バズリ中の『CITRUS』に続く、ロック調の新曲『Kartell』を配信限定リリースしたDa-iCE。アニバーサリー・イヤーに突入中の5人にインタビュー!
コロナ禍での活動と体重の変化
工藤大輝(以下、工藤)「たくさんの方々に聴いていただいている『CITRUS』と同じロックの方向で作らせていただきました」
初のアリーナツアーを成功させたばかりのDa-iCEが、リーダーの工藤大輝による作詞・作曲の新曲『Kartell』を配信限定リリース。『CITRUS』は日本テレビ系ドラマ『極主夫道』の主題歌で、昨年発表した曲ながらYouTubeやTik Tokなどでの総再生数が1億5千万回以上に。いまも続く、大きな反応にメンバーも驚いている。
花村想太(以下、花村)「リリースして半年以上たっても、まだまだ多くの方々に聴いていただけている。いままで、こういう経験をしたことがなかったので」
工藤「特別な曲になりましたね」
大野雄大(以下、大野)「ライブやイベントなどで僕らが直接、『CITRUS』を届ける機会があったら、もっと広げられたのかなと思ういっぽうで、コロナ禍で音楽を聴く人や、音楽を聴く時間が増えたことで、たくさんの方に知ってもらえたのかなとも思っています」
昨年、新型コロナウイルスの感染が拡大するまでツアーやイベントなど数多くのステージに立ってきた5人。4オクターブを誇るタイプの違うボーカル2人と、確かなダンスで魅せるパフォーマーの3人は、ステージに立つことで歌唱力とダンスの力を磨き上げてきた。
花村「(コロナ禍でステージがなくなり)歌っていない時期が長すぎて、ハイトーンが出なくなったことがありました。僕、ノドを引っ張って声を出すタイプなので、常にストレッチをしておかないといけないみたいで」
大野「自宅で練習すると、どうしてもまわりを気にして歌声を抑えちゃうんです。だから、“この声、どうやって出してたっけ?”とわからなくなったりして。昔の自分の声を聞きながらイメージを膨らませてトレーニングをしたこともありました。それと、ステイホーム期間で人生最高の体重を記録しましたね」
花村「僕も!!」
工藤「えっ、なんでそういうことになるの? 5人全員に当てはまることですが、去年、初めての緊急事態宣言が出る前に決めていたことで、8月から6か月連続してリリースしたんです。その中の1曲が『CITRUS』で。ライブができなかった期間、楽曲制作はずっと続いていたはずなんですけど……」
花村「僕、23歳までは何をしても太らなかったんです。当時は、毎日コーラを1.5リットル以上飲んでいたんですが、ぜんぜん平気でした」
大野「僕も。それで、23、24歳くらいからビールを飲むのを控えるようになりました」
花村「年々、食べることで身体に出やすくなっているし、体重が落ちにくくなっていますね」
意外にも“クズ男”役がハマっている?
今年でグループを結成して10年。
和田颯(以下、和田)「特に何かをしているわけではないですけど、ステージを続けていることで必要な筋肉がついて、みんな身体が大きくなったと思います。メジャー・デビューのときの衣装は、もう着られないですね」
大野「昔、(和田)颯の脚が女性みたいにきれいでドキドキすることがあったんですけど、最近は男の脚になって(笑)」
岩岡徹(以下、岩岡)「当時に比べて、気持ちに余裕が出てきたのは確かです。以前は、がむしゃらに目の前のことをやっていましたけど、いまは2年後、3年後という先のことを考えられるようになってきました」
花村「(週刊女性を見ながら)あ、(岩岡)徹くんの名前がある」
そこには、放送中のMBS、TBS系ドラマ『サレタガワのブルー』の記事が。妻と子どもがいながら、夫のいるヒロインと不倫する男をメンバーの岩岡徹が演じている。
岩岡「かなりクズな男の役です」
工藤「最近、そういう役柄多いよね」
岩岡「本来の自分とは真逆なので、役作りが大変でした」
(岩岡以外のメンバーが爆笑)
岩岡「その反応、勘違いされるから!!」
花村「芝居がうますぎるだけで、本人のキャラとは違いますから。役がクズでも嫌いにならないでください!!(笑)」