SexyZone、初撮り下ろし&インタビュー

 今年11月にデビュー10周年を迎えるSexy Zoneが、記念アルバム『SZ10TH』をリリース。アルバムには、デビュー曲から昨年11月に発売された最新の『NOT FOUND』までの全シングルと2曲の新曲を収録。節目のタイミングで特別なアルバムを発売する彼らに初めてグッと迫ってみました!

アニバーサリーイヤーに突入
Sexy Zone

 10周年ということで時間にまつわる質問を!

佐藤勝利

Q 1週間メンバーで旅をするなら?

 (マリウスの母国の)ドイツもあるし(松島の出身地の)静岡もあるなあ。でも1週間あるなら、海外に行きたいですね。いまみたいな状況じゃなければ、ドイツに行きたいです。みんな成人しているからお酒も飲めるし。

Q 2度目のデートで相手が遅刻。どのくらい待てる?

 1時間くらい待ってから本格的にどうしようって考えます。数時間くらいなら近くのカフェとかで待ちますね。心配で家まで行くと、大ごとにしすぎちゃう気がします。

Q 男友達と遊んでいて、彼女から会いたいと電話がかかってきたら? 

 そのとき、男友達とじゅうぶん遊んでいたらすぐ帰って彼女に会いに行きます。自分の仕事が遅いこともあるし、深夜1時くらいまでなら普通に彼女に会えるかな。男友達には帰る理由を言わないと思う。

Q 過去や未来に行けるとしたら?

 過去も未来も行きたいから悩ましい……。ビートルズに会ってみたかったし、ジョン・レノンのライブにも行ってみたかったですね。未来で宇宙に普通に行けているとしたら、行ってみたいです。

松島聡

Q 1週間メンバーで旅をするなら?

 ニューヨークとかパリがいいですね。みんな音楽や芸術、海外が好きなので。海外では新しい発見があるし、仲間と一緒に芸術に触れに行ったら面白いと思います。

Q 2度目のデートで相手が遅刻。どのくらい待てる?

 何となく1時間。それ以上、連絡もなく来なかったら、心配だから思い当たるあらゆる場所を探しに行きます。

Q 男友達と遊んでいて、彼女から会いたいと電話がかかってきたら?

 友達にごめんって言って彼女に会いに行きます。でも内容によりますね。電話越しで泣いているとか、つらそうにしてたら即、会いに行きます。

Q 過去や未来に行けるとしたら?

 過去に戻って、僕が幼少期のころ、家族や友達が僕の面倒をどういうふうに見てくれていたのか、接してくれていたのか見たい。周りから受けていた愛情って子どものころはわからなくて大人になってから気づくじゃないですか。そういうことを客観的にチェックしに行きたいです。

中島健人

Q 1週間メンバーで旅をするなら?

 もう1回、(シングル『バィバィDuバィ~See you again~』で行った)ドバイ。ウォーターアトラクションが多いから心の底から楽しめるんですよね。大人になった僕らが子どもになれると思います。

Q 2度目のデートで相手が遅刻。どのくらい待てる?

 来るまで何時間でも待ちますよ。本とか電子機器もあるし、時間をつぶしながら、どうやったら彼女がデートで楽しんでくれるかずっと考えます。

Q 男友達と遊んでいて、彼女から会いたいと電話がかかってきたら?

 もともと男友達との先約があったわけだし友情も大切だから「もう少し待ってて」って言います。彼女には後でフォローします。

Q 過去や未来に行けるとしたら?

 三代将軍の徳川家光あたりの江戸時代。この時代ってけっこう改革があったのでそんな時代に町の人がどう過ごしていたのかを観察したい。あと家康さんに会って、未来で松本潤くんが大河ドラマで演じますけどどう思います? ってご飯食べながら聞きたいです(笑)。

菊池風磨

Q 1週間メンバーで旅をするなら?

 ハワイ。前に仕事で行ったとき、すごく楽しかったんですよ。だから童心にかえって遊びたいですね。

Q 2度目のデートで相手が遅刻。どのくらい待てる?

 僕はいくらでも待てちゃいます。今はスマホがあるからいずれ連絡が来るだろうし。連絡が来なかったら心配ですけどね。会えたら何があったの? は聞くけど怒ったりはしない。

Q 男友達と遊んでいて、彼女から会いたいと電話がかかってきたら?

 友達と約束してるから彼女には「ごめんね~」ってなります。その約束が終わったら会いに行く。友情が大切とかではなく、先約を優先します。もし何かあったとしたらフレキシブルに対応しますけど。

Q 過去や未来に行けるとしたら?

