「手始めに何かできることが、必ずひとつあったはず」
1月15日、田中みな実は動画配信サービス『アマゾンプライム』の美容番組『BEAUTY THE BIBLE』の最新回でそう語った。
番組では毎回、専門家からメイクやスキンケアの方法を学んでいるが、近年の彼女の仕事ぶりには目を見張るものがある。
特に昨年の田中の活躍は、神がかっていた。
「'19年末に発売した写真集『Sincerely yours…』は60万部を突破。テレ朝・ABEMA共同制作のドラマ『M 愛すべき人がいて』では怪演ぶりが話題になり、テレ朝系のバラエティー番組『あざとくて何が悪いの?』では、“あざと可愛さ”全開のトークが人気です」(スポーツ紙記者)
「なんであのアイテムないの?」
10月には『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)にも出演し、“朝食はフルーツ”“水は1日3リットル”などのストイックな生活ぶりが話題に。「自分は何のプロでもない」と語っていたが、その影響力は大きく……
「今や“女性が憧れる女性”のナンバーワン。みな実さんが紹介する美容アイテムは、必ずと言っていいほど売れるんですよ。“みな実買い”という言葉が生まれたほどです」(美容ライター)
彼女の紹介の仕方が、なんとも絶妙なのだという。
「ひとつひとつの言葉選びが本当に素敵です。例えばファンデーションのきめこまやかさは“粉じゃなくてベール”と表現したり。重ね塗りなどといった応用編まで語ってくれるので、試してみたくなりますよね」(同・美容ライター)
田中は冒頭の『BEAUTY THE BIBLE』の現場でも、その美容愛を披露していた。
「昨年12月18日に配信された回は、話題となった化粧品を取り上げ、出演者がお気に入りを解説する“わたし的ベストコスメ”という企画でした。打ち合わせの際、制作陣は大量の候補アイテムを用意したんですが、田中さんはすべて把握していて、詳しく解説。まさに“美容オタク”でしたね」(制作会社スタッフ)
知識だけでなく、そのこだわりもハンパじゃなかった。
「ひととおりチェックすると“なんであのアイテムがないの?”と少しムッとした様子。彼女がベストコスメだと思っていた商品がなかったんです。大急ぎで買いに走りましたよ。現場では恋愛の話はいっさいナシ。プロ意識が高く、今は仕事モードって感じです」(同・制作会社スタッフ)
'19年にはウェブサイトのインタビューで“美容と恋愛”について、こう語っていた。
「30歳過ぎてからは、誰かのためにっていうよりかは、“自分のために”美容に励んでいます。(中略)異性のためにだけではなく、“自分の心と身体の健康のために美しくありたい”と思うようになってきました」
ストイックで何が悪いの?