河野景子さん

 '20年12月、エステサロン経営者で映画監督のジャッキー・ウーとの交際が発覚した河野景子さん。23年間連れ添った元横綱・貴乃花と電撃離婚した後の初ロマンスに、マスコミは色めき立った。

「お互いにもうベタ惚れ。もう一緒に暮らし始めていて、“春には入籍する”という話でした」(スポーツ紙記者)

再婚に踏み切れない“心配の種”

 色めき立ったのはマスコミだけではなかった。景子さんのお相手・ジャッキーも報道が出るや否や、嬉々として情報番組に出演しては景子さんとの恋愛を語ったことで、“話題づくり”なんて勘繰る向きもあったほどだったが、

「景子さん自身も“再婚するつもりです”とハッキリ答えていましたから。“年内入籍もある”と思っていたんですが」(情報番組スタッフ)

 あれから8か月。春はとうに過ぎ去って夏が到来したが、さっぱり進展が聞こえてこない。まさか破局!?

「いやいや、ふたりはとっても仲よくしていますよ」

 とは、景子さんの知人。

「ただ……ジャッキーさんとの再婚に踏み切れないのは、景子さんに“心配の種”があるからなんです。実は元夫の貴乃花さんと、いまごろになってお金のことで揉めているらしくて」(前出・知人)

 貴乃花と景子さんが離婚したのは'18年10月。協議離婚ではなく、お互い話し合ったうえでの“卒婚”とも言われていた。景子さんの再婚報道について尋ねられた貴乃花も、終始穏やかな表情で、

「これから幸せでいてほしいと、心から願っております」

 と祝福していたはず……。

「ところが、貴乃花さんから突然“婚姻期間中に使った金を返してほしい”と要求されたそうなんです。それも、おいそれとは払えないくらいの金額らしくて。景子さん、ジャッキーさんにも相談しているそうです」(前出・知人)

“5億円御殿”も手放すことに

 貴乃花と交流のある後援会関係者からは、こんな話も。

「貴乃花が周囲の人に“貴乃花部屋で使途不明金があった”“彼女が勝手に使った”と言っているそうなんです。でも普通に考えて、そんなことあろうはずがない。正直な話、部屋の懐事情は楽ではなくて、それでも何とかなっていたのは、おかみさんとして景子さんがやりくりしていたから」

 先の知人も、貴乃花の言い分には首を傾げる。

「景子さんには靴職人の長男、優一君の下に2人の娘さんがいて。娘さんたちの親権は貴乃花さんが持っているんですが、生活の面倒は離婚後も景子さんがずっと見ていたんです。大学に通い始めたその娘さんたちの学費を“そちらにも負担してほしい”と貴乃花さんにお願いしたら、そんな話を持ち出してきたそうなんです。景子さんの言い分はもっともだと思いますが……」

 景子さんたちが暮らした都内高級住宅街に建つ、かつての自宅。“5億円御殿”とも言われたこの豪邸は離婚後も貴乃花が所有していたが、ついに手放すことになったという。7月末に現地を訪ねると、建屋の改修のためか工事が始まっていた。

「相撲協会を辞めてからというもの、まともな稼ぎがないからねぇ。彼もお金に苦労しているのかもしれない。あの土地と建物を売ればローン残債を返しても、まとまったお金は手元に残るはずでしょうから、それでお互いにとって穏便に解決する方向に進んでくれたらいいけれど……」(前出・後援会関係者)

 景子さんの所属事務所にジャッキーとの再婚、そして貴乃花との“銭争”について尋ねたが“貴乃花”の名前を出した途端、「ノーコメント」。

 再婚を決めた理由を問われ「自分らしくいられる」とノロけた景子さん。自分らしい第2の人生も茨道となるのか。