「10月12日の午後、紀子さまと眞子さまと佳子さまがおそろいで、手話にまつわる映画をお住まいで鑑賞されました。
ご覧になったのは『全日本ろうあ連盟』創立70周年に際しての記念映画で、耳の不自由な女性がさまざまな壁を乗り越え、手話の素晴らしさを描いた作品です。
ただ、鑑賞する眞子さまのお顔は以前よりもほっそりされた印象を受けました。やはりご病気の影響もあるのでしょうか……」(皇室担当記者)
年明けまで渡米できない可能性
宮内庁から『複雑性PTSD』の状態にあると明かされ、精神的な不調が心配される眞子さま。一方で、お母さまから引き継がれた手話をテーマにした映画を、佳子さまとともに鑑賞されたのは、皇室にいる残り少ない時間を大切に過ごされているのかもしれない。
「10月26日に小室圭さんと入籍した後の眞子さまは、一時的に都内のマンションや、今は使用されていない宮邸に滞在される見通しです。
夫となる小室さんは、就職先であるNY州の法律事務所に“早く戻ってくるように”と急かされているそうで、入籍後はそう時間を空けずに彼1人だけでアメリカに戻る予定みたいです」(秋篠宮家関係者)
しかし、「眞子さまの渡米は周囲の想定よりも遅くなる可能性がある」と、この関係者は続ける。
「当初は入籍から1か月ほどかけて、パスポート取得やビザの申請を行ってから渡米する予定だったそうです。しかし、それらの手続きに想定よりも時間がかかる見込みで、遅ければ渡米が年明けまでずれ込む可能性が浮上しているんです。ご本人としては“入籍するまで”が大切で、渡米の時期自体はそこまでこだわっておられないのかもしれません」
“いとこ”の慶事に水を差す
ただ、眞子さまの渡米が年明けまでずれ込んだ場合、皇室へのダメージも計り知れない。
「眞子さまには、11月30日に控えている秋篠宮さまのお誕生日までに渡米して頂くことが理想的だと考えています。というのも、国内にいるうちは、報道陣もご本人の取材を引き続き行うでしょうが、おふたりが渡米された後はそれらの報道合戦も、さすがに落ち着くと思われるからです。
その後、殿下がお誕生日に際しての記者会見で眞子さまのご結婚について、総まとめになるようなコメントを述べられて一連の騒動を終えられる、という形がいちばん望ましい。
しかし、仮に眞子さまが年明けまで日本にいらっしゃった場合、殿下のお誕生日後に取材が再びヒートアップして、国民から最注目されてしまう恐れがあるのです」(宮内庁関係者)
さらに、眞子さまの“いとこ”にもご迷惑をかけてしまう可能性が高い。
「殿下のお誕生日の翌日である12月1日、愛子さまは20歳の成年をお迎えになります。成年にあたっての記者会見も行われる予定で、天皇家にとって大切な日。
ただ、眞子さまが日本におられたままで前日に殿下の会見が行われるとなれば、天皇家の長女でいらっしゃる愛子さまのご成年という慶事よりも大きくニュースで扱われ、世間の注目も秋篠宮家に移ってしまう。
同月の9日には雅子さま、23日には上皇さまのお誕生日が続き、年末年始にかけては皇室の恒例行事も立て続けに行われます。正直、そのころまでには眞子さまの“結婚余波”を沈静化しておきたいというのが、皇室側にとっての本音だと思います」(同・前)
結婚されてからも、しばらく騒動が落ち着くことはなさそうだ。