関ジャニ∞の大倉忠義(35)が5月10日、「Johnny‘s web」内のブログを更新し、またしてもファンのマナーについて言及して波紋を広げている。
度の超えたファンの迷惑行為
大倉はこれまでもブログで一部ファンによる迷惑行為、ストーカー行為についてコメントしていた。
ブログの冒頭で大倉は「毎日稽古頑張る、出来ることを頑張るしかないね!!」と前向きに投稿。しかし、「最近疑問なのよ。稽古場にわざわざ出向いてくださっているルールの守れないお嬢様方に適応する法律はないのかしら」「ストレス増幅罪 親の顔が見てみたい罪 人の忠告聞かない罪」と続けている。
そして「どんだけ訴えても無くならないし いなくならないし」「スタッフが言おうが警察が言おうが来るのよよよ」「皆んなどう思う? アイドルが平穏に暮らせる世界ってあってもいいと思わないかい?」(原文ママ)とつづったのだ。
「稽古場まで押しかけるマナー違反のファンがいるということですよね。大倉は2018年11月のブログで“身勝手な行動が精神的に辛いです”と嘆いていましたが、いまだに一部の過激なファンからのつきまといに苦慮しているのでしょうね」(女性誌記者)
ネットには「稽古場まで押しかけるマナー違反者は、どんどん逮捕して下さい」「自分に出来る範疇で訴え続ける大倉クンは本当に偉いと思う」「まだこんな人がいるのかと唖然としました。情けない。大好きな人を苦しめて
大倉が悪質なつきまとい行為に苦しむ中、5月14日発売の『FRIDAY』(講談社)では、ジャニーズタレントのSNSアカウントが悪質なハッカーに狙われているという衝撃的な記事を掲載した。
「山田涼介が危ない!」
ハッカーはジャニーズタレントのSNSアカウントのパスワードを奪い、アカウントを乗っ取ることで本人の知らないうちに私生活を覗き見るのだという。
『FRIDAY』では実際に悪質なハッキングを行っているというハッカーに話を聞いており、これまで30人以上のジャニーズアイドルのパスワードを入手し、ファンに販売してきたというのだ。
「ジャニーズタレントは事務所から個人のSNSを運用することを禁止されています。そのため、匿名で“裏アカ”を使っている人が多いんです。そのユーザーをファンが特定し、ハッカーがパスワードを奪い、そうしたファンに販売しているといいます」(前出の女性誌記者)
ジャニーズファンは金銭目的ではなく、応援しているタレントの私生活を覗きたいという目的から、ハッカーにパスワード入手を依頼するという。そして、パスワードはタレントの知名度によって異なるが、20~30万円の値がつくという。
あまりにも悪質な行為。芸能プロ関係者は話す。
「数多くのジャニーズタレントがいる中、最も高値がつくのがHey! Say! JUMP(ヘイセイ)の山田涼介(28)だという話を聞いたことがありますね。ヘイセイ、そして山田のファンには熱狂的な人も多いですからね……」
2019年5月、ヘイセイは2007年のデビュー以来続けてきたアリーナ会場でのコンサートツアーの開催を見送ることを発表し、ファンに大きな衝撃が走った。
ヘイセイついては2018年10月、メンバーが新幹線で移動する際に、東京駅に出待ちするファンが押し寄せて改札口周辺が埋まるという混乱が起きた。
「コンサート会場の地方に移動する際も、メンバーと会いたいがために新幹線ホームにファンが大挙して押し寄せ、発車が遅れてしまうケースもありました。また、移動中のメンバーを追いかけ回すなど、一部ファンのマナーの悪さが問題視され、2019年のコンサートツアー中止に踏み切ったのでしょう」(前同)
それほど、ヘイセイのファンの中に過激なファンがいる、ということだろう。
「特に山田はグループでもトップ人気を誇りますから、彼の私生活を覗きたいという需要は高いということなのでしょう。しかし、ハッキングと、それで入手されたパスワードを購入し、SNSを見る行為は、『不正アクセス行為の禁止等に関する法律』(不正アクセス禁止法)という法律に抵触するでしょう。これに違反すると3年以下の懲役または100万円以下の罰則となります。
ジャニーズタレントを応援するのはいいですが、SNSのアカウントをハッカーから購入することは悪質な犯罪行為で、警察に見つかれば逮捕。くれぐれもそのようなことはしないでいただきたいですよね」(同)
SNS隆盛の今、ジャニーズタレントはこれまで以上にさまざまなことに注意を払う必要があるのかもしれない──。