人気YouTuber・ワタナベマホト(28)と元欅坂46・今泉佑唯(22)のおめでたい結婚・妊娠報告(※まだ入籍していないとの報道もある)は、一転して暗雲立ち込める騒動に発展しています。
幸せな結婚報告も地獄な展開へ
1月21日の結婚・妊娠報告の翌日、マホトの所属事務所『UUUM』が彼との契約解除を発表。その原因は昨年11月から今年1月にかけて、彼が15歳の少女にわいせつ写真を送るように強要していた事実を、本人が概ね認めたためとのことでした。
マホトは口止めのために少女の学生証画像を送らせたり、話が外部に漏れたことに逆上して弁護士を立てたと言い少女を恫喝したりと、卑劣な手口も明るみに……。
そもそも彼は2019年6月に当時同棲中の交際女性に暴行して全治2週間の怪我を負わせており、傷害容疑での逮捕歴もあるため、ネット上では「DV男」と言われています。
本来ならば幸せ絶頂の時期に、大変つらい状況へ追い込まれてしまった今泉には同情してもしきれないのですが、ワタナベマホトと交際開始したのは逮捕騒動後のため、彼女も当然そういった過去を知っていたはず。
では、なぜ今泉は逮捕歴の過去を知りながらワタナベマホトに惚れてしまったのか?
恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者の考察をお伝えしましょう。
仕事の誠実さと恋愛の誠実さは別
「男を見る目がなかった」で終わらせることはできませんので、今泉佑唯が公式サイトで結婚発表した際のメッセージの一部を抜粋して、考察していきましょう。
《彼と一緒に過ごしていく中で 信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿に惹かれました。そして、どんなときも優しく包み込んでくれる彼とこの先もずっと一緒にいたいと、心からそう思いました》
こちらのメッセージ内に問題のポイントは2つありました。
「信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿」と「どんなときも優しく包み込んでくれる彼」という言葉。
まず、「信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿」に惹かれたという部分ですが、これは今泉がマホトの仕事をする姿を見て、素直にそう感じたのでしょう。
実際、本当に彼はYouTuberの仕事に一生懸命で、昨年3月に開設した、ユーチューブチャンネル『マホトMAHOTO』は、登録者数72万人以上を誇り、音楽活動もしている。常に努力を怠らない立派な姿勢を貫いていたんだろうと思います。
では、どうしてここが問題ポイントなのか?
それは、今泉が“仕事に対する誠実さ”を見ただけで、プライベートな部分も含めて、彼がすべてにおいて誠実だと妄信してしまった可能性があると感じたからです。
“仕事への誠実さ”が“恋愛への誠実さ”とイコールで結びつくわけではありません。むしろ仕事に一生懸命でデキる男ほど、恋愛にだらしないというケースは多々あります。
仕事で頑張ってエリートコースに乗った男性が、調子に乗ってチャラチャラと遊びまくって女性を傷つけるというような話は、みなさんの身近でも見聞きしたことありませんか?
筆者は一般の方々からさまざまな恋愛相談を受けていますが、今泉と同じような勘違いをしてしまう女性は、実はかなり多いんです。
少し考えれば、仕事に対して真面目であっても、それが人格者である保証には一切ならないことはわかるはずです。しかし、恋に盲目になっているときはなかなかその簡単な構図に気づけなくなってしまうものなのです。
ですから彼女は、ワタナベマホトが「信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿」を見せてくれていたとしても、それが彼のプライベートな部分の性格・性質を判断する材料にはならないことに気づき、冷静に見定めるべきだったのです。
“優しい彼”が“彼の全て”と妄信?
次に、「どんなときも優しく包み込んでくれる彼」という部分ですが、この点においてもマホトが今泉に見せていた“優しさ”の全部が偽りだったとは思いませんし、彼が故意に騙そうとしていたとも思いません。今泉が惚れた“優しいワタナベマホト”は、“本当の彼”だったのでしょう。
しかし、筆者はここも問題ポイントだと思いました。
それは、彼女が“優しいワタナベマホト”という一面を、“彼の全て”だと妄信してしまったからだと考えています。今泉が惚れた“優しいワタナベマホト”は“本当の彼”の一部なんでしょうが、同時に“女性に非道・下劣なことをするワタナベマホト”も“本当の彼”だということです。
彼に限らず、多面性を持っている人間は世の中にごまんといます。逆に、いつ・どこで・誰に対しても発言や態度が変わらない一面性のみの人間のほうが、少ないのではないでしょうか。
多面性があったことが悪いというわけではなく、マホトの場合、良い面と悪い面のギャップがあまりに大きかったことが問題なのだろうと感じます。
今泉は、自分に優しく接してくれるという部分だけが“本当の彼”(=“彼の全て”)だと妄信し、女性に対して非道・下劣なことができてしまう部分は“本当の彼”とは認めていなかったのかもしれません。
そういう彼の悪い性質はもう改心して直っていると信じ込んでいたか、そもそも精神的に追い詰められて起きてしまった悲劇だと思っていたか……。いずれにしてもマホトの悪い面に対して、都合よく解釈していたのではないでしょうか。
一部では、マホトが離婚を匂わせた発言もしていると報じられていましたが、今後、夫婦として共に歩んでいくとしても、離婚して別々の道を歩むとしても、今泉と生まれてくるお子さんが幸せな人生を送れることを切に願います。