うだるような暑さに見舞われた5月下旬の昼下がり。行き交う人たちがあまりの暑さに顔をしかめる中、ペアコーデで都内の住宅街を歩く長身の男女は、弾けるような笑顔を見せる─。この男女は、三浦翔平と桐谷美玲だった。
2018年に結婚したふたりは、昨年7月に長男も生まれた。桐谷はママとして幸せな毎日を送っているが、最近テレビで彼女を見ない気がする……。
「連続ドラマの主演は、2017年にフジ系の『人は見た目が100パーセント』が最後。映画も、同じ年の12月に公開された映画『リベンジgirl』に出たのがラストなんですよ」(スポーツ紙記者)
桐谷は、堀北真希、黒木メイサと並んで、所属事務所である『スウィートパワー』の看板女優として活躍してきた。ただ、近ごろこの事務所では“混乱”が続いている。
「今年3月に『週刊文春』で社長が所属タレントにセクハラを働いた疑惑が、5月には『女性自身』で男性俳優部署の『スパイスパワー』に所属する岡田健史さんが事務所との契約解除を求めて裁判所に申し立てをしたことが報じられました」(同・スポーツ紙記者)
桐谷がドラマオファーを受けない
そんな中、桐谷も不穏な動きを見せていて─。
「結婚してからも、ドラマのオファーはあるのですが、彼女は頑として首を縦に振らないんですよ」(桐谷の知人)
女優業からフェードアウトしているように見えるが、何があったのだろうか。
「4年ほど前から、プライベートな時間をつくりたがっていました。しかし、2016年はテレ朝系の『スミカスミレ 45歳若返った女』、フジ系の『好きな人がいること』、翌年は『人は見た目が~』など、ドラマの仕事が集中。それ以来、彼女と事務所の間に少し距離ができてしまったみたいです」(芸能プロ関係者)
彼女に仕事が集中したのには、こんな事情が。
「2015年に事務所を引っ張ってきた堀北さんが山本耕史さんと結婚し、2017年に芸能界を引退するまで仕事を控えるように。黒木さんも2016年に2人目の子どもを妊娠していたので、堀北さんのカバーができるほど仕事はできなかった。事務所としては、稼ぎ頭である2人が立て続けに第一線から離れたため、桐谷さんに頼らざるをえなかったのでしょう」(同・芸能プロ関係者)
桐谷が女優業をセーブしていることについて、所属事務所に問い合わせると、
「女優のお仕事をやりたくないなどの理由で断っているような事実はなく、仕事と家庭を両立したいという本人の希望を尊重しているためです」
と否定するが前出の桐谷の知人は彼女の胸の内を明かす。
「周囲には“しばらくドラマの仕事はやりたくない”と漏らしているそうです。最後に出演したドラマと映画が、あまりいい結果が出なかったこともあったのでしょう。もちろん、お子さんが生まれたばかりなこともあると思いますが、出産する前の2018年から女優の仕事はしていませんからね。しばらくは、ファッション誌のモデルやCMの仕事に絞っていくようです」
女優“休業宣言”はまだまだ続きそうだ─。