6月29日、人気お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつが、離婚調停中であることを『デイリー新潮』が報じた。2019年11月に6歳年下の一般男性Aさんと結婚した彼女に何が起きたのだろうか。
「“ぽっちゃり好きの男性が集まるコミュニティ”を通じて知り合った、介護関係の仕事をしていたAさんから、わずか交際3か月でプロポーズを受けたと言います。夫婦でバラエティー番組に出演しては、Aさんを“旦那たん”と呼ぶなどラブラブぶりをアピールしていたのですが……。
何でも、結婚を機に北陸地方から上京したAさんでしたが、彼の“知人”曰く、安藤からの束縛に悩んでいたと。さらには安藤がいかにケチであるかを暴露するのが目的にも捉えられる“告発”でした」(スポーツ紙記者)
『新潮』によると、都内の自宅マンションの家賃は6対4で安藤が多く支払っていたものの、それ以外の生活費は折半。Aさんが安藤の収入を聞いても妻は頑なに答えなかった、とある。
さらに夫婦で仕事をした際のギャラの代わりとして、外食時にはAさんの代金を“お食事券”で支払うということも。そして、ふたりで折半した車検費用4万円のうち、戻ってきたお金をAさんが返さなかったことに安藤は「離婚だ!」とキレたのだという。
「夫婦関係の修復が試みられるも、妻の意思は変わらずに賃貸マンションを解約。財産分与にも応じなかったため、Aさんは生活費の分担を求める調停を起こしたそうです。また、彼女はこの一件を“口外”しないよう誓約書にサインを迫るも、彼はこれを拒否。めでたく“リーク”された、という流れのようですね。
2人が交際から結婚までの間に会ったのはわずか4回と、安藤の“本性”を見抜けなかった、というのがAさん側の言い分。とはいえ、妻は妻で、夫の“本性”を目の当たりにしたとも考えられるわけで、安藤側の主張が注目されます」(前出・スポーツ紙記者)
安藤が所属するサンミュージックは「調停中は事実」としながらも詳細は明かさず、報道後に企業のPRイベントに出席したカズレーザーも相方の騒動に触れることはなかった。翌6月30日にラジオ番組出演のためにニッポン放送を訪れた安藤だったが、集まった報道陣に何度も「すみません」と頭を下げるも明言を避けたのだった。
地に足のついたしっかり者
安藤を知る芸能プロマネージャーは「彼女の場合はケチとは少し違う」と素顔を明かす。
「もともと20代から介護職に就いていた彼女ですから、旦那さんの仕事に理解があり、おそらくは収入も把握していたことでしょう。
たしかに売れっ子芸人である彼女とは、夫婦間格差があり、安藤はおそらく生活水準をAさんに合わせていたのだと思います。
彼女がよく話していたのが“いつまで芸人で食べていけるかわからない”ということ。実際、カズと組む前までは芸人を辞めることを考えて、また介護の仕事を探していたそうですから。自立した女性ですし、性格も男前。貯金もしているみたいですし、地に足のついたしっかり者ですよ」
一方で、芸能人と結婚し、地方から東京のド真ん中に移り住むことになったAさん。
「もちろん、お金目当てではないでしょうが、夫婦でテレビ出演していた様子を見るに、どこか華やかな東京生活を夢見ていたところもあったのかなと思ってしまいます。今回の記事の大部分が“カネ絡み”の内容だったことからも、金銭感覚のズレが夫婦間のズレにつながったのかなと。今思うとカズの“あの発言”もあながちボケでもなかったのかも(苦笑)」(前出・芸能プロマネージャー)
高額な保険を勧められた
結婚から1か月後の2019年12月、あるマッチングイベントにゲストとして呼ばれたメイプル超合金。結婚指輪は《まだ何か月かかかるみたいで》と“エアー指輪”を披露した安藤に、相方のカズが《(Aさんに勧められて)非常に高額な保険に無理やり入らされたらしいです》と暴露したのだ。
これに安藤は苦笑いしながら、
《そこに関してはカネ目当てだなと思いましたね。保険金に関しては見守っていてください。ちゃんと見届けてください》
カズに“後見人”をお願いして報道陣の笑いを誘ったのだった。
「もちろん、あれはカズのハイセンスなボケですよ(笑)。でも、もしかしたら何かを感じとっていた彼なりの、相方の結婚を心配しての発言だったのかも。
Aさんとの婚姻期間は2年にも満たないだけに、調停ではおそらくは財産分与もほとんどなく、また今のところは安藤にも不倫などの落ち度はなさそうですし、夫婦間での慰謝料も発生せずに離婚に至りそうですね」(前出・芸能プロマネージャー)
出演したラジオでも、「ナイツ」塙宣之に何度もイジられ「何も言えねえ!」と報道に対して反論しなかった安藤。プロポーズを受けたがために、“一般人”のAさんの人生を狂わせてしまった、せめてもの償いなのだろうか。