9月1日、婚約延期となっていた秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが「年内に結婚される見通し」と報じられた。しかし、「最悪のタイミングですよ……」とうつむくのは、ある宮内庁関係者。
紀子さまの誕生日回答に変化が
「宮内庁では、少なくとも9月11日の紀子さまの誕生日までは、眞子さまの結婚問題に関連する発表を行うつもりはなかったのです。
紀子さまはお誕生日当日、宮内記者会から事前に提出された質問に文書で回答されるわけですが、当然、今年も眞子さまの結婚問題についての質問が盛り込まれています。
ひとまず無難な回答を文書で公表した後の9月中旬ごろ、“眞子さまは年内に皇室を離れてNYに発ち、小室さんと生活をともにされる”といった発表をするというシナリオだったそうです」
しかし、今回の報道でそのシナリオは完全に崩れてしまったのだ。
「質問には、昨年11月に公表された眞子さまの強いお気持ち、今年4月に小室さんが金銭問トラブルの経緯についての文書を公表したことを踏まえたご感想と、結婚の見通しが問われています。
文書回答では“今後の見通しはまだ話せないが、娘の意思を尊重して静かに見守りたい”といった回答になると思われましたが、年内の結婚と関連儀式を行わないという報道が出たことで、質問内容が変更になる可能性があります。
当主である秋篠宮さまがお答えになるべき質問ではありますが、この状況下ということもあり、妃殿下に対しても“なぜ戦後初となる、儀式を行わない結婚をお認めになったのか”とか“金銭トラブルが解決していないのに結婚を許された理由”など、突っ込んだ質問が寄せられるかもしれません。妃殿下はそれらの回答に苦慮されることでしょう」(前出・宮内庁関係者)
眞子さまにとっても予想より早い動きとなったはずだが、ほとんど計画どおりに事は進んでいると指摘する声もある。
「小室家の金銭トラブルが発覚後、秋篠宮ご夫妻は小室さん母子に“問題を解決させ、国民にきちんと説明してほしい”と要望されていましたが、一向に対応しない母子に不信感を募られていきました。
問題を放置したまま小室さんがアメリカ留学に発ち、超遠距離恋愛となったことで、秋篠宮ご夫妻は“自然消滅”を期待されていたといいます。
しかし、小室さんとの結婚を反対するご両親とは裏腹に、眞子さまが抱く結婚への想いは日に日に強くなっているようにお見受けしました……」(秋篠宮家関係者)
「自由な生活を送りたい」
金銭トラブル発覚で小室家に対する世間からのイメージは悪化し続け、ご自身だけでなく次代の天皇家となる秋篠宮家への批判もかなり強い。
しかも、アメリカにいる小室さんとは3年以上会えておらず、気持ちが離れてしまっても仕方ない状況。そんな中で眞子さまは、なぜ彼との結婚にそこまでこだわっておられるのだろうか。
「小室さんと破談すれば“もう結婚はできない”とお考えになっているのだと思います。以前よりも自由度が高まったとはいえ、皇族の結婚というのはまだまだハードルが高い。結婚相手の人柄や仕事内容、家柄や友人関係、過去に何か問題を起こしていないかなど、社会的にある程度の評価を得られている方でなければ、国民からの納得や祝福は得られないのが現実です。
仮に小室さんとお別れして新たな交際相手が見つかったとしても、お相手には相当なプレッシャーがかかります。小室さんのように過去のトラブルを洗いざらい報じられる不安も抱くはず。その状況で眞子さまの結婚相手として名乗りをあげることがいかに難しいか、眞子さま自身も痛いほどおわかりなのだと思います」(皇室ジャーナリスト)
結婚するハードルの高さに加え、眞子さまが小室さんとの結婚を強行する本当の狙いは“結婚以外”にあるのだと、前出の秋篠宮家関係者は話す。
「今回の結婚問題でも浮き彫りになりましたが、眞子さまは“早く窮屈な皇室を出たい”とお考えのようです。外出時は必ずSPが同伴し、海外に行くにも宮内庁を通じて外務省に申請し、訪問国にも調整や便宜をはかってもらうなど、旅行も簡単ではありません。
今回のように結婚するにも“国民からの祝福”が必要になったり、常にマスコミから注目される日々はストレスもたまります。当初はご両親と同じく、自由恋愛の末に小室さんと恋に落ち、愛する男性との結婚を夢見る女性だったと思いますが、今では“早く皇室を出て、自由な生活を送りたい”というお気持ちの方が強いのだと思います」
意地でも結婚して皇室を離れたい――。小室さんとの強行婚は、眞子さまのそんな本音が聞こえてくるようである。