ものまねタレントの大御所清水アキラは、ここ数年、三男で元タレントの清水良太郎のことで頭を悩ませ続けてきた。
執行猶予が明けたばかりなのに
「良太郎さんは、'17年2月に違法カジノ店に出入りしているところを『FRIDAY』に掲載されました。そのことで芸能活動を謹慎しましたが、4か月後には復帰。しかし、復帰からさらに4か月後の10月に、都内のデリバリーヘルスで働く女性に覚せい剤の使用を強要。警察へ通報されたことで受けた尿検査で、覚せい剤の陽性反応が出て、逮捕されました」(スポーツ紙記者)
'17年12月に、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が下され、アキラが設立した所属事務所『清水エイジェンシー』を解雇されると、そのまま芸能界も引退していた。
その後、'20年9月に、良太郎は週刊女性の取材に対して、次のように近況を語っていた。
――芸能界への復帰は?
「考えていないですね」
――もう更生した?
「はい。もう、まじめに働いているので。というか、それだけ(笑)」
しかし、こう答えた7か月後の'21年4月、2度目の逮捕。
「自宅で妻の頭を家具に叩きつけ、首に全治1週間のケガをさせた疑いで逮捕されました。夫婦喧嘩の末の出来事で、妻が警察に相談して事件が発覚したんです。父のアキラさんも“本人には誠心誠意罪を償ってほしい”と、謝罪のコメントを発表しています」(前出・スポーツ紙記者)
'16年には子どもが生まれていたのに、覚せい剤で逮捕された夫をこれまで支えてきた妻でも、さすがに離婚を決意してもおかしくないか……。
7月下旬、父親のアキラが散歩から帰宅してきたところを直撃すると、
「なに?」
と耳を傾けてはくれたが、良太郎について聞くと
「急に困るよ……」
とだけ答えて足早に自宅に入ってしまった。
父の個人事務所も冷たい答え
仕事はどうなっているのか。
「'18年に、『FRIDAY』に運送会社で働く姿が掲載。'20年にも、自宅からトラックに乗って出勤する姿が目撃されていますよ。仕事は真面目にしていたようです」(前出・スポーツ紙記者)
1度目の逮捕後に雇ってくれた恩を、仇で返すかたちになってしまったが……。
そこで、東京都西東京市にある、良太郎が働いていた運送会社に電話をしてみると、
「あっ! それにはお答えできません」
と、言うだけだった。
実は良太郎は、2年ほど前に個人会社を設立しており、その事業には“運送事業”のほかに“プロダクション事業”の項目も記されていた。ひそかに芸能活動の復帰を企てていたのだろうか。
良太郎の離婚や復帰計画について、清水エイジェンシーに問い合わせた。
「会社としてのコメントはありません。彼は芸能界を引退していますし、もういい加減、気にされなくてもいいんじゃないですかね」
と、なんとも冷たい答え。事務所や運送会社、そして誰よりアキラにとって、良太郎はもはや“名前を言ってはいけないあの人”なのかも……。