江藤愛アナウンサー(TBSアナウンサー公式インスタグラムより)

  年度が変わり多くの企業で人事発表が行われているが、TBSの今春の人事発令に業界が騒然となっている。

「入社12年目の江藤愛アナが、3年先輩の出水麻衣アナや10年以上先輩の外山惠理アナなどを差し置き、“エキスパート特任職トップスペシャリスト”という役職に昇進したんです。一般的な会社に置き換えるなら課長のような感じでしょうか。アナウンスセンター部次長の堀井美香アナや小倉弘子アナらに次ぐポジションです。同じタイミングで、平日の『Nスタ』で総合司会を務める井上貴博アナも昇進していますが、それでも江藤さんより2年先輩ですからね」(広告代理店関係者)

関係者なら納得の出世

 平日昼に放送されている情報番組『ひるおび』のアシスタントを務め、'20年3月からは『CDTVライブ!ライブ!』の司会も担当。ここ数年、目にする機会が増えたためか、ネットメディアが行った『好きなTBSのアナウンサー』ランキングで1位になるなど、今や“TBSの水卜麻美アナ”とまで言われている。

入社した当時は同期の田中みな実アナがアイドル的人気を誇ったこともあり、地味で目立たない存在でした。しかし女性アナウンサーがタレント化する中、真摯に仕事に取り組み、着実にアナウンス力を磨いてきた。そんな努力が評価されて'14年に看板番組である『ひるおび!』に起用されましたが、今では司会の恵俊彰さんも彼女に全幅の信頼を置いているほど。江藤アナの仕事ぶりを知る関係者なら納得の出世でしょう」(TBS関係者)

 昇進の背景に、会社への忠誠心もあるのでは? との声も。

過去のインタビューなどで語っていますが“私は定年までTBSにいたいと思っている”“江藤愛というよりはTBSアナウンサーの江藤ですっていう気持ちなんです”と、TBSに育ててもらったという気持ちが強い。いつ独立するかわからないアナウンサーより会社が大事にするのも当然かもしれません」(同・TBS関係者)

 TBSに江藤アナの昇進について問い合わせたが、「人事に関わることなので、お答えできません」とのこと。

 その名の通り“会社愛”のある江藤アナがいれば、局の未来も明るい!?