Kis-My-Ft2(キスマイ)の藤ヶ谷太輔(33)と千賀健永(30)が、6月9日放送のラジオ番組『キスマイRadio』(文化放送)で“雑誌インタビューあるある”を赤裸々に語った。
キスマイ、取材対応の素朴な疑問
キスマイは今年がデビュー10周年ということもあり、7人全員での取材などの仕事が増えているという話題に。
藤ヶ谷が「取材もいろいろしていただいたりとか、10周年について語ることが多いですね」と切り出すと、千賀も「多いよね(笑)。雑誌でね、“10年は長かったですか? それとも短かったですか?”(と聞かれたり)」と応じる。
これに藤ヶ谷が「まぁ、そこから入るよね」と相槌を打つと、千賀は「これはもう……20回ぐらい聞かれたね」と述べる。
また、「転機となった時期」や「一番変わったメンバーは?」という質問も何回もされたと明かす。
千賀がこれに「それさぁ、全部同じ質問だからさ、全部同じでもいいのかな?」と投げかけると、藤ヶ谷は「1日に複数の媒体の(取材を)やっていただくと、こっちの雑誌では“千賀さんが一番変わったと思います。なぜならこうこうこうで”。違う雑誌で“宮田(俊哉)さん。なぜならこうこうこうで”っていうのがいいのか」と悩ましい様子。
千賀も「でも、ファンの人が見たときに“一番って言ってるんだから1人でしょ。あれ? 違うじゃん言ってることが”(となってしまう)。こっちのサービス精神なんだけど、みたいなね」と話す。
さらに藤ヶ谷が「それを全員のいる前でしゃべらなきゃいけないときあるじゃない? ソロインタビューだったらまださ。あと、偶然座った席順とかでさ、“最後に自分の左隣にいる方にアドバイスを”とかさ……。“何、この地獄の時間?”って(笑)」と苦笑しつつ語ったのだ。
女性誌ライターは話す。
「10周年のアニバーサリーイヤーということもあり、キスマイの7人はさまざまなメディアの取材に応じ、この10年間を振り返っているのでしょう。ただ、藤ヶ谷と千賀が語った“何度も同じ質問をされる”ことは、アイドルやアーティストのプロモーションなどの取材にまつわる“超あるある”ですよね。
しかし、それを現役のタレントが、しかもバリバリのジャニーズアイドルがここまで赤裸々に語ることはなかなか珍しい。でも、サービス精神やプロ意識の話にもなっているので、2人はファンに喜んでもらうために、媒体によって答えを変えたほうがいいのか、同じ答えでいいのか、悩ましい、ということなんでしょうね。
国民的グループの嵐も、かつてはインタビューやテレビ番組の事前アンケートにしても、“やる気がない”という時期があったといいますからね」
嵐も苦戦していたアンケート回答
2020年12月31日をもって、惜しまれつつ活動休止に入った嵐。1999年にデビューし、徐々に知名度を上げていった5人だが、2002年から数年間はCDの売り上げが伸び悩むなど、冬の時代が続いた。
2020年4月の『週刊女性PRIME』では、当時の嵐は音楽業界で「やる気がない」と言われていたと報じ、その理由として、ジャニーズJr.からすぐにデビューし、下積み時代が短く、そこまで苦労をしてこなかったため「絶対に売れる!」というハングリー精神に欠けていたと関係者の証言を掲載している。
「歌番組などではMCがトークを振りやすくするため、事前にアンケートを記入します。まだブレイクできていないアイドルはどうにか話を振ってもらおうと、びっしりとエピソードを書き連ねます。
大野智(40)も長文で記入していたといいますが、櫻井翔(39)、相葉雅紀(38)、二宮和也(37)、松本潤(37)の4人は当たり障りのない回答ばかりで、スタッフからの評価が低くなってしまった時期もあったといいます。
ただ、嵐も今回のキスマイの2人と同じような状況で、同じ質問を何度も何度もされて、辟易としてしまっていたという可能性もありますよね。当時若かった彼らの対応も仕方がない面もあったのではないでしょうか」(前同)
しっかりとアイドルの顔を見せてくれるジャニーズタレントたちだが、裏ではインタビューの対応に苦慮しているのかも!?