松田聖子

 昨年は松田聖子にとってデビュー40周年という節目の年。しかし、コロナ禍でお祝いムードは一変した。

「予定されていた全国ツアーがすべて延期に。全国各地で開催していたクリスマスのディナーショーも、都内のホテル1か所だけに。ホテル側は開催したかったようですが、聖子さんがリスクを考えて中止を決断。ディナーショーとツアーがなくなったことで、損失は10億円以上と言われています」(スポーツ紙記者)

 聖子の公式ショップも閉店の憂き目に。

表参道にあった『フェリシアクラブ』は緊急事態宣言を受けて休業し、そのまま閉店しました。8月からはオンラインショップのみでファン向けのグッズを販売しています」(同・スポーツ紙記者)

 それでも記念アルバムを発売し、音楽番組に出演するなど精力的に活動。今年もうれしい企画が。

「アニバーサリーイヤーを祝うラスト企画として、ピクチャー盤のアナログレコードが発売されました。ファンからの要望が多かったという、聖子さん初の試みです。一部のCDショップでは特設展示も開催され、ファンが足を運びました」(音楽ライター)

聖子の知られざる夫婦生活

 プライベートでも自らを豪勢にお祝い。アニバーサリーイヤー直前に推定2億円のマンションを購入していた。

「長年住んでいた場所から300メートルほど離れたところにお引っ越し。もちろんローンではなく、キャッシュ一括で支払ったようです」(前出・スポーツ紙記者)

 聖子は2012年に現在の夫と結婚。新居で夫婦水入らずの生活を送っているのだろう。

「聖子さんの夫は神奈川歯科大学で教授を務めています。以前は身なりに気を配る様子はありませんでしたが、聖子さんが変身させました。結婚当時は准教授だったので、出世するには見た目の改造が必要だと考えたのです。

 ビシッとスーツを着こなし、ブランド物を身につけるように。すっかり“デキる男”という外見になりました」(同・スポーツ紙記者)

高級ブランドを“大人買い”

 聖子は今も夫の外見改造計画を続けているようだ。1月24日、彼女は東京都内の有名百貨店にある『Theory』に夫とともに訪れ、大量の買い物をしている

「セオリーは1997年にニューヨークで始まったファッションブランド。派手さはありませんが、上質な素材を使ってきれいなシルエットに仕立てています。シンプルでありながら、トレンド感も。ハイブランドすぎず質素すぎず、大人の男性が着るには“ちょうどいい”ブランドですね」(ファッションライター)

 この日は総額60万円ほどの服を買い占めていた。

「普段は別のブランドでお買い物をされることが多いのですが、今回はたまたま来ていたようです。セールで半額になっている、上下合わせて4万円程度のセットアップを2ラック分ほぼ全部お買い上げになり、それに合わせる薄手のニット、ほかにデニムを数本購入されていたようです。

 とても持ち帰れる量ではなかったので、ご自宅まで配送されていました。大量購入で在庫が一気になくなり、店のスタッフは“売るものがない!”と話していましたね」(百貨店関係者)

 セール品で全身コーデといえど、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、聖子の夫改造手法を高く評価する。

海外のハイブランドではなくあえてセオリーを選ぶあたり、聖子さんのバランス感覚はさすがですね。あまりに高級なものを着ていると、いやらしいじゃないですか(笑)」

 これまでもセルフ・プロデュースでファンを魅了してきた聖子。夫のプロデューサーとしても一流なのだ。