福原愛と江宏傑

《皆様へ この度は私達夫婦のことでお騒がせする事態となり、申し訳ございませんでした》

 7月8日、福原愛と江宏傑(ジャン・ホンジェ)が離婚成立を報告。裁判の焦点となっていた3歳長女と2歳長男の親権争いは、共同親権という形で決着がついた。1年以上かかると言われた離婚裁判だが、約3か月での「スピード離婚」となった。

 現在、福原は東京で生活しており、江は台湾で子育てに奮闘しているという。そんな、ふたりの生活ぶりには早くも大きな変化が。

愛ちゃんは今、購入したばかりの都内の高級マンションにひとりで住んでいます。もともと親権を獲得し、子どもたちを育てることを前提にしていたので、かなり広い住戸ですね。これまで住んでいた都内の戸建ては、新婚時に1億円ほどで愛ちゃんが購入したものですが、そちらを売却して今回の購入資金に充てたのでしょう」(ワイドショーデスク)

 現在、福原が暮らすマンションの物件価格は約3億円、延べ床面積は300平米もあるという。また、3月下旬に台湾から日本に戻った母親とは同居しておらず、別の場所で暮らしているようだ。そうしたなか、福原は離婚成立をきっかけに東京五輪でのキャスター業復帰が報じられている。

「開幕直前でさまざまな問題が噴出している東京五輪の現状を見るに、復帰するうえでの“地合い”が良いとはいえません。クリーンなイメージだった愛ちゃんですが、今回の不倫疑惑報道で受けたダメージは大きいでしょう。しかし、彼女としては日本での仕事を本格化させるために、omusubiという会社を設立したばかり。今後、収入を継続的に確保していくためにも、復帰タイミングにはかなり気を使っているようです」(前出・ワイドショーデスク)

高級マンションを出て、故郷に回帰

 一方、台湾で子育てに追われている江はというと、

「7月21日、福原さんと共同購入していた高雄の高級マンションから立ち退いていたことが台湾メディアの取材によって明らかになりました。子どもたちもマンションでの生活に慣れていたのでしょうが、やむを得ず引越しすることになったのでしょう。現在、江さんは実家のある新竹市に戻り、仕事をしながら親族の協力のもと子育てをしているようです」(台湾在住ライター)

 2019年、かつて夫婦が購入した同物件の価格は約1.5億円(3900万台湾元)。台湾南部を中心に展開する大手デベロッパーが手掛けたハイグレードマンションで、外装・内装ともに豪華絢爛(けんらん)なしつらえだ。福原と江が購入した部屋は300平米を優に超える広さである。購入層は台湾の財界人や外国人投資家などだそう。

現地メディアが入手したというマンションの登記

登記を確認すると、所有権はきれいに半分ずつ。マンション売却額に応じて資産を折半するだけで済みます。それゆえに離婚裁判での同物件をめぐる財産分与の議論はスムーズに運んだのでしょう。また、一部のネットユーザーは、マンションの中古売買サイトで実際に売りに出されているのを見つけたようです。

 ちなみに2015年、福原さんとの結婚に備えて江さんが購入した台南市永康区の16階建てマンション2戸(あわせて100坪、約5400万円)は、この6年間で20%以上、値上がりしています。こちらは結婚前に購入しているので財産分与の対象外になる見込みです」(前出・台湾在住ライター)

 江の所属事務所である華研国際は現地メディアの質問に「高雄の不動産についての回答は差し控えます」と返答している。

「台湾人のSNS上での反応などを見ている限り、子育てをしている江さんを応援する人が多い印象です。現地でも、オリンピックムードが日増しに高まっています。江さんもすでに五輪関係の仕事をいくつか受けているようですし、日本で復帰タイミングに悩む福原さんとは対照的な滑り出しに見えますね」(前出・台湾在住ライター)

 「愛の巣」から離れ、それぞれの新生活が始まった。