法廷劇『検察側の証人』の取材会で笑顔を見せた小瀧望(ジャニーズWEST)撮影/山田智絵

「(演出家の言うことを小瀧が)率先してやってくれる、素晴らしい座長だと思います。すみません。初めて座長と言いました(テレ笑)」

 舞台『検察側の証人』の取材会で共演するジャニーズWESTの小瀧望について語った成河。読売演劇大賞の優秀男優賞と杉村春子賞を受賞した昨年の主演舞台『エレファント・マン』以来、約1年ぶりの作品に挑戦する小瀧。レポーターから前作で賞をもらったことで自信がついたのでは? と聞かれると、

「いや、ぜんぜん。(個人ではなく)みなさんといただいた賞なので。(『エレファント・マン』を経て)自分で成長を感じることはないですね。とくに“成長”という意識は持たず、常に貪欲に高みを目指していく。ということがいま僕にできることだと思います」

最近ついた“かわいい嘘”

 コロナ禍での舞台。ギリギリまでマスクをつけて稽古を続け、数日前に初めてマスクを取った小瀧を見たという瀬奈じゅんは、「本当にジャニーズの人だと思いました(笑)。素敵な方です」

 小瀧演じる容姿端麗な青年レナードが殺人容疑で起訴されることから始まる法廷劇。作品にちなみ、最近ついた嘘について質問されると、

「まだ見ていないメンバーのドラマを“見た、見た、見た、よかったよ”って言ったことはあります(苦笑)。いま放送中のドラマじゃないですよ! メンバーからは今朝も“初日おめでとう。大変な中でも頑張ってな”ってグループメールをもらいました」

レナード(小瀧)は、自身が殺人事件の容疑者として載っている新聞を手に愕然とする 撮影/山田智絵

9月12日まで東京・世田谷パブリックシアターにて。兵庫、大阪でも上演