眞子さまと小室圭さん

9月11日に控える紀子さまのお誕生日後、ほどなくして結婚問題に大きな動きがあるそうです。

 眞子さまと小室圭さんの結婚に関する儀式の日程が発表され、おふたりが30歳を迎える10月ごろに結婚される……、この方針に従って内々で準備が進められていると聞いています。

 新型コロナの影響もあって流動的な予定なのですが、皇室側としてはこれ以上引き延ばしても、今よりも状況が上向くことはないと考えているのでは」(宮内庁関係者)

 幸せいっぱいだった婚約内定会見から4年、皇室を大きく揺るがしたおふたりの“選択”が決着を迎える─。

職場から煙たがれている佳代さん

 アメリカにいる小室さんも、眞子さまとの新婚生活の準備を着々と進めているようだ。

「7月末にNY州の司法試験を受験した直後のこと。現地の法律事務所に勤務する見通しが立ち、NYを生活拠点にするとNHKが報じました。

 小室さんの実力であれば試験に合格する可能性は高く、現在はほかの学生と同様に、就職予定の事務所でインターンとして働いているはずです。

 気がかりなのは、日本で勤務していた法律事務所から、3年間にわたって留学中の生活費用を貸与されていたこと。当初は留学終了後に復職予定だったのですが、返済計画はどうなってしまったのか……」(皇室ジャーナリスト)

 日本にいる母親・佳代さんと祖父・國光さんも渡米し、圭さんと合流する可能性が高い。なぜなら、
「佳代さんは外出のたびにマスコミをはじめ周囲から注目されてしまい“心身ともにつらい”とこぼしています。

 先日は、職場の更衣室で姿勢を崩してアキレス腱を痛めたことがきっかけで休職、その後は無断欠勤が続いて勤務先の社長が懲戒解雇も考えていると報じられました。日本での“居場所”からも煙たがられているようにも見えます。

 アメリカで息子さんとの共同生活の算段がついたのであれば、自然消滅的に退職するつもりなのかもしれません」(同・前)

 8月中旬、佳代さんが勤務する洋菓子店の社長に話を聞いてみると、

「(進展は)何にもないですよ。連絡はないし、(店に)来てもいないです」

 佳代さんといえば、眞子さまと圭さんの婚約を延期させた最大の原因である400万円超金銭トラブルの当事者。秋篠宮さまは以前から問題解決を求めていらっしゃるが、どのような現状なのか。

2020年11月、借金問題を直撃するも無言を貫いた小室佳代さん。警察官2名も同行

「竹田さん(佳代さんの元婚約者の仮名)は、代理人を通じて“佳代さんと直接会って話したい”との要望を小室さんサイドに再三伝えていますが、返事は芳しくないそう。いろいろな理由をつけて断られてしまうんだとか……。結婚が成就するまでの“時間稼ぎ”のようにも思えます。

 竹田さんは、今年4月に小室さんが公表した金銭トラブルの経緯を説明した文書にあった“(お金を)返してもらうつもりはなかった”と自身が発言したという主張に、納得していません。“一度に全額を返してもらわなくてもいい”と言った可能性はあるそうですが“返してもらうつもりはなかった”などと言った覚えはないのだと……。

 彼は佳代さんと直接、認識の違いについて話し合いたいという思いがあるのだと思います」(竹田さんの知人)

皇室の儀式を経て“小室眞子”に

 8月初旬、竹田さんに金銭トラブルの進捗状況について聞いてみると、

「相手が何を考えているのかわかりませんから……」

 そうひと言だけ言い残して、その場を後にした。

 もはや小室さんサイドは、金銭トラブルの解決を放棄したように思える。殿下からのご要望を“無視”した形のおふたりは、具体的にどのような流れで結婚されるのか。

紀子さまがお誕生日に眞子さまのご結婚に関するご回答を文書で公表された後、9月中に宮内庁から結婚関連の儀式日程が発表されるそうです。

 殿下の中では、皇族の結婚として一般の結納にあたる“『納采の儀』を行ってから結婚してほしい”というお気持ちがおありのようです。

 しかし、小室家に対する不信感が募っているため、家同士の問題である『納采の儀』を経ての“婚約”を承諾されることに強い抵抗感をお持ちなので、開催を決断されることはないのでは……。

 最終的に眞子さまはいくつかの儀式を経て10月ごろに結婚し、“小室眞子”となった後、パスポートを作成してからNYにいる小室さんの元へ旅立たれるのだと思います」(前出・宮内庁関係者)

 宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんも、結婚前に眞子さまが行われる儀式を次のように予想する。

「眞子内親王殿下が結婚によって皇室を離れる3日ほど前に、宮中三殿に拝礼する『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』と、両陛下に感謝の言葉を伝える『朝見の儀』の2つの儀式が行われることになると思います。この2つの儀式は結婚に伴うものではなく、皇籍離脱に伴うものです。

 小室さんがNY州を生活拠点にし、しばらく帰国しないということは、本人がいないと成り立たない『納采の儀』や、小室家の使者が宮邸を訪れて結婚式の日取りを伝える『告期の儀』などは行われないということでしょう

NYで小室さんと「共働き生活」へ

 水面下で決定しているこのシナリオは、皇室の方々も承知の事柄であるはずだ。

'18年11月、お誕生日会見で秋篠宮さまは「現状では納采の儀は行えない」との意思を表明された

「『納采の儀』など、小室家が関係する儀式を行わないことが水面下ですでに決定しているなら、それは秋篠宮殿下が判断されたことでしょうが、天皇・皇后両陛下、上皇・上皇后両陛下、宮内庁も当然、了承ずみでしょう。殿下は過去の記者会見で“多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ納采の儀を行えない”とおっしゃっていますが、そのお考えは変わらないということなんでしょう」(山下さん)

 これが、日本中を騒がせた結婚問題が決着するまでの全容のようだ。しかし、結婚はあくまでスタートライン。佳代さんや國光さんを伴うNYでの生活は、そう甘くない。

「アメリカの中でも特に物価の高いNYで“3世帯”で暮らすのであれば、平均よりも高収入が見込める弁護士といっても、新人の小室さんの収入だけでは厳しいでしょう。

 佳代さんが現地ですぐに就職できるとは思えませんし、結局は眞子さま頼みになると思います。眞子さまは大学時代に美術・文化財研究を専攻し、学芸員の資格を取得されている。卒業後は英国の『レスター大学大学院』で博物館学を学ばれ、現在は都心のミュージアムにお勤めです。

 ご自身の学業や仕事の経験を生かし、NYの博物館に就職されると思います。NYで生き抜くため、小室さんとの“共働き”で家庭を支えていかれるお気持ちなのかもしれません」(秋篠宮家関係者)

 国民はこの結末を心から祝福できるのだろうか─。