話題を呼んだ週刊女性PRIMEの記事《長谷川京子、40代でさらに顔面進化? なぜ「不自然」に見えるのか高須院長が分析》から1年。女優・長谷川京子(42)の顔の美力? 迫力? がこの1年でさらに増したように見える。
昨年からYouTubeチャンネルを開設し、すっぴんやプライベート感のある動画が好評だが、コメントでは「見た目」に関するツッコミもちらほら。確かに肌はツヤツヤで非常にきれいだが、目元は二重がやや浮腫(むく)んで見え、グラマラスポイントの唇はなぜか肥大化している様子。しかし本人曰く、昔から「色っぽい女性」に憧れがあるそうで、これも理想の女性像を追い求めた結果なのか!?
果たして美容のプロはどう見るのか。「整形ポリス」こと、毎日ポリスのごとく、有名人の顔やボディ、プチ整形疑惑にまで鋭く目を光らせている、ネットウォッチが趣味のOL・プラ美と美容ライター・イム子のアラフォーコンビがハセキョーの美について大調査!
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プラ美:私、学生時代に『CanCam』とかの赤文字系雑誌を愛読してたんだけど、そのころは美人といえばハセキョーだったわね。
イム子:確かに! かっこいい系のもえちゃん(押切もえ)に可愛い系のエビちゃん(蛯原友里)、美女系のハセキョーって布陣が当時の雑誌モデル界だった!
プラ美:でも、私の思い出の中のハセキョーに対して、YouTubeで観るハセキョーは違和感があるような……。美人なのに飾らない雰囲気なのは好感持てるんだけど、顔の方向性が変わったと思うのは私だけ?
イム子:肌は40代と思えないほどハリがあってトゥルントゥルンの質感だけど、この唇……われらが平子理沙パイセンに似てきて……ないかしら……。
プラ美:激しく同意。三代目ならぬ、二代目平子理沙シスターズ……?
イム子:でも、理沙パイセンは最近ナチュラル化していい感じのお顔よ。
プラ美:なにをもってしてナチュラルと言わん(笑)。読者のためにココは医師によるジャッジをお願いします!(笑)
今回のターゲット:長谷川京子
「ハセキョーの顔、美容のプロはどう分析する?」
イム子:長谷川京子さんは40代に入っても相変わらずスタイルもよく、美しいのですが、なんとなく顔の迫力が増したような……(YouTubeのスクリーンショットを見せる)。医師から見たご意見を聞かせてください!
平子理沙と“チーク・唇・ほうれい線”が似ている?
入谷先生:あら! チークの位置が非常に高く、唇がかなりグラマラスですね。それとほうれい線がまったくないです。長谷川さんがそうだということではないですが、ヒアルロン酸をたっぷり入れるのがお好きな系統の方々のお顔に見えます。
イム子:そうですよね? なんとなく、以前の平子理沙さんと顔が似てきているように感じます。
入谷先生:確かに平子さんも“チーク・唇・ほうれい線”がこのようなシルエットでしたね。あくまでも仮のお話ですが、に長谷川さんが「ヒアルロン酸注入」を行っているとしたら、“おでこ・チーク・ほうれい線・リップ・涙袋”の注入は加減が大事! 入れすぎてもキャラが立つのは、○○姉妹さんやキム・カーダシアンさんくらいでは(笑)。基本的に顔がのっぺりした日本人が頬だけ高くすると、違和感が出てしまいますから。
イム子:確かに、海外セレブ系のグラマラスな雰囲気ですね。ところで、長谷川さんはモデルをしていたころはバストもそこまで大きくない印象だったのですが、出産をご経験されたからか、現在は豊満なバストになりました。長谷川さんは最近、重力に抗おうとバストサロンに通い、背中の肉をほぐして、はがして、前に持ってくる施術を受けているとYouTubeで語っていましたが、一般的にナチュラルなケアだけで胸の形を整えたり、大きくすることは可能なのでしょうか?
入谷先生:う~ん。医学的にはお腹の肉が移動して力こぶにならないように、背中の肉がバストに移動することはないですね(笑)。矯正下着の類いも、やはり効果は着けているときだけですからね。しかし、太ればバストは大きくなりますね。パーツを大きくするということは、そういうことなんですよ。
やりすぎるとかえって老けて見える
イム子:私もブラジャーを着けるとき、ぐいっと背肉腹肉を集めていますが、形状記憶はされないんですね~。ところで、長谷川さんのお顔に対しては、ファンからも「昔みたいにナチュラルなほうがいい」という声が多いです。長谷川さんは今後どのようなケアが適正か、アドバイスをお願いします。
入谷先生:並々ならぬ努力の賜物でしょうが、お顔は文句なしにきれいですしスタイルもいいので、たるみに効くレーザー系の施術で、肌の下からインナーケアをするくらいでいいかなと思います。
もし……あくまでも仮のお話ですが、「ヒアルロン酸注入」をされているなら、少しお休みするか「ヒアルロン酸溶解注射」をするほうがいいでしょう。アンチエイジングはやりすぎるとかえって老けて見えますから、引き算も大切です。
あとは、長谷川さんも読者のみなさんも、もしクリニックに通われるなら、症例写真をチェックするのもひとつの指針になります。ヒアルロン酸で顔がパンパンだったり、涙袋がナメクジのようになってしまっていたり、平たい顔族なのに“鼻だけモアイ像”状態だったり……。バランスを崩した過剰な施術を行っていないかチェックしてみましょう! 症例写真は、美的価値観の表れとも言えますからね。
今回お話を伺ったのは…
入谷英里先生:
杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック』に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている