お笑いコンビ「流れ星」の瀧上伸一郎の元妻・小林礼奈がインターネット上で炎上している。事の発端は6月5日、小林が自身のブログに《酷い話だよ》のタイトルで記事を掲載したことから始まる。
「なんでも4歳の娘さんとラーメン店で食事をしていた彼女たちが、席が空くのを待っていた家族連れに食べるのが“遅えよ”という言葉を投げかけられ、店員からも“次のお客が待っているので”と伝えられて、結局、食べ残したまま退店したというものでした。
彼女が言うには滞在時間は30分ほどだったようですが、擁護する声も見られた一方で、ブログに載せるための写真も撮っていたことからネット上で“写真を撮るな”“長過ぎ”などと批判が向けられたというものです」(スポーツ紙記者)
すると小林はまたもブログで《仕事柄写真は撮るけども何枚もパシャパシャ撮らないですよ 素人じゃないんだから》《プロフェッショナル並みな必要最低限な写真の撮り方してますよ職業だからこそね》などと反論。決して、撮影に時間をかけていたわけではないと弁明しては、さらに火に油を注いだのだった。
彼女の話が本当ならば、親子で食事をしつつ、食事の様子を撮影していただけならここまで批判に晒されることはなかっただろう。しかし、同ラーメン店は少し特殊だった。ラーメン業界に詳しいライターによると、
「ブログを読むかぎり、騒動の舞台となったラーメン店はファンが多い有名店。ただ、客層として小さなお子さんを連れたファミリーは少なく、店内はカウンター席がメインで4人掛けのテーブル席は小林さんたちが使っていた1卓のみ。トラブルになったお客さんも親子連れだったとのことですが、おそらくはテーブル席への案内を待っていたのだと思われます。
しかも緊急事態宣言による時短営業で夜の20時には閉店しますし、彼女たちが入店したのは19時過ぎとのことですからね。しかも写真をよく見るとお子さんの隣にもう1人、小さなお子さんの手が写っていますから、もしかしたらママ友と4人で来ていたのかなと。おしゃべりしながら食べていたとすれば……」
ホリエモンの“餃子騒動”に通じる
もちろん、親子で外食をすることは責められるべきではない。しかし、彼女はブログで文句を言われた客や店側との詳細なやりとりを明かし、店名や店舗名もわかるような書き方と、写真を載せたことが炎上の原因になったとも考えられる。
こうした事例で、思い出されるのが昨年11月に起きた“ホリエモン”こと堀江貴文氏による“餃子騒動”だ。
「堀江さんら一行が広島県内の餃子店を訪れた際にマスク着用を促されるも、これに従わなかったことで入店を拒否されました。すると彼はSNSに入店時のやりとり、そして店名が推測できるワードを書き込み、彼の支持者からのバッシングに晒された同店は営業休止に追い込まれたのです。また、堀江さんにも“やりすぎだ”などの意見が殺到し、しばらく炎上騒ぎになりました。
小林さんのケースももしかしたら同じ展開になり、ラーメン店に実害が出た恐れもあります。有名人のSNSは時に世間に大きな影響を与えることを考えなければいけません」(ニュースサイト編集者)
現在も彼女が炎上し続けている一因には、そんな対応が問題視されたのかもしれない。ところが、6月8日に更新したブログには、
《あーなんかもー 疲れちゃった。叩かれるのも疲れる 私一般人なんだけどな、、、。》
と、一向に批判が収まらない状況に辟易していることを綴り、さらには2日前には《素人じゃない》《職業だからこそ》と同ブログに書きこんでいるにも関わらず、今度は自分は“一般人”だと主張したのだった。
そもそも彼女は何者なのか。
「10代でグラビアデビューした彼女は大手芸能プロにも所属して、多くのDVD作品に出演。テレビにも出ていた時期があります。その後は活動休止と事務所移籍を経て、昨年の4月に退社してフリーに。それでも芸能活動をやめたわけではなく、彼女のブログのプロフィールにも“フリーで活動することになりました お仕事の依頼はこちらまで”とあるように、“一般人”として扱うには無理があります。
現に離婚から2か月後、そして今年にも立て続けに“セクシーDVD”に出演、販売していますからね」(写真誌カメラマン)
確かに昨年12月に『いけません、あやなさん!』、今年3月に『昼顔』を発売している小林。それぞれDVDのパッケージに写っているのは子持ちとは思えない、露出の多い大胆すぎる彼女の姿だった。さらに5月にもDVD発売記念イベントを秋葉原で予定していたのだが、書店のHPによると小林の体調不良によって中止になったとある。
前の旦那は淡白だった
事務所に在籍していないとはいえ、さすがに“一般人”のブログでここまでの騒ぎにはならないだろう。では、現在の職業は何なのか。
「離婚した直後の11月27日に放送された恋愛バラエティ番組『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』(テレビ朝日系)の“合コン”企画に出演し、“ガチで参戦しにきました”と新たな恋人探しをした彼女。
この時、“仕事はブロガーで、収入は主にそっち”と自己紹介し、同企画に参加していたお笑いコンビ『相席スタート』の山添寛とツーショットになると“前の旦那は淡白でつまらなかった”とぶっちゃけていました。
今回のラーメン店でのトラブルがここまで炎上するとは思っていなかったとしても、各ネットニュースで取り上げられるようになってからは、“ブロガー”である彼女は計算で動いているのかも。話題になってブログを見てくる人が増えれば、それだけ収入につながるんですから」(前出・ニュースサイト編集者)
6月8日の深夜には《ごめんなさい》というタイトルで騒動と店名を出したことを謝罪する一方で、発信することは《表現の自由》とも主張した小林。表現の仕様によっては批判の的になりやすい“ブログ”だけに、細心の注意を払ったほうがよさそうだ。