6月7日、一般人男性との結婚を発表したのはフリーアナの加藤綾子。
お相手について“一般男性”ということしか公表しなかったために、ネットではその“素性”についてさまざまな憶測が飛び交っていたが、同日夜に『文春オンライン』が報じたのが《カトパン電撃婚 お相手『一般男性』は年商2000億円企業の2代目社長だった!》なる記事だった。
「東京や神奈川を中心に約60店舗のスーパーマーケットを展開し、年商2000億円を誇る企業の2代目社長」であると伝えたのだ。
「男性は慶応大学経済学部出身の39歳。食品会社勤務を経て、実父が経営する会社に入社。8年前に代表取締役に就任した“2代目社長”であることが記事に書かれていました。
また、食品スーパーマーケットの運営のほか、手造りハムやソーセージなどの製造や販売、食品の輸入なども手掛け、2020年度にはグループ全体の売上が2000億円を超えたことも。さらに、加藤さんの父親にも直撃取材をして喜びの声を引き出しているので、このプロフィールはかなり正しいものでしょう」(スポーツ紙記者)
NAOTOと破局したばかりなのに
そのことがきっかけでネットでは“捜索”作業が始まり、「この人か」という人物がすぐに特定されることに。『文春』に書かれていた条件に“かなり当てはまる”として、現在、該当するスーパーのホームページはアクセス急増によってサーバーダウンする事態にまで発展してしまった。
情報が拡散されるごとに、ネット上では、
「年商2000億円稼ぐ男を一般男性とは呼ばない」
「やっぱり金目当て」
「(交際していた)EXILE ・NAOTOと破局したばかりなのに早くない?」
といった声もみられた。確かにここ数年でみても2020年に石原さとみが結婚した“一般男性”は年収5000万円の大手外資系金融マンで、2019年に結婚したフリーアナウンサーの小川彩佳のお相手は医療系IT企業の社長で推定資産が180億円とも伝えられた。
ともに“一般人”の域を超えているような気もするが、カトパンのお相手とされるAさんの人柄はいかに──。社内の人間は以下のように話す。
「慶応大学を卒業、スーパーも親から受け継いだ“2代目”ということですが、まったくボンボンといった感じではありません。むしろかなり能力が高く、社内では“若きカリスマ”扱いですよ」
社長から従業員への手紙
まだ39歳、同僚らが口を揃えて「誰にでも礼儀正しいと」称するその男は、仕事術からも人格者ぶりがにじみ出る。
「本社も貸事務所のビルの一室にあり、わずか17坪ほどの驚くほど質素。社長は“俺が俺が”と前に出てくるタイプではなく、影の存在に徹していて、全く社長然とした感じはありません。事業は関東を拠点にしていたのですが、関西進出も成功させました。そのウラにあるのは地道なコストカットのなかで良質なものを提供するという精神ゆえ。ゴルフが趣味で、常に笑顔で周りを盛り上げているとの話も聞きました。ご結婚されるというのが本当であれば、テレビでみる加藤さんとお似合いな感じがしますね」(前出・スーパーの従業員)
また、コロナ禍がはじまったばかりの2020年4月にはこんな計らいも、
「3月ごろからグループ総出でマスクを買い集めていたそうで、従業員とその家族のために大量のマスクを支給したそうです。届いたマスクには社長直々からの手紙が入っていて、《恥ずかしいことに、〇〇(※編集部註:店名)で扱うのは得意なものだけと決めておりますため、商品のほとんどが食べ物です。普段は商材として扱うことの無い、不慣れなマスクを仕入れたもので、もしかすると、作りの悪いものが交ざっていることがあるかもしれません。その時はどうかご容赦ください》と書かれていたそうです。誠実な内面が伝わってきますよね」(競合店の店員)
カトパンが選んだのは相当な人格者であったようだ。サーバーにアクセスが集中し、サイトがパンク状態の同社に「結婚の事実確認」をしようと電話をかけたところ、電子音で、
《当事務所ではコロナウイルス感染対策のため在宅勤務にしております。ご用の方はお手数をおかけしますがファックスにてご連絡をお願いします》
とのアナウンスが。これも辣腕がなせるマスコミを煙に巻く技なのだろうか……?