して、“彼はもう素晴らしいオートレーサーだから急に元アイドルとか言うな!”っていうSNSのコメントが印象的だった。オートレースファンの方にそんなふうに思ってもらえてるって、すごいことだから」
紅白の舞台裏は
まるでお祭りのよう
――もうすぐお正月ですが、みなさんのお正月の定番は何かありますか?
草なぎ「お正月はよく慎吾と初詣にね。でも、今年行ったっけ?」
香取「行ってないんですよ」
草なぎ「じゃゴロさんも一緒に行きましょうよ。元日の『ななにー』の後に」
稲垣「ふっ(笑)」
香取「鼻で笑ってますよ!(笑)」
草なぎ「ゴロさん、すぐ帰っちゃうから〜。行ったほうがいいですよ」
稲垣「『ななにー』の後だったら……」
草なぎ「たまには年越しそばとかも食べようよ。昔は紅白でいろんな方が差し入れしてくださったよね」
稲垣「おせちとかね。確かに年末年始感がすごくあった。紅白は特に。大先輩から新人の方までみんな集まって」
香取「舞台裏では、出番の人の“行ってきまーす!”って声が廊下から聞こえてきたり、みんな部屋の中にいても、拍手で“行ってこい!”って送り出す感じだっだ」
稲垣「終わって帰ってきても拍手で迎えたり、お祭りみたいで」
草なぎ「北島三郎さんとか五木ひろしさんにも“元気か?”なんて言ってもらったり。本当にみなさんによくしていただいたよね」
――最後に来年に向けての抱負を。
香取「パラリンピックが開催予定なので、少しでも盛り上げたいです。あと、久々に3人で歌も出せたらいいね」
稲垣「『星のファンファーレ』から、1年以上たつしね。意欲的に活動していきたいとは思ってるけど、応援してくれる方々の心と身体の健康がいちばんなので、そこは様子を見ながら一歩ずつ」
草なぎ「僕ら、新しい地図に関しては、そんなに先は見てなくて、本当、一歩一歩だと思ってるので、僕らなりのエンターテイメントを生み出していけたらって思います」