昨年の7月18日、この世を去った三浦春馬さん(享年30)。その死から1年が経った18日、25日までの期間限定で追悼特設サイトが公開された。
三浦春馬さんの特設サイト開設
トップページには、
「FOREVER IN OUR HEARTS,HARUMA MIURA」
とメッセージがつづられており、モノクロの三浦さんの写真が敷き詰められ、'05年のNHK連続テレビ小説『ファイト』以降の三浦さんの出演作や著作の年表が表示されている。
「三浦さんが児童劇団のつくばアクターズスタジオを去り、現事務所アミューズに所属して以降のドラマ、舞台、映画、音楽活動、これまでの授賞式のダイジェスト映像や、写真集の未公開ショット、SNSに掲載したメッセージなどが掲載されています。多くのファンがネット上で追悼の言葉をつづっていますね」(女性誌記者)
特設サイトは25日に終了となるが、インスタグラム、Weiboについては事務所が、
「こちらは期間終了後も、皆様の記憶に永くとどめていただけるよう、アミューズオフィシャルサイト内のこのページでご覧いただけるように準備を進めております。」
と告知している。しかし、
《タグやいいねや、コメントまで全て大事なものやん。ファンからしたら。残るといいね》《春馬さんの作品を愛して下さいと言われますが、春馬さんのSNSも作品と同様に春馬さんの生きた証なのでどうかこのまま残して下さい。お願いします。》《アーカイブ化するのは勝手だけど、元のアカウントを消す必要は無いと思います》
という声が多く寄せられ「#三浦春馬さんSNSアカウント存続希望」というハッシュタグが、ツイッターのトレンド入りを果たした。
「もっとも、告知に“SNSを閉鎖する”とは一言も書いていないため、“早合点するのはよくない”という冷静な意見も多いですね。
SNSでは、18年に『SUNNY 強い気持ち・愛』で共演した広瀬すず(23)がインスタグラムに《一年。ただ考えてしまうことしか出来なかったです。会いたいな。》としたり、春馬さんとサーフィン仲間でもあった三浦翔平(33)が青空の写真と《もう一年。まだ一年。想いはそれぞれ、気持ちを強く。》としたり、多くの友人たちが追悼メッセ―ジを送っていました」(前出の女性誌記者)
2人の女優の名前
そんな三浦さんに関しては、週刊誌各誌も一周忌ということで特集を組んだが、7月15日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、三浦さんの芸能界デビューから晩年までの出来事がつづられ、三浦さんの実母、初主演映画『森の学校』で仕事をした西垣吉春監督、遺作となった『太陽の子』、『おカネの切れ目が恋の始まり』(TBS系)でそれぞれ共演した國村隼(65)と草刈正雄(68)などが、三浦さんについて語っていた。その記事中に、意外な人物の名前が登場していたという。
「三浦さんが、'15年ごろに実母Aさんに金の無心をされて関係が悪化し始めた、というところでは“当時、三浦は女優・蒼井優と交際していたが、その恋愛をめぐってもA子さんと衝突する”
'18年に伯父に結婚について“ん~35歳くらいかなぁ”とはぐらかした、という記述に関して、
“折しも、女優・三吉彩花との2ショットを『フライデー』で報じられた時期だった”
と、かつて三浦さんとの交際報道があった2人の名前が出ていたんです」(前出の女性誌記者)
蒼井は、'19年に南海キャンディーズの山里亮太(44)と結婚したが、三浦さんと'12年末の舞台『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』、'13年のフルCGアニメ映画『キャプテンハーロック』で共演していた頃、交際報道があった。蒼井と三浦さんの交際についてA子さんは、
「春馬が蒼井優ちゃんと付き合い始めてから、お金も仕事も私生活も全部彼女に縛られて、春馬は言いなりになってしまっているのよ。仕事のことにも口を出して、『この仕事は受けたらいい、この仕事はやめたほうがいい』って。私がすごく大切にしてきた春馬なのに、もう彼女の言いなりで私から離れてしまった」
と、'15年ごろ知人に愚痴をこぼしていた、と『週刊文春』の12月31・1月7日合併号で報じられていた。
「2人が共演していた『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』は、現在も一部映画館で上映されているため、《私はイチコロでした。本舞台観れてないのが悔やまれる》《春馬くんは五右衛門…の自分を見たかな?彫刻のような横顔鼻本当に綺麗とても悲し》《昨日五右衛門……見て来ました何度見ても飽きない至近距離ね悔しい》と、追悼の意も込めて観劇したファンが多く見受けられました」(前出の女性誌記者)
三吉については、三浦さんと破局後に竹内涼真(28)との交際が報じられている。三浦さんが亡くなった昨年7月18日以降、三吉はしばらくインスタグラムの更新をストップしていて、同月24日にストーリーズを更新し、真っ黒の背景に白い文字で〈毎日しっかりと過ごしています。ただ、もう少し時間をください〉〈何も整理できていなくて。ごめんなさい〉という言葉を綴っていた。
「今回の一周忌について三吉や蒼井は特に動きを見せていませんが、生前に『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK)で三浦さんとMCをしていたJUJUはインスタグラム、2代目MCの鈴木亮平(38)はツイッターで2人とも青空の写真を投稿し、『せかほし』公式ツイッターは、
《三浦春馬さん。空を見上げるたび優しいあなたの笑顔を思います。みなさんからは
いまどんな空が見えますか》
とつづっていました」
特設サイトではページの最後の方に、
《数多くの作品の中で輝く 三浦春馬の姿 そのひとつひとつが 皆さまの心を温かな光で照らし続けますように...》
とつづられており、多くのファンからのメッセージを募っている。
多くの人々に愛されていた「俳優・三浦春馬」。あらためて哀悼の意を表します。