『知ってるワイフ』(フジテレビ系)での広瀬アリスの“鬼嫁”演技が話題に。そこでドラマさながらにキレていそうな“芸能界の妻”をリサーチ。主婦2000人が持つ「鬼嫁イメージなタレント」をランキング形式で発表します。
鬼嫁の代名詞・北斗晶、でも好印象
40歳以上のベテラン主婦2000人が選んだ『芸能界の鬼嫁ランキング』。2位に200票以上の差をつけてぶっちぎりの1位となったのは、元プロレスラーでタレントの北斗晶。アンケートでは、
「夫の佐々木健介さんを尻に敷いていそう」(45歳)
「旦那をあごで指示してそう」(64歳)
「夫が怖がっている」(48歳)
と、テレビでの鬼嫁ぶりがお茶の間にしっかり浸透。
「鬼嫁といえば、この人以外に思いつかない」(53歳)
などの意見も。もはや北斗が“鬼嫁キャラ”を独占状態ともいえる。
「彼女は、鬼嫁の代名詞。自身の公式ブログのタイトルも『そこのけそこのけ鬼嫁が通る』ですからね(笑)」(スポーツ紙記者)
とあるテレビ番組で、北斗は『鬼嫁』を商標登録していることを告白。
「“お酒の商品名だけは先に取られていたので、私には『鬼嫁』というお酒やワインなどは一切販売する権利がない”とも語っていました。抜け目がないというか、デキる妻ですよね!」(同)
さらには、
「夫の教育がしっかりできている。うらやましい」(59歳)
「カッコいい」(44歳)
など、鬼嫁・北斗に憧れるような声も上がっていた。
「北斗さんは、過去に“良妻だと思う女性有名人”ランキングで1位になったことも。“鬼嫁なのに良妻賢母”というイメージは、彼女にしかつくれないのでは?」(同)
厳しすぎるけど、スカッともする高嶋ちさ子
2位にランクインしたのは、“ビジネス鬼嫁”の次なる成功者、バイオリニストの高嶋ちさ子だ。現在放送中のドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)では広瀬アリスが夫を罵倒する姿が話題になったが、高嶋はここ数年、バラエティー番組などで暴言を連発。
「自分のことを名前で呼ぶ女子に対して“気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ!”と発言したり、子育ての大変さを“(息子は)ハズレくじと(娘は)アタリくじ”と表現したり……。彼女の発言による炎上は日常茶飯事です」(テレビ誌ライター)
読者からも引きぎみな声が多く、
「すべて怖い」(42歳)
「性格が悪すぎる」(47歳)
「口が悪すぎる」(58歳)
シニア世代からは、厳しい意見も目立った。
「夫や子どもが傷つくことを平気で言う」(72歳)
「態度が傲慢な感じ」(68歳)
「人の気持ちを考慮していない」(76歳)
「ご主人に対して言葉遣いが汚いし、態度も最悪だと思った」(76歳)
一方で、彼女の鬼嫁ぶりを擁護する意見も。
「高嶋さんの理想が高いから、家族を含めた周囲にも厳しい」(48歳)
「彼女には生活全般において厳しい基準があって、それを家族にも強要しているだけ」(43歳)
芸能プロ関係者はこう話す。
「彼女の歯に衣着せぬ発言って40代50代にとってはスカッとしても、シニア世代には“言いすぎ”と思われる。世代によって、彼女に対する印象は大きく違います」
とはいえ、令和の毒舌女王が出演する番組は、軒並み高視聴率! テレビで高嶋の暴言はまだまだ見ることができそうだ──。
夫のパワハラ騒動でイメージ総崩れ
続いて北斗同様、鬼嫁キャラでブレイクしたジャガー横田が3位に入った。
「言葉だけでなく、手が出そう」(58歳)
「いつも夫に暴言を吐きタジタジにさせている」(45歳)
テレビで夫の木下博勝医師を幾度となくビンタしてきたジャガー。
「2人での出演が多く、日本テレビ系の『スッキリ』では夫婦二人三脚で息子の中学受験を応援する姿を見せていました」(前出・テレビ誌ライター)
だが、木下医師の恐妻家キャラの根本を揺るがす騒動が起きてしまう。
「一昨年末、夫の木下さんは助手を務めていた准看護師の男性にパワハラをしていたと週刊誌に告発されたんです。彼らの生々しいやりとりの音声も公表されました」(前出・スポーツ紙記者)
木下医師はパワハラではなく“教育の一環だった”と反論していたが、
「新たな音声なども出てきたことで、木下さんは“行きすぎた表現もあった”とパワハラの一部を認めました」(同)
これによって、木下医師の恐妻家キャラは崩壊……。
「夫婦セットでの需要がほとんどだったジャガーさんは最近、テレビでとんと見なくなりましたよね……」(同)
ジャガーが鬼嫁ぶりを披露する機会はもうないかも!?