 歴史が好きなのでいろんな時代の過去を見たい。どの時代でもいいんですけど歴史を実際に体験したら忘れないだろうから。

10周年→20周年へ
今だから語れる話

――アニバーサリーアルバム『SZ10TH』に収録されている新曲『RIGHT NEXT TO YOU』はみなさんで選んだという全編英語の歌詞ですね。

佐藤「たくさんの候補から曲を選ぶときに、今回は挑戦するほうを取っていったんです。歌詞は全部英語詞にして、振り付けは海外アーティストなどの振り付けを担当している方にお願いしました。すべてチャレンジ、攻めていくのがテーマ。僕たちにとって未来に向けた曲になったと思います」

中島「日本のみならず世界水準で楽曲を作っていこうという意識もありましたし、僕たちがいま見せられる最上級の表現がこの曲には詰まっています

松島「全編英語詞は大変でしたね。僕が療養している期間もシングルのカップリング曲に『Small Love Song』、復帰してからも『Arms Around Me』と英語曲がありました。そして、今回の新曲もハードルが高いけど、僕たちのやる気をいま、このタイミングで見せるのはいいチャンスだと思いました」

菊池(活動休止中の)マリウス(葉)もこの曲を気に入ってましたね

佐藤英語はマリウスの武器のひとつなので、それを僕らが歌ってつなげるというのも意味があるなと思います

――もうひとつの新曲『Change the World』は、みなさんが作詞に参加されています。菊池さんのパート“傷ついて傷つけて”という歌詞が気になります。

菊池「基本は、自分が歌っているパートは自分で作詞しています。何に“傷ついて傷つけて”なのかは、ご想像にお任せしたいですね。ファンの方によっても、応援した時期によっても思い当たることは違うと思うし。いちばんわかりやすいところで言うと、本当は5人グループなのに3人体制で活動した時期(デビュー後、1年ほど佐藤、中島、菊池の3人で活動)があって。当時、僕らももちろんいろいろ考えましたし、聴く人によってそれぞれ思いがあると思うので、ご自身に重ねてもらえればと思います」

――1月に放送されたバラエティー番組『突然ですが占ってもいいですか?』に菊池さんと松島さんが出演されたとき、菊池さんが「松島が帰ってこなかったら諦めようと思ってた」と話していましたね。

菊池「松島が戻って来なかったらSexy Zoneが終わりだとかそういうことじゃなくて……。言い方が難しいんですけど、松島がグループに帰ってくることができないくらいキツいと思わせちゃったのだとしたら、どこかで俺の心も折れてたっていうことなんです。メンバーそれぞれ同じだとは思うんですが、松島のことすごい好きだし。ただ、それで松島にプレッシャーを与えたくないっていう思いがありましたね

それぞれの10年前と今

――10周年ということで、メンバーの10年前と今で変わったところを教えてください。

中島「みんな仕事に対する責任や意識が大人になりましたね。菊池はいま、バラエティーで見ることが多い。この10年の経験がバラエティーを盛り上げている結果につながっていて、番組を菊池色に染めているのを見ると、以前は想像できなかったので、だいぶ変わったと思います」

菊池「10年前はまだ子どもで、当時の2~3歳の年齢差って大きかった。特に子どもだなと感じていた松島が、今は年の差を感じないくらい大人になりましたね。あと松島のすごいところは、この10年ずっと変わらず努力家なこと。すごいなって思っています」

松島勝利くんが変わったところは……、眉毛の太さですかね

佐藤眉毛はずっと太いよ(笑)、そこは変わってない

松島「ずっと太いか、ごめんごめん(笑)。勝利はセンターだから大変さもあったと思う。この10年で心の扉を開放してくれて、今はバラエティーやシンドラ『でっけぇ風呂場で待ってます』でも、ハジけた面白い姿が見られるようになって。10年前はそんな勝利が見られると思っていなかったので、いい意味でイメージが変わりました」

佐藤「そんなに(心の扉)開いてなかった?(笑)。まだ制服を着ていた中島が、今じゃアカデミー賞授賞式の番組を任されてハリウッドに行くくらいになって。番組の中でクリストファー・ノーラン監督と対談してるって変わりすぎだろって!(笑)

松島「マリウスは見た目も歌声も変わった。自分を持っているところや不思議ちゃんなところはずっと変わらないけど。もともと人を幸せにしたいって事務所に入っているからいろんなアイデアが出てくるし、知識や発想力もすごい」

中島「彼は世界を見ているからね。環境のこととかもグローバルな視点で考えている」

菊池「昔からそうだけど、より勉強熱心になっている」

佐藤「少し前にバラエティー番組にふたりで出演させていただいたとき、“バラエティーのお約束”みたいなことを(ドイツ出身の)マリウスがやったのを見て、僕はもうこの子についていこうって思って(笑)。まじめにグループのことを考えてくれていて、すごく頼りになると思いました」

――10年後のSexy Zoneは?

佐藤「どうしてんだろう? みんなヒゲはえているのかな?」

菊池「(笑)まだ、みんな30代。若いね」

中島「希望しかないね」

松島「(両手の指を折って数えながら)僕、33歳だ!」

菊池「10をそうやって数えた人初めて見たよ(笑)」

松島「いろいろなところに名前を刻んでいたいですね。東京ドームとか、いろいろな場所、会場で僕らがライブをした記録を残していたいです」

10周年記念アルバム『SZ10TH』
3月3日発売

初回限定盤A 4950円
初回限定盤B 4950円
期間限定スペシャルプライス盤 3300円
20枚目のニューシングル
『LET'S MUSIC』も3月24日に発売

取材・文/熊谷真由子 メイクアップ/KOTO (UM) ヘア/松本明男 スタイリング/九(Yolken) 衣装協力/United Athle