NHK大河ドラマ『青天を衝け』がいよいよ佳境に。第8回では主人公・渋沢栄一の婚礼が描かれた。
「吉沢亮さんが渋沢役で、控えめながら芯の通った妻の千代役が橋本愛さん。彼女は朝ドラ『あまちゃん』で有名になりましたが、大河でも活躍。『西郷どん』『いだてん』に続いて3回目の出演です」(テレビ誌ライター)
橋本は女性ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務めながら女優としても活動。中学までは地元の熊本で過ごしていた。
「地元愛が強く本当は熊本の高校に進学したかったようですが、仕事が忙しくなり東京で暮らすことに。今でもちょくちょく地元に帰っているみたいですよ。熊本県公式ホームページのインタビューで《豊かな自然があって、水も、野菜も、お魚も本当においしくて。熊本は本当に住みよい街だっていつも感じています》と話していました」(スポーツ紙記者)
「一軒家に引っ越したらどうですか?」
リフレッシュには、大好きな地元に帰るのが一番。しかし、帰省した際にちょっとした問題が起きていた。実家ではなく、同じ熊本市内に住む祖母のマンションで“騒音トラブル”があったという。祖母が暮らす部屋の下の階に住む夫妻に話を聞いた。
「昨年の8月ごろから、決まって月の初めにバタバタという足音や何かを引きずるような音が。管理人からは足の悪い年配の女性が1人で暮らしていると聞いていたので、しばらくは我慢していたんです。でも、今年の1月上旬、深夜12時半に足音や物音がひどく、苦情を言いに行きました。年配の女性が出てきて、“うるさいと思うなら、一軒家に引っ越したらどうですか”と言われてしまい……」(下の階に住む男性)
翌日になると、逆に管理会社から夫妻が注意された。
「女性の親族の方から“夜遅くに男性が1人で住む年配女性のもとを訪ねるなんて、非常識だ”と苦情が入ったそうです。深夜の足音や物音に苦しんでいて、気を付けてほしいだけだったんですが……」(男性の妻)
1か月後に夫妻がふたたび被害を訴えると、管理会社は騒音に気をつけるように記したポスターを掲示。しかし効果は見られず、さらに1か月たった3月上旬の深夜、また騒音が聞こえてきた。
「“1人じゃなくて誰か来ているんじゃないか?”と思って妻と2人で訪ねましたが、インターホンを押しても反応なし。仕方なく警察に通報しました」(前出・男性)
警察が注意したところ、橋本の祖母は“孫が来ていて、すみませんねぇ”と柔和な態度で説明したという。しかし、2日後の昼ごろ、またもや騒音が発生。
「2人で上の階に行くと、部屋から出てエレベーターに向かう橋本愛さんがいたんです。深夜の騒音について話し合おうとしましたが、“飛行機の時間なんで”と、私たちのことはまったく相手しようとせず……。足音について尋ねると、“私ですけど、じゃあ忍び足で過ごせっていうんですか?”と逆ギレ状態。物音に関しては、“これですよ、これこれ”とキャリーバッグを指さして開き直った様子。結局、飛行機の時間を理由にその場を立ち去られました」(前出・男性の妻)
そこで夫妻が改めて管理会社に相談すると、4日後に謝罪のコメントを伝えられた。
「“どうもすみませんでした、これから気を付けます”という言葉の後に、“直接会ったら、感情的になって口ゲンカになるかもしれないんで”と……。本当に申し訳ないと思っているのか不安になってしまいました」(前出・男性)
橋本愛が遊びにきたときも騒音が……
事実を確認するべく、橋本の祖母にも話を聞いた。
――下の階に住む方と、騒音トラブルがあったそうですが?
「私は関与してません。立ち会ってませんので……話は済んでるんですけど、私は話し合いに参加してないので」
――“うるさいなら一軒家に引っ越したら”と発言を?
「向こうにガチャガチャ言われて、私もついパッと言ったんでしょうね」
――愛さんが来られたときの足音、物音がひどいとのこと。
「愛はただ、遊びに来ていただけです」
“もう終わったこと”と繰り返し、多くを語らない。マンションの管理会社にも事情を聞いた。
「築年数30年で老朽化が進み、どうしても防音に関しては弱いですね。ペットの鳴き声や歩く音、シャワーの音でさえ聞こえてしまうことがあるようで。集合住宅ですから、ある程度はご理解いただいたうえで入居してもらっています。意図的に騒音を立てるような場合はしかるべき措置を取って対処しますが、たまに聞こえる生活音となると、仕方ない部分もありますからね……」
ほかの住人に聞くと、温水洗浄便座のモーター音まで聞こえたことがあるとのこと。構造上の問題があるようだ。
「愛ちゃん本人もおばあさんも物静かな方ですし、わざと騒音を立てるような人ではないですよ。ただ、たまに親族が家に来るようで、3月には集まって少し騒いじゃったかな、なんて話もありました」(橋本の祖母の知人)
事実を確認するため橋本の所属事務所に問い合わせたものの、期日までに返答はなかった。
次に帰省したときは、千代のような控えめキャラに徹したほうがいいかも。