ベテラン鬼嫁と本性が見えてきたゆうこりん
4位には、“鬼嫁の重鎮”ともいえる泉ピン子が入った。
「気が強そう」(57歳)
「鬼嫁そのもの」(56歳)
「言葉がキツイ!」(70歳)
「年がら年中、怒っている気がする」(55歳)
「言わずもがな……」(70歳)
と、数十年前から世間に持たれているイメージをずっとキープしている。
「TBS系のドラマ『渡る世間は鬼ばかり』で長年、息子役を演じているえなりかずきさんから“共演NG”を出されているという報道もありました。彼はピン子さんと同じ現場だと発疹が出るとか……。盤石のキャラづくりですね(笑)」(芸能記者)
ヒールを貫くピン子がランク外になることはなさそうだ。
5位は、ここ数年で世間のイメージが逆転してしまった小倉優子。
「毎年、オリコンが発表する『好きなママタレントランキング』。小倉さんは'19年まではトップ争いの常連でした。でも昨年は10位にも入れず圏外でした」(前出・スポーツ紙記者)
昨年3月に報じられた再婚したパートナーとの別居&離婚危機でイメージが急落したといわれている。アンケートの声も、この報道が大きく影響していて、
「自己チューそう」(52歳)
「したたかそう」(48歳)
「実は性格がキツそう」(41歳)
「あざとそう」(49歳)
と厳しめ。別居の理由が、専業主婦になることを迫った夫に、小倉が“人間が小さい”と罵ったことが引き金になったとも報じられたが、
「夫にモラハラしてそう」(43歳)
「夫に言った言葉がキツすぎる」(69歳)
「旦那さんが子どもを手放したくなるほどのことをしたのでは?」(44歳)
と辛辣な意見が多かった。イメージだだ下がりの小倉に起死回生の一手はあるのか。
「本当の性格がバレてしまった今、それを隠すとまた叩かれてしまう。開き直って“鬼嫁キャラ”を邁進するのが唯一の活路かもしれません」(前出・芸能記者)
田中みな実は“あざとさ”という本性を売りにして大ブレイクを果たしている。夫に罵詈雑言を浴びせる小倉の姿を見られる日も近い?
6位には最近、ふたりの娘が次々と芸能界デビューした工藤静香がランクイン。
「工藤さんのゴリ押しでKoki,さんは一流ファッション誌の表紙でモデルデビューできたと報じられるなど、行きすぎたステージママっぷりも話題になりました」(前出・スポーツ紙記者)
アンケートでも、工藤の暗躍ぶりが鬼嫁のイメージと重なるようで……。
「家族のプロデュースが限度を超えている」(76歳)
「娘が思いどおりに動かされていてかわいそう」(49歳)
夫の木村拓哉との関係でも、
「天下の木村拓哉をうまく操縦している」(51歳)
「キムタクが完全に尻に敷かれている」(60歳)
との声も。
「SMAP解散後、ダウンした木村さんの好感度を爆上げしたのも工藤さんの力と言われています。最近もアイドルではタブーとされてきた家族の写真をあえてアップするなど敏腕プロデューサーぶりが目立っています」(同)
木村の好感度が上がるほど、工藤の鬼嫁っぷりが注目されてしまうようだ。
先日、裁判で川崎麻世との離婚が成立したタレントのカイヤが7位に。
「'93年に川崎さんと斉藤由貴さんの不倫報道があり、謝罪会見ではカイヤさんが仁王立ちで睨みをきかせていました」(前出・芸能記者)
その後、彼らは幾度となくテレビで夫婦ゲンカを披露。「“麻世~!”と叫びながら彼を追いかけるカイヤさんの姿がよく見られました」(同)
アンケートでも、そのイメージが色濃く残っていて、
「怖いイメージしかない」(51歳)
「トラブルメーカーの印象しかない」(65歳)
「いつも叫んでいる」(46歳)
だが以前、週刊女性がカイヤを取材すると、「“キレる鬼嫁”は麻世が作り出したキャラクターだ。あの会見も、すべて麻世が仕組んだこと」と告白。会見から20年以上たった今でも、カイヤの“鬼嫁”キャラが生き続けているとは──。川崎のプロデュース力は、工藤静香並みといっても過言ではない。
タピオカが尾を引くユッキーナや元AKBも!?
8位は、芸能界を引退した木下優樹菜。
「脅されそう」(47歳)
「わがままそう」(55歳)
「すぐケンカしそう」(60歳)
と、彼女が起こしたタピオカ店恫喝騒動の影響が色濃く出ている。「ヤンキーだから」という身もふたもない意見も多かった。
9位以下は野々村俊恵や和田アキ子などおなじみのメンバーが顔を連ねる中、12位には前田敦子。'18年、俳優の勝地涼と交際4か月でスピード結婚。翌年には男児にも恵まれたが、すぐに勝地とは別居状態になったと報じられた。
「週刊誌に、前田さんが路上で勝地さんに激怒している写真も載りました」(前出・スポーツ紙記者)
アンケートでは、
「自己チューっぽいイメージ」(48歳)
「思いやりがなく、自分が一番って感じ」(41歳)
「怒ると怖そう」(50歳)
「性格がキツそう」(44歳)
とネガティブな声が並んでいた。一方、13位の仲里依紗には「夫で俳優の中尾明慶さんをちゃんとハンドリングできている」などほめる声ばかり。仲や北斗のように鬼嫁キャラが好感度につながるレアなケースもあるようだ。
ともあれ、ここまで登場した妻たちが“鬼嫁”になったのは、夫の責任とも言える。彼らがしっかりしていれば彼女たちが“鬼嫁”扱いされることもなかったのかも。