あの“国民的娘”、“泣き虫愛ちゃん”が不倫!? 目を疑うような衝撃のスクープ撮だ。3月4日発売の『女性セブン』が《台湾に夫も子も残して里帰り不倫》と、卓球女子元日本代表・福原愛の“不倫”現場を押さえた写真を掲載したのだった。
同誌は、メジャーリーガーの大谷翔平選手似のエリート会社員だという高身長のAさんと、マスク越しでも楽しげな様子がわかる小柄な福原との横浜デートをキャッチ。2人はホテルで1泊し、さらに彼女の自宅マンションでも一夜を過ごしたと報じた。
「事の始まりは2月18日に愛ちゃんが出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。“子どもが幼稚園に上がるタイミングで、日本に拠点を移すことを考えている”と告白すると、2月25日に『女性セブン』が“すわ別居へ”と報じたのです。この時点では“眉唾物”の話だったのですが……」(ワイドショー・ディレクター)
この“別居”報道は台湾にも伝わり、即日に卓球選手の夫・江宏傑(ジャン・ホンジェ)があくまで「子どもの教育のため」とし、「夫婦ともに一所懸命に頑張っている」と夫婦間に問題はないことを強調。また福原は「3月に帰国する」とも付け加えた。
これで騒動は収まると思われたが、2月28日に自身のツイッターで《この数日間ずっと週刊誌の方につけられて気が滅入りそう》《直接聞きにきてくれたらいいのに》とこぼす福原。この時点で、すでに周辺で“張り込み”が行われていたことが伺えるのだが、「なんとも不可解です」とは写真誌カメラマン。
「『セブン』さんが横浜デートをおさえたのは2月27日のようで、直撃取材をしたのがツイート翌日の3月1日のことから、彼女の希望通りに事実確認をしたのでしょう。取材に“仲の良い友達”と関係を否定した愛ちゃんですが、同誌が撮った写真の2人を見ると、その距離感からして恋人同士にしか見えないのも事実。
そして府に落ちないのが、マークされているのをわかっていながら白昼堂々Aさんとデートし、お泊まりをしたのかということ。番組放送からわずか2週間ほどの急転直下の展開ですが、まるで日本に滞在している間に“新恋人”の存在をバラしたかったようにも思えてなりません」
別居報道に始まり、この度の不倫スクープもまた台湾の各メディアは速報やトップニュース扱いで報じている。中国のトップリーグで活躍した福原は、現地でも“小愛(しゃおあい)”の愛称でアイドル級の人気を誇り、一挙手一投足が注目される存在だ。
2016年に江選手と結婚して台湾に渡り、一男一女を授かった福原。夫婦でテレビ出演してはカメラの前でもキスを披露するラブラブぶりで、仲の悪さなど微塵も感じさせることはなかった、ように見えた。
あなたは金を生む鶏よ
ところが、不倫をスクープした『女性セブン』と同日発売の『週刊文春』が《離婚全真相 モラハラ台湾夫とモンスター家族》と題して、福原が江選手から言葉と態度による暴力を受けていたことを報じたのだ。そして1月中旬に日本と台湾に提出する2枚の離婚届に判を押し、夫にもすでに離婚の意思を告げたとしている。
「なんでも、理解あったやさしい夫が結婚を機にモラハラ夫になり、時に“売女”などと汚い言葉で罵ることもあったというのです。また、SNSで仲良しアピールしていた江さんの姉・江恆亘(ジャン・リガ)さんとも良い関係にあったとは言えず、唯一の味方と信じていた義母からも“あなたは、我が家の金を生む鶏よ”という言葉を投げかけられて、愛ちゃんは孤独感を募らせていったと」
ついには2019年末に子どもを連れて帰国した妻を、夫は日本まで追いかけてきて謝罪し、態度を改めると誓う。しかし、台湾での生活に戻るとモラハラが再発し、見限った福原は離婚届に判を押した。同時期に東京を拠点に自身が代表取締役を務める『株式会社omusubi』を設立するも、会社の役員欄に江選手の名前は記されなかった。
江選手の所属事務所は不倫騒動を受けて《2人は離婚していません》とのコメントを発表。また《国際結婚はいろいろなことがある》とモラハラ問題を国際結婚ゆえとし、《双方が一緒に努力する必要がある》と福原にも責任があるともとれる見解を示した。
「これはドロ沼化しそうですね」とは芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。
「ジャンさんの言動から察すると、DV夫にありがちな暴力と謝罪を繰り返して妻に粘着するタイプのようにも思えます。おそらくは愛ちゃんが離婚を突きつけても簡単に受け入れないでしょうし、むしろ彼女の一時的な気迷いで“夫婦はまたやり直せる”と短絡的に考えているのかもしれません。
夫婦の主張は逆になりますが、久々に高嶋政伸さんと美元さん元夫婦のドロ沼離婚劇を思い出しましたね」
2012年に離婚裁判に発展した高嶋政伸と美元の離婚騒動。別れたい夫と別れたくない妻の言い分は平行線を辿り、双方がDVやストーキングがあったことを訴えて、しまいには音声テープが法廷に持ち込まれるドロドロぶり。結局、高嶋サイドが“手切金を払ってようやく別れられた”とも報じられた。
マスコミを利用した
「普通に考えれば、愛ちゃんはデート時に撮られているのをわかっていたと思いますよ。同誌に掲載された写真を見ると、いずれもAさんは全く気付いていない様子でそっぽを向いていますが、片や彼女はカメラに顔を向けています。単純に顔が写っている写真を選んだ、ということもありえますが(笑)。
たとえ彼女が主張した通りに、Aさんが本当に“友達の1人”だったとしても、離婚届に判を押そうとしないジャンさんに“もう、私には新しい恋人がいるのよ”と思わせるには十分。台湾でも写真が見られるのを承知の上で、日本のマスコミを利用したとも考えられます。写真をわざと撮らせるのは、芸能界の古くから使われる常套手段の一つです」(佐々木氏)
ほんわかとした印象の福原からはいささか想像つかないが、『徹子の部屋』への出演を決めた時から卓球のごとく策を練り、試合プランを組み立てていたのだろうか。
「ただ、離婚が成立していないうちの“不倫”は、世間が娘のように見守ってきた“泣き虫愛ちゃん”のイメージは崩れますし、協議の際に夫側から慰謝料を請求される可能性もあります。それでも、身を投げ打ってでもジャンさんと離婚したい気持ちの方がつよいのかもしれません。
それに数々のモラハラを受けてきたという証拠、音声テープでも所持しているのなら有利に事が運ぶでしょうし、“不倫の原因を作ったのはあなたよ”と主張できますからね」(佐々木氏)
現在も福原に関する報道が加熱している台湾だが、不思議と彼女の“不倫”を非難する声は多くはない。夫とその家族の“素性”はすでに知られているのかもしれない。