結婚当初はラブラブに見えていても、夫婦にしかわからない離婚の“引き金”は芸能人にだってある。今年3月実施した『離婚しそうな芸能人ランキング』のトップ10に名前が挙がっていた夫婦から、2組が離婚に至ったばかり。
前回1位にランクインしていたのが、前田敦子と勝地涼。
「'18年の結婚後、翌年に別居が報じられていました。今年4月に前田さんのSNSで離婚を発表。半年前から、離婚は秒読みの段階でした」(スポーツ紙記者)
同じく、前回7位だったのが、鈴木保奈美と石橋貴明。
「今年7月に、石橋さんのYouTubeで離婚を発表して、'98年から続いた結婚生活に幕を下ろしました。子育てが一段落ついたことを理由としていますが、自宅に鈴木さんの部屋がないなど、石橋さんへのたまった不満も報じられています」(同・スポーツ紙記者)
7月に離婚を発表した篠原涼子と市村正親や、同じく7月に離婚した福原愛と江宏傑の名前が挙がっておらず、予想外だった夫婦も。
「浮気するダンナはいらん!」
そこで、改めて主婦1000人に緊急アンケートを実施! 離婚しそうな芸能人を聞いてみると、前回とはガラリと変わった結果となった。
1位となったのは、『鬼滅の刃』で一躍有名になったシンガー・ソングライターのLiSAと、イケメン声優の鈴木達央夫妻。昨年1月の結婚からわずか1年半で、夫の不倫が報じられた。
「鈴木さんがファンの女性とホテルや自宅で不倫をしていたんです。その後、夫婦そろって芸能活動を休止しましたが、鈴木さんには“自殺未遂”の報道も。LiSAさんのSNSには、日本のみならず海外のファンからも、心配の声が集まっています」(前出・スポーツ紙記者)
ファンだけでなく、主婦も鈴木の不倫に怒り心頭の様子。
「結婚してから間もないのに、鈴木さんの浮気発覚なんて、LiSAさんの失望が計り知れない。子どもはいないみたいなので、別れを押しとどめるものがなさそう」(59歳・専業主婦)
「ダンナが不倫した、それでせっかく売れっ子になったLiSAさんが精神的にダメージを受けて休養することになった! 可哀想すぎる。浮気するダンナはいらん!」(56歳・専業主婦)
「妻が留守の間に自宅に連れ込むのは女性として許せない」(53歳・パート)
不倫発覚直後のふたりと1票差で2位になったのは、小倉優子と一般男性の夫婦。前回の4位から2つ順位を上げた。
「小倉さんは、'18年に結婚した歯科医の夫と、'19年12月から1年半以上別居状態にあります。当時、小倉さんは妊娠中だったのですが、別居したまま出産。ひとりで子育てに励んでいます」(前出・スポーツ紙記者)
長引く別居生活は、やはり離婚を連想させる。
「小倉さんの家庭での顔は、テレビで見ているような穏やかな感じじゃないと思う。一般男性はそれなりの覚悟をして結婚したと思うのですが、よほどのことがなければ、妊娠中の妻をおいて別居しないと思います」(35歳・パート)
「旦那さんは別居を解消しようとしないし、このままいけばいずれ離婚は避けられないと思う」(32歳・専業主婦)
「一緒にいる意味がわからない」
3位には、東京オリンピックが記憶に新しい瀬戸大也選手・馬淵優佳夫妻がランクイン。
「昨年9月に不倫報道があった瀬戸選手は、東京五輪では競泳3種目に出場しましたが、メダルの獲得はかないませんでした。妻の優佳さんは、そんな夫を支えようと、積極的にメディアに出るようになりました」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、メダル獲得で、不倫の汚名返上とはならず……。
「メダルとれなかったし、スポンサーも撤退。生活費を稼ぐために嫁はテレビ出まくり。夫婦でいてもメリットがなさそう」(48歳・専業主婦)
「オリンピック前の不倫騒動と、オリンピックで期待されたメダルも逃したから。奥さんの最近のテレビへの出演もあり、離婚の気配を感じる」(63歳・専業主婦)
献身的な妻のメディア露出も、逆に“リコカツ”に見えるみたい。
4位には、佐々木希・渡部建夫妻。昨年6月の“多目的不倫”騒動以降、女優業に精を出す佐々木に対し、渡部は芸能活動を自粛したまま。
「佐々木希の忍耐だけでつながっている気がする」(62歳・専業主婦)
「定職についていない夫、素行の悪い夫を、妻はよく我慢しているなあと思う」(68歳・専業主婦)
「渡部さんは不倫発覚後、まったく仕事がなく、それに比べて佐々木さんはテレビでの仕事ぶりがとてもよく、もう一緒にいる意味がわからない」(67歳・専業主婦)
佐々木が自分の気持ちに白黒つけるのは、いつ……。
滝クリは政治家の妻に向いてない!?
