『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』制作発表での米倉涼子('19年10月)

 昨年3月に27年間所属した芸能事務所「オスカープロモーション」から独立し、ちょうど1年目を迎える米倉涼子(45)だが、その動向は相変わらず注目を集めている。

米倉『ドクターX』復活の可能性

「2020年の年間タレント別テレビCM出稿量(秒数)ランキング」(ビデオリサーチ)では「楽天モバイル」と「興和」の大手2社のCM出演もあり、前年の11位から1位に大躍進した。また2月1日にはファンクラブ「よねさんち」も開設、4月1日から4日までは個人事務所「Desafio」設立1周年を記念した初のエンターテインメントショー 『Ryoko Yonekura -DISFRUTA 2021-』を開催する。

ショーは東京・丸の内の『コットンクラブ』(収容人数180名)で開かれます。会員限定の先行予約のほかに3月9日から一般予約がスタートしましたが、ディナー付きで1名3万5千円~5万円という高額でも即日完売でした。

 米倉の歌やダンスと豪華ゲストとのトークショーなど盛りだくさんの内容で、ファンにとってはすぐ近くで米倉のステージを堪能できる絶好の機会です」(芸能関係記者)

 一部ではファンクラブの会員数が伸び悩み、“人気急落”、“戦略ミス”ではといったネガティブな報道もあったが、「本人はそれほど気にしていない」(同)という。

むしろ、コロナ禍の影響でミュージカルなど舞台への出演が実現できないことがもどかしいようです。そのせいか4月のショーは、ファンへの感謝と久しぶりのステージへの強い思いもあって、細かい点にこだわって作っているそうです

 年内には米倉が主演を務めるNetflixオリジナルドラマ『新聞記者』も配信される予定だが、ここにきてあの大ヒットドラマ『ドクターX』(テレビ朝日)への出演を承諾したとの情報が飛び交っている。

昨年11月に『女性自身』が“2021年の10月クールに大門未知子が帰って来る”と報じました。もともと米倉はイメージが定着することを嫌って長いシリーズ化には難色を示していました。でもこの新型コロナウイルスの感染拡大でアメリカでのミュージカル『シカゴ』にも出演できない。そこに昨秋放送されたスピンオフ・ドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』でかつての気心の知れた仲間たちと再会し心が動いたようです」(女性誌記者)

 放送当時に動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、オリジナルコンテンツとして米倉ら主要キャストのトークショーが配信された。そこで米倉は遠藤憲一からの「でも『ドクターX』も、またやるでしょ?」という無茶ぶりに「(『ドクターX』)やりたいよね!」と返答している。

「もちろん、これはドラマの番宣ですから額面通りには受け取れませんが、独立してからはより自分の演じたい役柄、キャラクターが明確になったようです。大門未知子のイメージが定着するのは避けたいといっても、もうすでに定着してしまっていますからね。これからは未知子のまた別の魅力を見せてくれるかもしれません」(テレビ局関係者)

 『ドクターX』ファンにとっては、何よりもうれしい知らせになりそうだ。