瞬く間に世間の注目を集めることとなってしまった、五輪2大会連続メダリストの元卓球選手・福原愛(32)の不倫疑惑報道。夫で台湾の卓球選手・江宏傑(32)と幼い子ども2人を置いて、一人で日本に帰国している彼女はいったい何を考えていたのでしょうか──。
3月4日、自身のマネジメント業務を行う「電通スポーツパートナーズ」の公式ホームページで直筆謝罪メッセージを公開し、一連の騒動はあくまで“社会人の先輩に会社設立の相談をしていた”と説明。横浜でのデートも“気分転換”としているが、疑われても仕方ない行動だったのはではないでしょうか。
“卓球の愛ちゃん”こと福原は2016年9月に結婚、2017年10月に第一子、2019年4月に第二子を授かっています。中国の番組では夫婦で繰り返しキスする姿をこれでもかと見せつけ、台湾では二人そろって何本もCM出演するなどしていたので、超ラブラブな夫婦だと思われていました。
しかし、3月3日配信の『NEWSポストセブン』では、台湾から単身帰国していた福原と一般エリート男性との横浜デート・二泊不倫疑惑が報じられ、同日配信の『文春オンライン』の報道では、夫から過剰なモラハラを受けており離婚を決意しているとも……。
2月18日に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日)では、福原本人が拠点を日本に戻すことも視野に入れていると公言し、本当に夫婦円満なのかという疑問もありました。その後の2月25日には自身のFacebookで夫のアカウントに返信し、不仲説を払拭したと思われましたが、“それも仲よしアピールだったのか”と騒がれてしまう結果となってしまったのです。
不倫を疑われても仕方ない“気分転換”
福原といえば、過去に一度だけ熱愛報道がありました。2008年にプロテニスプレイヤー・錦織圭(31)とのデート現場やキスシーンなどを激写され、世間を賑わせたことを覚えている方もいるでしょう。
ですが、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が『NEWSポストセブン』の横浜デート不倫疑惑報道を見る限り、けっこう“純粋な人”なんだな、という印象を受けました。
まず、詳報を見てみると“不倫”だと疑われても仕方ないような描写が多く見受けられます。福原は存分に横浜での“気分転換”を満喫していたのでしょう。彼女が既婚者でなければ、とても微笑ましく思える王道デートコースです。けれど逆の視点から考えれば、めちゃくちゃ脇が甘いわけで、そう思われても仕方ないのではないでしょうか。
旦那と子供を置いて単身帰国したこと、拠点を日本に移すと話したことは非常に違和感がありましたから、マスコミ各社が「別居」「離婚」「不倫」を勘ぐって、スクープを狙いに来ることは少し考えれば想像できたはずです。
不倫でなくとも配慮が欠けた行動だった
一泊目に二人で宿泊した横浜の高級ホテルは、2部屋取り別々に宿泊していたようですが、昼間は横浜中華街で食べ歩きをしたり、山下公園を散歩したり……。このあたりは緊急事態宣言下であっても常に人で賑わっているスポットです。二人はシュウマイや豚まん、クレープの行列に並び、食べ歩きを満喫したようですが、当然、周囲には一般人がたくさん。
仮にマスコミ記者が尾行していなかったとしても、今はSNS全盛時代ですから、一般人のTwitter投稿などから不倫疑惑が拡散する可能性もあったかもしれません。
ですが、福原はそこまでは頭が回っていなかったのではないでしょうか。そういった意味で、彼女は“純粋な人”なのでしょう。もちろんこの場合の「純粋」は誉め言葉ではありません。言い換えれば「単純」ということです。
既婚女性が横浜のデートスポットで、夫以外の男性と仲よく2人でで“気分転換”するのか? と怪しいことこの上なしですが、彼女がそう言うのですからそうなのでしょう。福原がもう少し配慮することができていれば違ったかもしれません。例えば、もう一人友達をつれていたら、別々のホテルを取っていたら、今回のような騒動は起きなかったはずです。
筆者は恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の恋愛相談を受けておりますが、不倫愛に関する相談もとても多いんです。そのなかで“純粋な人”が不倫愛にハマッてしまったという相談も少なくありません。
結婚前から浮気を繰り返しているような遊び慣れている人のなかには、常に警戒を怠らずに細心の注意を払い、不倫を隠しとおすためのズル賢いテクニックにも精通している方がたくさんいます。
反対に、遊び慣れていない“純粋な人”は上手くバレないようにする術を知らないもの。遊び慣れていない人の不倫ほど、周囲にバレてドロ沼化しがちなんです。
皮肉なことですが、何度も何度も浮気をしている人の不倫はバレず、それまで真面目に生きて来た人のたった一度の不倫がバレてしまうということは、ままあることなんですよね……。
福原は一連の騒動を否定しましたが、ネット上では「言い訳が苦しい」「軽率すぎる」と炎上してしまい、あとの祭り状態。“泣き虫愛ちゃん”、今回ばかりはどんなに泣いても「頑張れ!」と応援してくれる人は、そう多くはなさそうです。