「タピオカDM恫喝騒動」が明るみになり、2020年7月に芸能界を引退した木下優樹菜。夫の藤本敏史との離婚や、まさかの「不倫疑惑」が降りかかってから、すっかり話題にのぼることも少なくなっていたが、ここにきて新たな展開が。
3月13日にアパレルブランド『GALFY(ガルフィー)』の「2021 Limited Collection」のモデルに起用された旨の投稿をしたのだ。
「可愛い犬のロゴデザインがヤンキー層にヒット。『GALFY』は'90年代に最盛期を迎えました。“ヤンキーが着ている犬の服”と言えば、見覚えのある方もいるのではないでしょうか。その後、新作の販売がストップしていた時期もあったのですが、3〜4年ほど前に新たなデザイナーを迎え、復活しました。近年では世界的歌姫のアリアナ・グランデが着用したことも大きな話題になりましたね」(ファッション誌ライター)
木下、そして『GALFY』のインスタアカウントはともに、同ブランドの衣装に身を包んだ彼女の画像をアップ、そのテキストには「ファッション的治安惡化推進會」「惡犬」なるおどろおどろしいコメントを添えている。さらには「#最強の一般人」というハッシュタグも。
フジモン とのデートを撮られたときも着用
木下のフォロワーからは今回のモデル起用に「かっこいい」との声もあがっているが、昨年からのイメージ悪化が著しいからか、一般層からはまだ「引退したのにまたタレント活動?」「裁判は終わったのか」といった批判的な声も集まっている。木下を起用するのはリスクもそれなりに大きそうだが……。
「引退する前には500万人いた木下のフォロワーも、現在の新アカウントでは50万人ほどと、少しパワーダウンした感も否めません。ですが、すでにいくつかのネットニュース媒体がとりあげていますし、宣伝効果はフォロワー数以上のものがあるでしょう。購買層はヤンチャな人たちが多く、ブランド側のイメージダウンも少ないでしょう」(アパレル業界関係者)
また、木下と『GALFY』には遠からぬ縁があって、
「まだ藤本さんと結婚する前、ふたりがコンビニに相合い傘で入っていくところを『FRIDAY』が報じています。そのときの木下さんのファッションが“ド派手なGALFYの真っ赤なジャージ”だったんです。そのインパクトが大きすぎたこともあってか、同誌ではしっかりブランド名も取り上げられていましたね。
当時、ヤンキーキャラ全盛だったユッキーナさんはフジモンさんにも同じようなファッションをすることを求めていたとか。そういった過去も、今回の起用のきっかけになったのではないでしょうか」(週刊誌カメラマン)
木下といえば、トラブルのあったタピオカ店のオーナーとはいまだに係争中である。タピオカ店のオーナーが和解金として1000万円を求めるなか、木下サイドは“100万円までしか出せない”と争っていることを『週刊女性』は報じている。裁判の様子は非公開だが、まだ決着したとの話も聞こえてこない。
「木下さんはインスタアカウントを新たに開設してから、ファンとのオンライン上での交流を呼びかけたりと、自分の支持者であるフォロワーとの距離感を確かめている様子でした」(芸能プロ関係者)
そんな動きもあってか、最近ではビジネスにも前向きになっているそうで、
「最近ではインスタでも商品を宣伝するような投稿も見受けられるようになり、インフルエンサービジネスに舵をきった感はあります。藤本さんからも養育費は今も支払われているようですが、生活レベルはなかなか下げられませんからね。インスタのDMでオファーがきたとか。
『GALFY』の服に関しては、若いころは好んで購入していましたが、2011年ごろから部屋着としても着るのをやめていたそうです。そこからは専属モデルを勤めていた雑誌でも“ガーリー”な系統に舵をきるようになりました。同ブランドのモデルとして“ヤンキー系”キャラを復活させた背景には、“家族のためにも仕事を頑張る”という意思表示もあるのではないでしょうか」(同前)
ユッキーナの起用でアクセスは3倍に
確かに木下のアカウントをみれば、『GALFY』について発表したのと同日に、別のセレクトショップとコラボしたTシャツの販売も宣伝しており、ここにきてモデル業に精を出しているようだ。
今回の“復活劇”の舞台ウラはどうなっていたのだろう。『GALFY』の広報に問い合わせてみたところ、以下のような回答が。
──起用した経緯は?
「もともとヤンキーキャラとして活躍されていたと存じております。それも含め、ブランドイメージにも合うということでオファーをさせていただきました。芸能人の方をモデルに起用したのは今回がはじめてです」
──反響は?
「着てもらった商品はちょうど今日(3月16日)発売になるのでまだ売れ行きに関してはわからないですが、インスタグラムのフォロワーもかなり増えてストーリーズの閲覧も普段の3倍ほどになりました。
DMも良いものから悪いものまで、さまざまなご意見をいただきましたが、基本的には“かわいい”といった好意的な反響を多くいただいております。また、同業からも“ブッキングが秀逸でいいですね”というお声もいただけました」
──撮影されたときの木下さんの印象、そしてやりとりなどあれば。
「すごく喜んでいただけましたし、現場のスタッフともテンションが合ったと聞いております。テレビに出ていた当時のままの印象だったようです。撮影前に展示会に来ていただいて、撮影当日にお会いした程度で“この服を着てください”といったようなやりとりが主でしたが、とにかく喜んでいらっしゃったというのが印象的です」
──今後も『GALFY』のモデルとして起用していく?
「こういったコラボレーションは“一度きりのほうが面白いかな”という話はあがっております。ブランドの見え方はいろいろと変えていきたいというデザイナーの意向もありまして」
──インスタグラムにアップされた「最強の一般人」というフレーズが印象的です。
「撮影中に盛り上がり、そのようなワードが出たと聞いております」
──芸能界を引退した木下さんですが、今後については何か聞いていますか?
「特にそういったお話はしていないですね。ただ今回の件でオファーしただけで、今後については存じあげておりません」
“ヤンキーキャラ”復活でふたたび芸能界にカチ込みに来る日も近い!?