「小室圭さんは留学していたアメリカにある『フォーダム大学』のロースクールで最後の試験を受けて、無事に卒業しました。
7月末にニューヨーク州の司法試験を控えていますが、コロナ禍のため、昨年の形式と同様にオンラインでの受験となります。
そんな大事な試験が迫る6月ごろ、山積みとなっている“課題”をクリアするため、ついに日本へ帰国するというのです」(宮内庁関係者)
アメリカ留学中、小室家の金銭トラブルを放置しているかに見えた小室さん母子に対する国民からの批判はヒートアップ。その折、
「小室さんは4月に金銭問題の経緯を説明する文書とともに、母親である佳代さんの元婚約者に対して解決金を提案するなど、トラブルを解決させようとする動きを見せました。それらの行動は、眞子さまと小室さんのおふたりが30歳になる今秋までに結婚されたいという意思が強く、スケジュールを逆算した結果だと思われます」(皇室担当記者)
ただ、国内の新型コロナ新規感染者数が高止まりして国民が困難を強いられ、東京五輪の開催も危ぶまれる中で、結婚関連の儀式を行うことはありうるのだろうか。
「昨秋からの動きを見ていますと、東京オリンピック・パラリンピック開催の可否に関係なく、今秋の結婚を前提にスケジュールを組まれているように思えます」
そう話すのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。
「眞子内親王殿下と小室さんの結婚を多くの人が納得し、喜ぶ状況になる可能性はないと言っていいでしょう。何をやっても批判のネタを探されるだけですから、新たな対策を打つこともないでしょう。仮に五輪が中止になるほどコロナの感染状況が逼迫し、国民がさらに大変な状況に置かれたとしても、結婚自体はされると思います。五輪が開幕する直前の7月上旬ごろに、一般の結納にあたる『納采の儀』を行うのが、順当でしょう」(山下さん)
しかし、皇族の結婚である以上、国民感情を“無視”することには違和感を覚える。
この強引すぎる流れを主導されているのは小室さん、ではなく眞子さまだという。
“チーム小室”リーダー
「これまでは“金銭トラブルを解決させない小室さん親子に問題がある”とか“眞子さまがほれ込み状態にある”といった世論が多く見受けられました。ただ、小室さんの新文書や解決金の提案などに眞子さまのご意向が強く反映されていることが明らかになり、今や“チーム小室のリーダー”として動かれている。
小室さんが新文書を公表したのは“借金ではない”と主張する佳代さんを擁護するためと、眞子さまから“結婚のプロセスを踏むために作成してほしい”と要望されたからではないでしょうか。
小室さんは留学先の卒業試験や司法試験を控える中、母親を守りながら眞子さまのお願いにも必死で応えて、28ページの文書を作り上げたのだと思います」(皇嗣職関係者)
そもそも、新文書の公表が4月になったことも、眞子さまのご意向が強く反映された結果のようだ。
「小室さんの代理人から宮内庁に対して、文書の公表方法に関する相談はあったのですが、公表日は小室さん側がすでに決めていたそうです。小室さんサイドと秋篠宮ご夫妻は連絡をとっていないようですから、公表日を決めたのは、眞子さまだと考えていい。
あのような一方的な文書を出せば火に油を注いで、国民から再び小室さんへの批判が巻き起こり、皇室に迷惑がかかることは目に見えています。
困難を強いられている国民に心を寄せるはずの皇族である眞子さまが、コロナの感染者が増加していた4月に公表することを決めたのは、それだけ秋には結婚したいお気持ちが強いからだと思います」(同・前)
コロナ感染拡大の状況やワクチン接種の進捗具合などを鑑みて、結婚の“延期”を視野に入れた対応は難しかったのだろうか─。
「眞子さまは“もうこれ以上待てない”とのお考えです」
そう明かすのは、事情を知る秋篠宮家関係者。
眞子さまはもはや「我慢の限界」
「眞子さまは'15年の夏時点で“すぐに結婚したい”という旨を秋篠宮ご夫妻にお伝えしたそうで、そのお気持ちに対してご両親は“皇族の活動を通じて国民に恩返ししてから”とのお考えでした。
そのご意向を受けた眞子さまは、イギリスで『レスター大学大学院』の留学を終えた後、単独での地方公務や語学力を生かした海外訪問、『日本テニス協会』と『日本工芸会』の総裁職にも就任されました。
国民のために公務や団体職をこなされたのは、ひとえに小室さんとのご結婚が念頭におありだったからでしょう。
しかし'18年に婚約延期、'20年にも再延期となり、ご両親に結婚のお気持ちを伝えてからすでに6年。我慢の限界なのは容易に想像できますし、小室さんと目指している30歳までの結婚は、絶対に譲れない一線なのだと思います」
国民の声は届かず、“悲願”達成を目指して、なりふり構っておられないように見える眞子さま。そんなプリンセスのために、小室さんが帰国するというのだ。
「理由はいくつかあります。7月上旬に『納采の儀』を行うのであれば、秋篠宮ご夫妻に直接、事前のご挨拶は必須。眞子さまとも、結婚に関するスケジュールや細かい点などの打ち合わせといった式の準備も必要です。
報道各社から取材攻勢に合っている佳代さんのことも、そうとう心配のはず。元婚約者との金銭トラブルに“介入”し、解決させるために奔走するのではないかと思います」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮さまが『納采の儀』を行う条件として言及された“多くの人が納得し、喜んでくれる状況”にはほど遠い現状。しかし、この条件を満たす基準は存在せず、殿下は眞子さまのご意思を尊重する方向に舵を切られたのだろう。
加えて『納采の儀』を行うこと自体が、帰国する最大の理由だという。
「『納采の儀』は、小室家の使者が宮邸に出向いて納采の品を渡します。併せて、小室家に秋篠宮家の使者が出向いてお返しの品を渡します。儀式後に、両家の顔合わせで茶会などが行われるでしょうが、どちらの場でも結婚する本人が不在というわけにはいかないでしょうから、小室さんは『納采の儀』のタイミングで帰国されるのではないでしょうか」(山下さん)
儀式のための使者を手配することも、小室さんが抱える課題のひとつだろう。
「前例として、嫁ぎ先からの使者は、親戚かつ社会的にある程度の地位を築かれている方が多いです。もちろん、必ずしも社会的地位の高い方でなくてもいいのですが、将来的に天皇の姉となる眞子さまの降嫁先なので、それなりの方が好ましいでしょう。
小室さんは亡くなっている父方の親戚とは疎遠のようですし、どなたが使者になるのか不透明なのが気がかりです……」(前出・皇室担当記者)
もはや国民の声が届かない眞子さまと小室さん。“傍若無人”なおふたりが、日本中からの祝福に包まれる日は訪れるのだろうか─。