奔放さが影響するのは不倫だけではないようで、東尾理子・石田純一夫妻は5位となった。
「石田純一が破天荒すぎるから、妻に愛想をつかされそう」(42歳・専業主婦)
「最近の石田純一は、行動、発言が危険」(59歳・会社員)
なんて言われるのは、石田のコロナ禍での言動。
「石田さんは、昨年4月に新型コロナウイルスに感染して入院しました。その後も、仕事を理由に長距離移動やゴルフ、宴会を繰り返していることが何度も発覚して、批判を浴びています」(前出・スポーツ紙記者)
一方、“不祥事”はゼロなのに、なぜか6位になったのが石原さとみと一般男性の夫婦。
「人気女優さんと一般男性の夫婦は、すれ違いや浮気問題などで離婚につながるケースが多いと感じるから」(36歳・専業主婦)
「石原さとみは人気があるし忙しいので、夫婦の時間をとることができないと思う」(67歳・専業主婦)
と、映画やドラマ、CMに次々出演する人気女優ならではの理由が挙がった。
“すれ違い”を心配されるのは一般男性だけではなく、7位にランクインしたのが滝川クリステルと小泉進次郎環境相夫妻。
「ふたりともわが道を進んでいるので、将来もわが道を進みそう」(39歳・会社員)
価値観の違いがいずれ生まれそうという声がチラホラ。
「滝川クリステルは、自分が前に出たり、話題の中心になりたがるタイプに見えるので、節度ある振る舞いを暗に求められる政治家の妻であることに、いつか我慢できなくなりそうだから」(40歳・専業主婦)
「滝川クリステルが、旦那の仕事による制約の多さに嫌気がさして、自分はもっと自由にやりたいから別れそう」(44歳・公務員)
お次は、6月に再婚を発表したばかりの山寺宏一と、31歳下のタレント・岡田ロビン翔子のふたり。新婚ホヤホヤでも8位となってしまったのには、山寺の過去2回の離婚歴が影響している。
「結婚に向いてなさそうな方だから」(42歳・会社員)
「共同生活に向かない人なのかなと思った」(57歳・公務員)
という声が上がる結果に。“2度あることは3度ある”にならないことを祈るばかり……。
続いて、9位の狩野英孝と一般女性の夫婦も6月に結婚したばかり。しかし、主婦の声は手厳しい。
「女癖やスキャンダル癖はなおらないと思う」(47歳・専業主婦)
「狩野が浮気しそう。女に対してだらしなさそうだと思う」(56歳・主婦)
過去に幾度となく報道されてきた女性問題が危惧されてランクイン。
次に離婚しそうな芸能人3組
10位となったのは、宮沢りえと森田剛夫妻。
「双方幼いときから芸能界しか知らないから」(34歳・会社員)
「何となく合わなそうな感じがする」(47歳・自営業)
「続きそうなイメージがない」(47歳・専業主婦)
と、それぞれが長年の芸能生活で培ってきた価値観の相違が心配されている様子。
主婦1000人の予想は、スキャンダルが報じられた人や、結婚したばかりの人までランクインする結果となったが、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、芸能人の離婚についてこう語る。
「最近立て続けに離婚発表があって改めて思ったのが、“別居報道が出たら、やっぱり離婚する”ということです。別居を冷却期間と見る向きもありますが、そもそも一緒にいるのが嫌で別居するのでしょうから、元に戻るのはなかなか難しいと思う。篠原涼子さんや前田敦子さんもそうだったのではないでしょうか」
では、次に離婚しそうな芸能人は……?
「本人は否定していましたが、小林麻耶さんは先月、離婚協議に入ったという報道が出て、離婚は秒読みと言われています。同じく離婚協議に入ったことを発表した熊田曜子さんは、間違いなく離婚するでしょう。ただ、夫の暴力や妻の不倫疑惑などが争点となって、裁判までもつれ込む可能性があり、泥沼化すれば時間がかかるでしょうね」
そして、芸能レポーターの川内天子さんが不安視するのは、長谷川京子とポルノグラフィティの新藤晴一の夫婦。今回はランクインしなかったけど、前回は10位だった……。
「最近、長谷川さんのインスタグラムに妙にエロチックな写真がよくアップされているんです。YouTubeでもセクシーな格好で料理をしたり、ランジェリーのブランドを立ち上げたり、やたらと“女性”をアピールする様子が目立ちます。
'15年にあった新藤さんの不倫報道後、乗り切ったように見えましたが、長谷川さんが活躍の場を広げていく様子を見ていると、離婚後の生活のために新たな道を歩んでいるようにも思えますね」
仕事の順調さは、離婚の前兆といった見方も一理ある!?
実際に2組が離婚した前回のように、今回も現実となるのか、それとも─。
※インターネットリサーチにて、'21年8月12日~14日に調査実施
調査対象者:全国30~69歳の既婚女性1000人